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ヘラトリ トピックス (第45号)

2012-08-19 13:28:08 | 宗教と政治

ヘラトリ トピックス (第45号)

『反原発に流れる中国政府の資金』

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/63/c22af4905d4427fbb36685bfb46ddbcd.jpg

 

2012年8月15日水曜日

 去る8月12日より、幸福の科学の全国の支部・精舎で、


「『核か反核か』~清水幾太郎の霊言」
http://info.happy-science.jp/lecture

が開示された。


"清水幾太郎"という名前を聞いて、若い方は全くイメージが
沸かないかもしれないが、 
おそらく五十代から上の方で、思想方面に関心のあった方には、
特別な郷愁を持って思い出される名前だろう。


いわゆる60年安保のときには、反米運動の理論的・精神的支柱として、
左翼の安保闘争を引っ張ったにもかかわらず、


闘いに破れた後は、運動から全く離れて70年安保も素通りしていたが、
1970年代後半になって、突然、劇的な"転向"を遂げ、旧ソ連、中国を
徹底批判して、マルクス主義の批判に鋭く切り込み、


自らの半生(転向)を総括した自叙伝である


『わが人生の断片』(1975年)の他、


『戦後を疑う』(1980年)、


『日本よ国家たれ~核の選択』(1980年)


などを発表して、当時の日本人の度肝を抜いた。


(ちなみに、これら三冊は、いずれも文芸春秋社刊である。

特に、清水幾太郎の代表作の一つになった『日本よ国家たれ~核の選択』は、
同社の中で月刊「文芸春秋」と並び称された『諸君!』
(80年7月号)で発表された。


嗚呼、今や三流風俗誌並みの発刊しかできない現在の
文芸春秋とは、天と地ほどの違いだ。
清水幾太郎氏も、草葉の陰で泣いているだろう。)


当時大学生だった筆者は、"転向"後の清水氏の作品としか出会わなかったが、
随分と啓発された。 


安保闘争での敗北で、左翼の限界(問題)を嫌というほど
痛感して"転向"した氏の「心の軌跡」(i.e.上述の「霊言」)は、


現代日本の、この「空気のような左翼思想」の説得に苦労している
方々にとっては、大変参考になるところが多いだろう。


(ちなみに、同霊言は、9月に書籍として発刊される予定である。)

 


反核団体に中国政府から、国内の10倍の寄付金!



1980年という早い段階で、


「核武装という選択肢を検討せよ」


「日本は空母部隊や原子力潜水艦隊を持つべし」


「防衛費はGNPの3%は必要」


という主張を展開した慧眼(けいがん)には、驚かされるばかりだが、
今日は、氏の別の論点を採り上げたい。


 現在の日本で、これだけ中国政府(軍)のスパイ活動が跋扈(ばっこ)し、
それについては、一部の新聞で漸く(ようやく)本格的に報道されるように
なったが、それ以外にも、

「反原発運動や沖縄の米軍基地反対運動には、中国政府の工作資金が流れている」

と、関係者の間では半ば公然と語られているのに、それを真正面から
報道するマスコミが、全く存在しない。


あたかもそこには完璧なタブーが存在し、


「それについては採り上げてはならない」


と、まるで「報道協定」が存在しているが如くである。


目の前の現実だけ見ると、


「これが日本社会(マスコミ)の常態なのか」
と思わず考え込んでしまいそうになるが、
清水幾太郎氏の『日本よ国家たれ』を読むと、


「冗談じゃない。こんな状態は「常識」でも何でもなくて、
かつてはきちんと事実を指摘する、気骨のある言論人が存在したのだ」


ということが良くわかる。

 

具体的に言うと、同書の中では、


「昭和38年8月6/7日付け朝日新聞に寄稿した同氏の文章を引用する形で、


『原水協(原水爆禁止日本協議会)という全国的な反核団体の
「会計監査報告書」によれば、日本国内からの寄付金総額の約10倍の金額の
寄付が、当時の中国政府から提供されていた』という事実」


が指摘されている。

 


そうなのだ!


あの頃は、こういうことをしっかり「発表」する気骨のある言論人が存在したのだ。
これに比べると、今の日本のマスコミの「ていたらく」は何としたことか。


こんな状態だから、尖閣列島にも危機を招いているのだ。


(本稿執筆中の8/15夕、「尖閣列島に中国人が上陸した」との第一報が入ってきた。)

 

日本の心ある言論人、マスコミ人、そして、政府関係者にも問いたい。


「真実を知っているなら、勇気を持って事実を述べよ」


と。(了)

 

 

 


転載、させていただいた記事です

 


 

気はいらない!という無責任な反原発!

.http://ameblo.jp/gikkongattan/entry-11304441219.html

 



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