アメリカでの楽しみの一つに、「自然史博物館」がある。
日本では一般的でない部類の博物館である。 ニューヨークには、全米で最大規模の「アメリカ自然史博物館」があるので、もちろん立ち寄った。
地下鉄の81st駅と直結しており、非常に便利な場所で、あのセントラルパークにも隣接している。 1869年に創立された歴史ある博物館でその規模も非常に大きく、とても短い時間で廻れるものではない。
テーマは、「自然と人間との対話」で、コレクションの数は、3200万点、まさにアメリカの知の拠点でもある。
地階から4階まで拡がった広大な展示施設に、テーマ別に、観る者を飽きさせない工夫がなされている。
地階には、海洋に息づく生命とインディアン、1階には、北米の哺乳動物が展示されている。
2,3階には、地球と宇宙に関するもの、アフリカの哺乳動物、そして4階には、恐竜、マンモス等が詳しく説明されていた。
特に、ティラノサウルスが完全な形状で保存されているのは珍しいそうである。
慌ただしく館内を廻ったが、非常に楽しい時間であった。
また、館内の随所からセントラルパーク越しの街並みや、ビル街も見ることができた。
普段、聞きなれない動物や魚の名前なのだが、お母さんが小さい子供に教えているのを聞いて、良い勉強になった。
身近にもこのような「自然史博物館」が欲しいものである。
From Face Book: American Museum of Natural History in New York (Memories of NY in 2917)