うさぎ! 書きまつがい! 映画! 音楽! お笑い!

平凡な日常だからこそ楽しんだもの勝ち!
http://twitter.com/usako_usagiclub/

2012年に観た映画(27)

2012-07-08 07:57:28 | 映画!
12/30の日記で、2012年の目標を「劇場で映画を観る時は1本あたり1,000円以下で観る!」と発表した私。7/1から7/7までの映画料金は以下のとおりです(左端の番号は今年1年用の通し番号、作品名の次は◎、○、△、×の4段階評価)。

165 7/1 先生を流産させる会 ○ (映画サービスデーで1,000円)
166 7/1 ベルフラワー ○ (映画サービスデーで1,000円)
167 7/1 夜のとばりの物語 かなり◎に近い○ (映画サービスデーで1,000円)
168 7/3 ビッグ・ボーイズ しあわせの鳥を探して かなり◎に近い○ (シネマートポイントカードデー(?)で1,000円)
169 7/4 少年は残酷な弓を射る ○ (レディースデーで1,000円)
170 7/6 きっと ここが帰る場所 ○ (テアトルシネマグループ会員サービスデーで1,000円)
171 7/6 プレイ-獲物- ○ (テアトルシネマグループ会員サービスデーで1,000円)
172 7/7 さらば復讐の狼たちよ ○ (TOHOシネマズ シネマイレージカードポイントで0円)
173 7/7 アメイジング・スパイダーマン 3D 字幕版 ◎ (ムビチケで1,800円)
174 7/7 グスコーブドリの伝記 ○ (レイトショーで1,200円)

合計 10作品(10回) 10,000円

『アメイジング・スパイダーマン』を観たのは2回目なのですが、前回はIMAX 3D、今回は普通の3Dなので、別作品としてカウントしています。今回はひさびさにタダで1本観られたので、映画にかけたお金は平均して1回あたりジャスト1,000円。下半期第一週目としては幸先の良いスタート。この調子で今後もずっといけますように…。

さて、今回はオススメする作品は『夜のとばりの物語』と『ビッグ・ボーイズ しあわせの鳥を探して』。『夜のとばりの物語』はフランスの影絵アニメーション。6つの物語のオムニバスで、個人的にはチベットの話に納得がいかなかった(どうやら結末が原作とは違う形になっていて、それに違和感を覚えたのかもしれません)のですが、それ以外の物語にはぐいぐい引き込まれ、幻想的な映像に魅了されました。影絵なので、登場人物の顔の表情は基本的に目の動きだけ。それにもかかわらず、声優さんの素晴らしい演技で、どんなアニメよりも表情豊かな感じられました。私が観たのは2D フランス語版でしたが、フランス語の響きが映像と本当にマッチしていました。フランス語がこれほど美しい言葉だと思えた映画は初めてかも。映像の美しさだけでなく、言葉の美しさもお楽しみください。

『ビッグ・ボーイズ しあわせの鳥を探して』はバーディング(バード・ウォッチングのように鳥をただ観察するのではなく、いかに多くの鳥を観られるか競うもの)の大会「ザ・ビッグイヤー」のためにアメリカ中を飛び回る人々の姿を描いた作品。この映画を観るまではバーディングという言葉すら知らなかった私ですが、登場人物の「好き」の対象がただ違うだけで、彼らの「好き」なものに傾ける情熱はオタクそのものだと即座に理解。仕事や家族と、自分が本当にやりたいことの間で葛藤する彼らの姿に終始共感してしまいました。たった1種類の鳥を一目見るために、いろいろなことを犠牲にして遠くに旅する人々。観る人によっては「愚かなこと」だと思うかもしれませんが、犠牲が大きければ大きいほど、夢が実現した時の喜びもまた大きいもの。この作品を観て、あらためてそう思いました。アメリカの壮大で美しい自然に癒され、見たことも鳴き声を聞いたこともない鳥たちのレア映像に驚嘆すること間違いなし。ぜひ劇場でどうぞ。

*各作品の簡単なレビューはこちらでどうぞ。
この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« Woman Rush Tour 2012 (4) | トップ | きまぐれウォーキング(○○から... »
最新の画像もっと見る

映画!」カテゴリの最新記事