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映画『プロメテウス』のここがおかしい、よくわからない(要注意:ネタバレしまくりです) (番外編)

2012-09-11 19:10:24 | 映画!
「映画『プロメテウス』のここがおかしい、よくわからない」、前回が最終回と宣言しましたが、8日に4回目を観てさらにおかしいと思った点がありましたので、今回は番外編と称して書かせていただきます。

21. 髪を染めているデヴィッドと染めてないデヴィッド
映画『プロメテウス』のここがおかしい、よくわからない(要注意:ネタバレしまくりです) (1)」でデヴィッドが髪の生え際を染め(脱色かも)ていることについて書きましたが、あのシーン、よく見るとつながっていないのです。まず髪の生え際に小さな紙のようなものを貼っている(そもそも一般人が家で髪を染める時、あんな風に紙を貼ることすら珍しい気がするのですが、あれば単に髪を染めているという状況を強調したかったのかもしれません)デヴィッドが映り、その後生え際に何もつけていない状態で『アラビアのロレンス』を観ているデヴィッドが映ります。さらにその後で生え際に紙を貼ったデヴィッドが映る、という具合です。単なる編集のミスなのかもしれませんし、あえてそうしたのかもしれませんが、鑑賞4回目にして気がつくなんて、自分がちゃんと集中してスクリーンを見ていないかという証拠ですね。この点は大いに反省しました。

22. ファイフィールドはなぜ生きていられたのか?
映画『プロメテウス』のここがおかしい、よくわからない(要注意:ネタバレしまくりです) (3)」で洞窟探検中に地質学者のファイフィールドと生物学者のミルバーンがショウ博士一行から離れたと書きました。その後二人はエイリアンに遭遇し、ミルバーンはエイリアンに寄生され、ファイフィールドはエイリアンの体液を浴び、二人とも完全にアウト、のように見受けられます。実際ミルバーンは後で遺体で発見されるのですが、ファイフィールドは顔の皮膚がただれ、まったく面影を残していない状態で船に戻ってきます。ここで浮かぶのは2つの疑問点。1. 生きているならなぜもっと早く無線で連絡しなかったのか? 2. しかもヘルメットが壊れた状態で、自然呼吸できない空気の中、どうやって生きていられたのか? 特に2については絶対に調査すべきなのに、これについてもまったくフォローなし。残念です。

23. 全自動手術台内にいたエイリアンをデヴィッドが飼っていた?
映画『プロメテウス』のここがおかしい、よくわからない(要注意:ネタバレしまくりです) (5)」で「全自動手術台内にいたエイリアンはどうやって大きくなった?」という疑問を挙げました。あの部屋には糧となるものや寄生する対象がまったくなかったはずですし、そもそも密閉されていたはずの全自動手術台からどうやって外に出たかも疑問です。で、この映画を4回観て私が考え出した仮説は「デヴィッドがエイリアンにエサを与えていたのではないか?」 彼は船内のことを熟知していたはずですから、食べ物がどこにあり、自分の身を危険にさらすことなくエイリアンにエサを与える方法もきっとわかっていたはずです。もしこの仮説が正しければ、なぜそんなことをしたのか?という疑問も浮かぶわけですが、それはきっと彼が以前に言っていた"Big things have small beginnings."の Big things を見届けるためだったに違いありません。いや、さらに大きな結末を予想していたのかも。もちろんそれは続編で明らかになると思われます。

いやー、不思議なことにこれを書いていたらまた観たくなってきました、『プロメテウス』。おかしいところ、わからないところは多くてもそれだけ魅力的な作品なのだと思います。というわけで、また観に行くことがあったら、さらにこの続きを書くかもしれませんw
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