じいの徒然日記

内野聖陽さんにfall in loveしたじいのおバカな毎日を綴った日記

絶対に意味はある!

2016-05-27 23:54:48 | その他いろいろ

アジサイ始めました


今週に入ってジメジメしてますね~~今日はヒンヤリだったけど何とな~く蒸し暑いような 今日は終業後に緊急ミーティング。例の新人の子が休む分の穴埋め、、、案の定ワガママちゃんが自分は稼ぎたいからと勝手に人の勤務スケジュールまで口を出し始め……さすがにブチギレたのであろう一番ベテランの先輩が一喝してピシャリ 今まで言うに言えなかった周りの人たちは全員胸のすく思いだったのはいうまでもなく 見事に全員で平等に負担。しつこくブツブツ文句を言っていたので、じいも思わず「稼ぎたいのはみんな同じ。人員が増えたんだから独り占めできないでしょ」と言っちゃった はぁ~~めっちゃスッキリ気分爽快!仕事モードの時には滅多なことでは怒りを出さないじいですが←ホントよ さすがにただならぬことに気づいたのかな~~ロッカールームでやたらご機嫌取りされたような???犬かいっ

オバマさん見たいから早く帰る~~と早々に帰宅してニュースのハシゴ 難しい立場での精一杯の演説だったのではないかと。あちこち気を遣わないといけないところがあるわけだし、日米で、広島県内外で、広島市内外で、そして被爆者の中で、、、意見や期待はみんな違ってみんな一理ある。広島で共有されているものが必ずしも外には通用しないことを内にいる人は知るべきで、外にいる人は広島の内側に目を向けなければならないと思います。核兵器が絡むと物凄~~く政治的なものが絡むので戦争云々だけの話ではなくなる。でも、じい的にはオバマ演説のコレが妙に琴線に触れました。

That is why we come to Hiroshima, so that we might think of people we love, the first smile from our children in the morning, the gentle touch from a spouse over the kitchen table, the comforting embrace of a parent.

We can think of those things and know that those same precious moments took place here 71 years ago. Those who died, they are like us.

Ordinary people understand this, I think. They do not want more war. They would rather that the wonders of science be focused on improving life and not eliminating it.

When the choices made by nations, when the choices made by leaders reflect this simple wisdom, then the lesson of Hiroshima is done.

The world was forever changed here, but today the children of this city will go through their day in peace. What a precious thing that is. It is worth protecting and then extending to every child.


「父と暮せば」を観劇した時に分かったのよね~~本当の悲惨さって何なのか大人になってから理解できたんだな~って。そしてふと思い出した去年の映画。「どこの者でもかまわん、助けなあかんのや」というセリフ。同じ人間同士、それぞれに大切な家族がいて、友達がいて、同じように泣いて怒って笑って生きている。しみじみと愛おしくて抱きしめたくなる日常の営みがある。命を救い守るのは武器じゃなくて真心。95年を経て返された真心を最初に示してくれた手を繋いだ2人の子供たち。こんな未来がずっとずっと続いていってほしい、世界中の子供たちのところにこんな未来が広がっていってほしい、現実と知らなければならない過去も含めて意味のある出来事だったのではないかなぁと
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反芻

2016-05-26 23:42:12 | 内野聖陽さん
遠征明け、、、暫くは ゆっくりした時間を取って時には何も考えずにまったりと……したかったんですけどね~~今日は急きょ仕事になりました 突然のアクシデント まぁアクシデントは突然のものなのですが 3月に入ってきた2人目の新人さんが交通事故に遭いまして 命に別状はないのですが全身打撲で2週間お休み。しかも衝突事故で100%相手過失なのにブラック企業の某引っ越し会社なので保険絡みで相当揉めているとか。素直で性格も良い子なんだけどお頭の方がね~~本当に義務教育を疑う子っているんだぁと思うような子なので変なことに巻き込まれやしないかとそっちの方が心配なんだけど……とりあえず休んでいる間の穴埋めをしないといけないので来月半ばまで6連勤復活 また観劇を1つ諦めないといけないなぁ 明日みんなで勤務スケジュールの話し合いをすることになっているんだけど、またワガママちゃんがしゃしゃり出てくることは容易に予想され……自分が稼ぐために人の都合を勝手に決めるんじゃないと既にキレ気味。気が重いわ。。。

でも、今日は気持ちが晴れ晴れすることがあったのでご機嫌なじ~~ぃん 愛しの君から素敵なメッセージが公開 流がなくなってもうないかもしれないと思っていたので凄く凄く嬉しかったです。 「ホンを持つことで演じ手は自由になる ホンを持つことでお客様は自由な想像力の世界へ飛翔できる」……心に沁みました 自由になる、、、演劇だけど演劇じゃなくて、朗読だけど朗読じゃなくて……普段から舞台では演じる姿を通して行間を感じ取ることができたし言葉の雰囲気を味わうこともできていたつもりだったけど、それを覆すというよりは“そんなような、そうではないような”曖昧なところが実は自由だったりして……そんな奇妙さが心地よい素敵な時間を過ごせたなぁと思っています。そんなこんなを思い返しながら幸せを噛み締めて いつものことながら(苦笑)愛がまた1つ深まりました
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ふたりものがたり「乳房」~天上の花となった君へ~ 新潟公演

2016-05-23 23:29:23 | 観劇記
5月21日ソワレ(前楽)・22日(大千秋楽)の観劇記をまとめてっと

りゅーとぴあ初観劇!やっぱり広いですね~~850人超の座席数で3階席まで 内野さんも波瑠さんもマイクを仕込んでいましたが上まで聞こえてるのか心配になってしまう程。2階席は1階後方とも言えるような???中通路から後ろが急傾斜になっていてそこが2階席ということに・・・これまたびっくりぽん 横幅が結構ありましたね~~前楽のお席は3列目の下手寄りセンターブロックだったのですが、ちょうどターさんの座る机の真正面辺り。まぁおかげで所々視線が飛んできて←気のせいでもなんでも幸せならいいの きゅーーん となったことは自白しておきます(笑)地方のこの規模の劇場にありがち・・・舞台の天井がかなり高く使われているので抜け感があるんですよね~~そのせいか最初の方は散漫な印象でなかなか入り込めず。そしてハコが大きい分だけキャスト陣が若干間合いの取り方や振りが大きいように感じたのは気のせいかな 俳優座やアート館みたいな凝縮したギュッとした空間とはいかないですね~~でも広がりがある分バックスクリーンに映される情景だったり、舞台上に浮き上がる椅子と机だったり、あるいは一番後ろにある壁の存在感が光っていたりしたので違った味わいを感じることができて良かった部分もありました

・内野さん、少し小綺麗になられてた 某所に行かれた件と関係あるのかしらと思いつつ、でもやっぱりターさんでした
・妊娠したと嘘をついた里子に惹かれていく表情、今回のが一番優しい表情だった気がした。
・チョゴリを着て結婚写真を撮ろうと言われた時の安らぎに満ちた空気感、何だか無性に嬉しかった。
・鎌倉の散歩で初めて大銀杏の絵を確認できた(笑)
・真正面に2人が来るので本当に秋の中に一緒にいる気分。情景が浮かんできた。
・娼婦との一夜、照明の対比がハコが大きい分分かりやすくて心に響いた。
・里子の弱々しい声を聞いて田中好子の遺言を思い出してしまった。
・ひまわりの絵をかけていたところの壁が白い……里子が確実にその時に生きていたことを表す白さ。光が際立てば際立つほどこの世に存在しない悲しみが浮きだってくる。生きた証と死んでしまった証が同じであり、その白い光は大切な存在をなくしてしまった人には堪える。

カテコで台本・演出を担当された合津さんも壇上で挨拶されました。大切な人を亡くした人の気持ちが表れている作品という話があってじいもいろいろな思いが溢れて涙が止まりませんでした。素晴らしいリーディング作品に出会えたことに感謝!

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新潟~♪

2016-05-21 23:30:58 | 内野聖陽さん






やって来ましたーー新潟 実は住んでいたことがありまして・・・幼い頃に。大学に入った年の春にママンと来たこともありますが随分変わりましたね~~って何年前?!(笑)でも、朧げな記憶の中にあった懐かしい地名や場所を目にしてチコっと嬉しい気持ちに!

りゅーとぴあ遠征は初めて。内野な公演もいくつかありましたが尽く断念したので。周りに何もない 「本丸」に辿り着くまでグルグル遠回りさせる敷地?歩道??でしたが、緑に囲まれた素敵な劇場でした。能楽堂がビルの中にあったのは予想外でちと残念

観劇記は帰ってから改めて。ターさんと里子に会えるのもあと1回。じっくり心に沁み込ませてきます
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ふたりものがたり「乳房」~天上の花となった君へ~ 東京千秋楽

2016-05-20 23:56:39 | 観劇記
5月15日マチネ、東京公演千秋楽の観劇記です。

幕が上がってもう1週間経ったのか~~まだ1週間しか経っていないのか~~たかが1週間されど1週間、、、舞台は更に進化/深化していました。冒頭、内野さん演じるターさんが机に突っ伏しているところから顔を上げた瞬間にハッと息を飲みました 雰囲気が初日、そして2回目に観た時よりも遥かに違って感じたんですわ。そして波瑠さんも……登場した瞬間から波瑠さん、あるいは朝ドラのあさでもなくて夏目雅子さんなんだけどそれ以上にこの作品の中で生きている(もう天上の花になってる…か)里子そのものでした。1週間の中でこんなに違う風になるんだなぁと驚き半分喜び半分でググッと物語の中に入っていくことができました。

今回はターさんと里子の関係が浮き立ったドラマに心を掴まれました 当初感じた男のロマンティシズムはやっぱりその通りだと逐一ツッコミを入れながら聞いていたのですが、その狭間に里子の本心を垣間見たような気がするんですわ。もちろん聞き手の勝手な想像というのは承知の上なのですが……“ターさんが描く”里子はある意味一方的な視点ではあるんだけど異性の側からの気づきから見えてくる女には見えないオンナの真実というのが分かることがあって 共感できるとか自分も同じようにできるというのは別としてそういう部分ってあるよねと思えるものを里子に感じました。

……と同時にベタな疑問なんだけど里子は自分の病気に気づいていたのかなって。。。実際はどうなのかリアタイで知らないじいには分からないけれど、今回の舞台を観る限りターさんと里子の何げないやり取りだったり病室での悲しいけど愛が滲み出る絡みだったりを見聞きする中で何とも言えない間……主に里子が作るんだけど一瞬止まる表情や空気感が気になりました。もしかして勘づいている?本当のことまでたどり着かなくても何かを感じ取っている??お豆腐屋さんの件は見舞客云々に係る伏線みたいなもの以上に意図するような…と千秋楽の観劇では妙に引っかかってしまったわけですが……それでもなお、透明感が曇ることのない里子なんですよね~~ただ、終盤のところだけは違っていた。娼婦との情事を終えて病室に戻ってきたターさん。多分里子は同窓会だと言って出かけたターさんの本当の行き先を知っていたのかもしれない。病気になる前からそんなことは茶飯事だったわけだし。パジャマを着替える里子とそれを手伝うターさん、、、里子はターさんの手を掴んで自らの乳房に押し付ける。そこに里子自身のいろんないろんな思いが溢れていたんだと思うんですよね~~羨望、意地、プライド、愛情、寂しさetc. 全ての感情が綯い交ぜになった大きな里子の本心が溢れてきて涙以上の切なさと悲しみがこみ上げてきて……ちょっとだけ心に傷を刻まれたのかもしれません。

愛していると言えなかった二人、その関係の中に見える真実の空気感をヒシヒシと感じた千秋楽でした
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結局一番得をしたのは・・・

2016-05-19 23:45:31 | その他いろいろ
今日は仕事がお休み~ ということで思いっきり朝寝を楽しもうと思ったら、、、じい部屋の前にオモチャを置いてトラップを仕掛ける妹……は休みの日の定番だし可愛いので(爆!)いいのですが、ママンがスマホのメールが壊れたから携帯ショップに行こうと言い出して 前も自動受信しないというので近所の店舗に行ったんですよね~~その場では直ったんだけど家に戻ってテストメールをしたらダメで、都心の大きいところじゃないとダメよ というママンの独断と偏見で(笑)都心にある別の店舗で見てもらったらまたもや一時的に直ったんだけど翌日になったらダメで~の繰り返し。手動でメールチェックすると受信するしLINEは普通に受信するので明らかにキャリアメールが原因なのよね~~ということで再び都心の店舗へ

不幸なことに対応したのが研修生の札を付けた女性で、パソコンとかのサポートセンターでも最初に言われるような「コードが抜けてませんか?」「電源を一度落として再起動してみてください」みたいなことから始まって……もし自分のだったら「それができないからこうして来てるんでしょ」とキレてるところだったわ 冷静で心が広いママンもさすがに露骨に嫌なオーラ出してたけど(苦笑)電話で裏方?技術部門??に聞きながらの対応だった上にWi-Fiを切らないとシステム設定できないことを言わないからパスワードを入力しても拒否られるのをこっちが間違って入力しているみたいな感じで言うからイライラが募り、、、まぁ初っ端でコイツ使えねー と見限っていたので黙ってたけど

結局その場ではやっぱり直ったんだけど帰りの電車で試しにじい→ママンに送ってみたら自動受信せず。仕方ないので帰宅後にPCにバックアップを取って完全リセットをかけて全部を設定し直したら……直ったじゃーーん!!!じい、お店の人に勝った(大事なのはそこかっ?!)でも数時間後にやっぱり逆戻り、、、いや、数時間は元に戻ったんだからやっぱり自分の方が凄い!(笑)明らかに携帯キャリア側のシステムの問題だと思うのよね。週末はじいが不在なので←新潟~ 帰ったら電話をかけて今日の一件をクレームした上で技術の分かる人間に窓口対応させるように言ってからママンを連れて行くかなぁと。。。

そんなこんなで何しに行ったんだ?という1日デシタ お気に入りのイタリアンバルでランチしてデパートの中をブラブラ見てお茶して最後デパ地下って……食べてばっかりじゃん 結局一番イイ思いをしたのは妹 高価なオモチャを買ってもらった上に新しい首輪まで



ちょっとお嬢様っぽくなった 田舎の犬から街の犬になったかな じいの方が見慣れなくてよその犬みたいに見える~~
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Win Win Wien

2016-05-18 23:38:55 | その他いろいろ

おそらく大学生の時に友人から貰ったであろうMiffyの敷物。
妹に取られお下がりしました


今日も順調に 21時終わり。。。でも今週は土日休みあーんど 楽しみ過ぎる予定があるからご機嫌なじいをキープ……できているかは微妙ですが(苦笑)大嫌いな本部の女性社員からのじい宛てFAXにプチ苛があったりしてね そして秋の社内行事=芸術鑑賞+食事の内容を聞いて動揺 まさかの黄泉の国な演目(ただし帝劇ではない方)になるとはね~~同じ部署に行事担当の役員がいたのでちょっと前にコソッと教えてもらっていたのですが「取れるわけないじゃん!一般人よ、甘くみてはいけないよ」と思っていたら団体抽選に当たったとなっ 激戦に参戦しなくていいのとチケ代が浮くのでラッキー しかし、、、例年だと当たり障りのない各種ショーor劇団四季辺りが多いのに去年は蜷川演出の舞台だったし今年も……劇場の住人がいるのではないかという疑惑が沸々と ま、じい的には東宝系の何かの演目にしてくれるとありがたかったんだけど秋の行事をする時期は決まっているので仕方ないか

ただね~~人数が集まらなくて企画倒れにならないといいけど。とりあえず入ったらドドーンと赤絨毯と螺旋階段とシャンデリアだからねぇ 好みが分かれるだろう……みたいな(苦笑)同じ部署の人たちにアレコレ聞かれたんだけど話せば3時間は余裕で語れる ウィーン版や東宝版の話から演出の話から音の取り方の違い、そのうち顔の向きや表情はこう!とか一挙手一投足に注文を付けるとか確実にウザい人になるから黙っておこう。。。そうそう、行事の内容が正式に決まったら社内報で演目紹介が出るんだった!じいが書いたら何ページ必要だろうか(笑)
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祝☆東京楽

2016-05-15 23:52:34 | 内野聖陽さん
ふたりものがたり、東京公演の千秋楽を迎えました あっという間でしたね~~先週始まったと思ったらもう千秋楽なんて 初日から3日後に観た2回目ふたりものがたりも随分と熟れた舞台になっていましたが、今日は更に凄いことに……内野さんと波瑠さん、登場した瞬間からモデルとして描かれている人たちの実物そのものに見えてハッと息をのみました 相変わらずの涙涙でしたが、今日はターさんと里子、男と女の機微が見えて関係性が浮き立って見えていたように感じました。男と女それぞれの本音を醸し出していて涙以上の切なさと傷が心に刻まれたような そこら辺のアレコレを含めて観劇記は後日改めて

今日は千秋楽ということで内野さんからも挨拶がありました。最近はストプレが続いてこういうのがなかったので素のナマ声を聞けて無性に嬉しかった~ 「ありがとうございました。本日東京の千秋楽を迎えることができました。」とここまでは普通に挨拶されたのですが、その後はうっちーな拘り全開 続けて観客の皆様と言おうとしたところで一瞬「・・・」と……どうやら今回の舞台がリーディングということに引っかかったらしい???リーディングなので観るじゃなくて聴き取る云々と一人で堂々巡りするかのようにゴニョゴニョと そして「これから西の方へ、そして新潟へも行きます。リーディング、(波瑠さんに確認)そう、リーディングね」とまたもや拘り出たーー!波瑠さんにも「朗読ではなくてリーディングなので」とフォローされて?いました(笑)締めくくりに「今回は皆さん奇妙な体験をされたのではないかと」とおっしゃっていました。そうなのよね~~ホント不思議な感覚の舞台だったと思います。朗読とストプレの狭間で感覚が右往左往するというか、、、でもその奇妙さが新鮮で充実していました また1つ内野さんのおかげで素敵な時間を持つことができました。

でも、、、じいのリーディングはまだ終わってないのよ~~新潟、行きますよーー 週末の楽しみに向けて1週間乗り切るぞ
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ふたりものがたり「乳房」~天上の花となった君へ~ 2回目

2016-05-14 23:55:06 | 観劇記
5月10日ソワレの観劇記です。

初日の時は4列目のセンターブロックで観たのですが千鳥になっていないので実は結構観にくくてストレスだったり 今回のお席は2列目だけどサイドだったので横に観る感じで観にくくなるかなぁと思っていたら予想外に通路からの視界が開けて何も邪魔するものがなくてとても観やすかったです しかも上手側だったので内野さんの立ち位置&視線が飛んでくるのでターさんの言葉がダイレクトに伝わってきて、、、しかもその言葉を纏っている空気感を浴びまくって幸せな時間になりました。

舞台も初日に比べて格段に熟れていてビックリ!初日の時は張りつめた緊張感があって(その透明な感じは初日の醍醐味でこれはこれで良い!)読み違いやぎこちなさもチビッとだけどあったんですけどね~~今回は波瑠さん演じる里子の緩急が効いた移り変わりに圧巻 冒頭は天上の花となった里子、そこからターさんと出会った頃の里子、スターダムを駆け上がる里子、ターさんの隣にいるようになった里子、病気になった里子……雰囲気が目まぐるしく変わるんですよね~~熟れた二人の関係の中で見せる妻の顔だったり初々しい恋人の顔だったり新婚の満ち足りた顔だったり、、、そしてそれを見つめる内野さん演じるターさんのまなざし。あくまで「リーディング」なので演技は抑え気味なんだけど物言う目線と役の空気感が言葉に乗って伝わってきました。そうそう、初日の時に気になった冒頭の里子の登場シーン。そーっと入ってきたのは気づいたんだけど、ターさんの語りに突然「それは違うよ」と明るく答えるところがあるんですよね~~一瞬にして静から動に変わる……その“わざとらしさ”のギャップが逆に里子の本心 を見せているような気がして……物語はターさん視点で語られるのである意味一方的というか男のエゴに見えるところはあるのですが、実は里子は???と探ってしまいそうなツボになったような気がします

今回は比較的冷静に観ていたつもりだったのですが、終わってみたら案の定ダダ泣き 原作は読んでいないので分からないのですがパンフによると原作はそこまで具体的な二人の逸話は描かれていないそうで……じい、夏目雅子さんのことは“伝説エピソード”としては見聞きしていても当時のアレコレは全く知らないので、良くも悪くも真っ新な頭と心で舞台上の二人を味わうことになるんですね~~本当は違ったかもしれないけど目の前に展開される世界と二人の関係が全てという感じでフィクションの中に垣間見るリアルな人間ドラマを思う存分に堪能できました。後半、病床の里子が「遊んできてもいいんだよ」とターさんに言い、仕事を通して信頼関係のある三郎は甲斐甲斐しく世話をするターさんに「善人すぎる」と言う。それで久しぶりに女遊びをするという場面があるのですが、この場面の描写が絶妙なんですよね~~やせ細って小さくなった妻と逞しい生に満ち溢れた娼婦の対比が凄い そしてそこにターさんの思いが交錯する……ターさんもまた「生きて」いるんですよね。冷たい言い方かもしれないけど里子と違って生きている、そしてこれからも生きていく、そのエネルギーは正直なものだと思うのよね。でもそれは里子を愛しているからこそ自認できないし後悔や罪悪感が付きまとう。その相反する思いを抱えるって本当に本当に切ないものなのよね 里子が最後に言った「ありがとう」「幸せだったよ」というのは確かにターさん視点で描かれたもので一方的な願望かもしれない。だけど遺されたものが一番必要としている優しい言葉であり救いになるのではないかなぁと。。。

カテコは初日同様に波瑠さんが「今日はご来場いただきましてありがとうございました」と素に戻ったたどたどしい可愛い感じで挨拶。初日の時は片手を挙げたポーズでしたが今回は普通に……でもこういう初々しさは涙涙の人様に見せられない顔をリセットできるのでホント助かります 内野さんは相変わらず(笑)その間合いに苦笑いしながらもいつものように綺麗なお辞儀を それで、、、この日は波瑠さんが何だか照れた感じでピョンピョンと歩いていたので硬さが取れて舞台に慣れてきた?と思いきや旦那様をはじめとする加野屋の面々が観劇していたみたい……後から気づいたんだけど 客席に入った時にもしやと思ったんですけどね~~別の大事なことで頭がいっぱいだったもので(笑)
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ふたりものがたり「乳房」~天上の花となった君へ~ 初日

2016-05-09 23:28:27 | 観劇記
5月7日初日の観劇記です。注!ネタバレあり。

~あらすじ~

酒とギャンブルに明け暮れる不良中年の演出家の私は、明るく純真無垢な新人女優・里子と出会い結婚する。しかし、まもなく里子は不治の病床につく。私はその現実から逃れるように夜の街をさまよう。「飲みに行ってきて!」刻一刻と死が近づく時間の中で、里子はいつにも増して明るく振る舞う。やがて、ふたりの愛おしい日々が甦り・・・。(りゅーとぴあHPより)

休憩なしの1時間45分。当初「舞台にあるのは、ふたつの椅子・・・」ということだったので普通の 朗読劇を想像していたので少し想定外 舞台上はそこまで本格的ではないのですがちょっぴり組まれたセットあり。上手側に大きいテーブル机と椅子で内野さん演じるCMディレクターの高山憲一のエリア、下手側には黒い革張りの肘掛けソファと小さいソファーテーブルで波瑠さん演じる夏柳里子のエリアという感じで使われていました。場面によって二人が寄り添うシーンもあり、舞台中央の客席の真ん前で語り合うシーンもあり。内野さんも波瑠さんも台本を片手に本格的な振り付け等々はないのですが、本当に言葉だけの朗読劇とは違う感じでしたね~~イメージ的には台本読みの段階から立ち稽古に入りかけた感じ 以前、内野さんのトークの中で何度も何度も本読みを重ねて我慢できなくなって自然に体が動いてくるみたいなことを話していたことがあったような……そういう感じの舞台になっていました。会話も台本片手だけど普通に向き合って話していたりしていたので、その部分は実際に演技をしているところまで踏み込んで観てみたい衝動に駆られることもありましたが(苦笑)リーディングなので BGMも必要ないのでは?と思うくらい二人の言葉の力が素敵だったのですが、、、敢えて演劇に近づけていて、それでいてリーディングな部分は頑なに守られていて……その時に滲み出てくる演じ手の役の雰囲気だったり垣間見える気持ちだったり空気感だったりがBGMの一種になったり言葉を引き立たせるツールになっているように感じられて新鮮な経験になりましたね~~もちろん地の文の朗読は情景が目に浮かぶようでさすが内野さん とってもとっても素敵な時間でした

コミカルな家康が吹っ飛ぶような別人になっていた内野さん ←体型はともかくとして・笑 鬱屈した中にも優しさと寂しさが垣間見えるうらぶれた中年が確かに目の前に存在していました。里子と出会った頃の上から目線なところから胸キュン 里子の純粋さに触れる度に解きほぐされていく心とそこはかとなく醸し出すホッとした嬉しさ……罪すぎるっ!波瑠さん、当初はどうしても朝ドラのイメージで見てしまう部分があってね~~里子のモデルの実物と比較するとどうなんだろう?と思うところは無きにしも非ず 個人的には冒頭の登場シーンがもう少し存在感を消してフワッと出てきてほしかったのよね~というところがあって(ファンテのバルジャンお迎えシーンみたいなのが理想)でも高山憲一にとっての「天使」みたいな存在としては納得できたし波瑠さんで良かったと 玉木宏より良い並びよ~♪というのは思いっきり内野的嵩増しあり(笑)

内容的にはキラキラしていて切なくて優しい、とても素敵なお話でした。その素敵というのが一筋縄ではいかない“素敵”というのかな~~ある意味ロマンチックなんだけど一歩引いて女の方から言わせると男の身勝手な純情ではなかろうかと思うような……でも女の方も無意識な可愛さと残酷さを備えていてそれが絶妙なバランスで同時に伝わってくるので説得力があるというか だからこそなのかな~~何でもないちょっとしたシーンで涙涙、最後は人様には見せられない顔になってしまいまして 自分の中にあった10年前の気持ちと少し変化した今の気持ちにボールを投げられたような……いつもながら推し量ったかのようなタイミングの愛しの君の舞台には恨めしい感謝をば
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