マレーシアの国教はイスラム教であるが、国民の約10%がインド系なのでヒンズー教徒も少なくなく、よってヒンズー寺院もある。
そこでチャイナタウンにあるヒンズー寺院である「スリ・マハ・マリアマン寺院」に立ち寄った。 初めてのヒンズー寺院訪問である。 まず目を引くのが入口にそびえるゴプラム(門塔)の彫刻で、228体の神や従者の姿が刻まれているそうである。
信者ではなくとも見学は無料で写真撮影も自由だが、土足厳禁で、入り口で脱いだ靴を入口左手にある下駄箱で預かってもらう。
現在の建物は1999年に改装されているが、建立は1873年でマレーシア最大のヒンズー寺院である。 祈りを捧げに多くのインド系の人々やって来るようである。
寺院の中に入ると、様々な神様が祭られていて、色鮮やかな装飾が印象的で、中央奥には雨をつかさどる女神、マリアマンの御本尊がまつられている。
たくさんの独特な人間や動物、神様が描かれた壁画も、他では見ることのできない特徴的な雰囲気を醸し出している。 イスラム教のモスクのシンプルな空間との対比が興味深かった。
From Face Book: We visited Sri Maha Mariaman Hindu Temple in Kuala Lumpur.