じいの徒然日記

内野聖陽さんにfall in loveしたじいのおバカな毎日を綴った日記

ハムレット豊橋公演 前楽

2017-05-26 00:32:25 | 観劇記
5月25日ソワレ、豊橋公演前楽の観劇記です。



我慢に我慢を重ねて(笑)やっとこさ来ました〜〜最初で最後のハムレット遠征!穂の国とよはし芸術劇場はお初。内野な公演は今までにいくつかありましたが日程の関係で他地方を優先したのでなかなか行けなかったんです 想像していたよりもコンパクトな劇場でしたが、2列目から程よく段差がついていて最後列までの距離も短め?!とても観やすい客席でした。ただし建物の構造上なのかなぁ〜〜1階席は横扉から出られないので終演後は半端ない渋滞っぷりだったのがちょっとね

舞台は東京より小さめ?多分、ダブル八百屋舞台もステージサイドも旅一座と一緒に運ばれていたと思うんだけど(椅子は違ってた)若干キツキツで作られていたような感じでしょうか。その分音は凝縮して聞こえたので良い意味で演劇的で良かったと思いました。ただ冒頭のスモークは半端ない?!ステージサイドや出てくる役者陣の視界を遮っていたようでした 歩くのがちと危ないっ

今回のお席は3列目センター。ちょうど舞台の高さと同じ目線でとても観やすかったです。東京の見下ろす感じも良かったんですけどね 八百屋舞台の下手側でエセ学友たちと戯れたり、ホレイショーと深い話をする時はほぼ真正面だったので堪能しすぎて… あと、空気感が落ちるのは1、2列後ろかなぁと思ったのですがセリフに込められた言霊はビシバシ直球で伝わってくるんですよね〜〜今回のハムレットは登場人物が人間的という評をあちこちで見ましたが、それがより際立ってくるというか、言葉の空気とでも言うのかな〜〜すっごく演劇的なのに自然で、でも現代の演劇とは一線を画すものがあって……不思議なんだけどそれに触れられる嬉しさがありました

しか〜〜し 各地方公演でかなり変わってきたと聞いていたハムレットですが、こんなことになっていたとはびっくりぽん 東京でやっていたのはどうだったっけ?と思わず遠い 記憶を探しにいきそうに……まず上演時間。5分短くなるのは何故?と思っていたら始まった途端にひょえ〜〜 1.2倍速で間合いといいセリフといい早いこと早いこと セリフも少し端折られてた?完全には分かりませんが、壌さん演じるボローニアスがハムレットの狂気を説明する場面やガートルードが寝室でハムレットを叱る場面のセリフが短くなっていたような???ちょっとクドさが減っていたのは残念でしたね〜〜特にポローニアスの朗々とした喋りっぷりは好きすぎてクセになっていたので 逆に長めに取られていたのが國村さん演じるクローディアスの独白シーン辺り。一呼吸分くらいゆったりと演じているように感じました。東京では場面転換等で少し駆け足気味と思っていたのでメリハリが分かりやすくて良かったかなぁと……全体的なペース配分が変わっていたので観る側としては気持ち的に少しオロオロしてしまったところがあるので、千秋楽では「そのつもり」で見届けようと思っています

演出の方向性も少し変えてきたのかなぁ〜〜舞台はナマ物でたまたま今回がそういう仕草だったのかもしれませんが……2幕冒頭で百合の花を片付ける旅役者の女性にオフィーリアがその百合を奪い取ろうとする場面があるのですが、以前はホレイショーが制止するだけだったのが1つだけでもオフィーリアに渡してやってくれないかと頼んでいる。何かホレイショーの男度が上がったんですけど そしてガートルードがハムレットに先王とクローディアスのロケットペンダントを並べて見せられる場面。東京では先王のペンダントを胸に抱いて愛おしそうにしていたと思うんですよね〜〜でも今回はジッと見て考え込む一瞬があったのでアレレ?みたいな 終盤でクローディアスが王冠を外すのも何かあっさり感というかハムレットに襲い掛かられる前から死ぬ覚悟を決めているように見えた。。。あと、ホレイショー!最後の乱れっぷりが半端ない 回を重ねるごとに入り込むのは分かるのでそれはいいとして、ハムレットがホレイショーの頭に手を置いて去った後にずっと天を仰いで何かを探しているように見えたんですよね〜〜じい、そのおかげで更に大号泣してしまったのですが その前からホレイショーが切なすぎて切なすぎて 真実を語り継ぐべき運命の下に歴史の中を生かされる人物っていると思うのですが、まさに彼がそれなんですよね〜〜だからローマ人の如く死ぬことが許されない(あ、このセリフもなくなってた?!)そして彼がハムレットの物語を語る度にこんな風に悲しみに押しつぶされ耐えていく……何かもう悲しくなってしまって そんなホレイショーを癒すかのようなハムレットの大きな手。じいにはありがとうを言っているように見えたけど、それがホレイショーにとって少しの救いになっていればと……滂沱の涙でした。

人間的なハムレット……今回は特に女性陣を通したハムレットの悲劇を感じたように思いました。ハムレットの発する言葉がとにかく切ない。ガートルードやオフィーリアに対して酷いことを言っているけど、その言葉は全て本心であり、その逆も本心である。有名なオフィーリアへのセリフ「尼僧院へ行け」の場面、言っていること全てに愛が詰まっているのが伝わってくるんですわ。好きなのにこんな風にしか言えないハムレットの状況、心模様、性質を思うと切なくてね〜〜 しかもオフィーリアにそれが伝わっていない。狂いっぷりは東京よりも更に渡してパワーアップ 歌もめっちゃ音程外れてた 叫ばずにはいられないやるせなさ、、、女としてホント分かるのよ、自分もそういう時あるから(苦笑)劇中劇に耽るハムレットを見ているオフィーリアの表情に胸を締め付けられる感じがあって悲しくなってしまってね〜〜1幕から泣いてしまった。

どっちつかずで振り回すような物言いをするハムレットだけど、ホレイショーへのセリフは物凄く気持ち良く安心して受け止められる……そういう雰囲気が言葉の中に漂っていて ホレイショーを褒めちぎるところはまさにそう!今回も倒れっぷりは凄かったけど……そうそう、1幕冒頭の「でーーんか!」はホントやりたい放題なのね 噂に聞いていたけど(笑)首巻きの裾で顔を隠していないいないばぁ状態にするとは……面白すぎっ 話を戻して、、
ホレイショーへの言葉にだけ感じる素直さ。それが嬉しくもあり悲しくもあり……まさか1幕の褒めちぎるところでウルっと泣くとは思わなかったわ

さぁいよいよ次が最後!しっかり見届けてこようと思います。きっと別れるのが寂しくて無駄に泣いてしまいそうな予感。気をしっかり持たなくては 今回は殺陣のタイミングがズレたりしてドキドキしたので熱い安全運行でお願いします
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