フィクションのチカラ(中央大学教授・宇佐美毅のブログ)
テレビドラマ・映画・演劇など、フィクション世界への感想や、その他日々考えたことなどを掲載しています。
 



 全然期待していなかったドラマなのですが、毎回見る度に涙・涙のドラマです。この土曜日9時の時間はそれまで『ごくせん』の枠で、戯画化されたお笑い系ドラマの時間だったのですが、今クールは一転して感動ものです。 「親に捨てられた子どもが南の島で人々の愛情に触れて変わっていく」って書くと、あまりに安っぽい設定なのですが、そして、実際に安っぽいお涙頂戴ドラマでもあるのですが、それをわかっていても毎回泣いてしまうところがすごいドラマと思います。
 
 それから、音楽の効果というものもドラマ(映画や演劇も含めて)ではとても大きいですね。このドラマの主題歌はコブクロ『ここにしか咲かない花』で、この曲がかかると反射的に泣けてくるような気がするくらいです。
 ちなみにこのドラマには原作本(森口豁『子乞い』凱風社)があるので、今度取り寄せて読んでみるつもりです。
 
 



コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )


« テレビドラマ... 中央大学国文... »
 
コメント
 
 
 
Unknown (鎌倉霊園正門前太刀洗)
2012-06-10 15:15:57
瑠璃の島は、次からはTBSで「日曜劇浄瑠璃の島」として放送するそうですが、TBSの日曜劇場での瑠璃の島はリメイク版のため、納得が行かない点があります。竹野内豊さんが吉沢悠さんに、緒形拳さんが国広富之さんに、小西真奈美さんがにわみきほさんに、永井杏さんが川島海荷さんになっているためです(成海璃子さんはTBSリメイク版もそのまま続投)。もう緒形拳さんも死んでしまって意味もなくなってしまったことと、TBSで瑠璃の島を放送する場合、小西真奈美さんではきらきら研修医やステップファザーステップとかぶることや、竹野内豊さんではもう一度君にプロポーズとかぶるとかでそぐわないためです。
 
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。