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ドイツのケルンに行ってみた (4)

2016-02-19 22:53:27 | ドイツ関連
早速ですが、「ドイツのケルンに行ってみた (3)」の続きを。

突然ですが、ここでケルンの公共交通機関の利用方法について説明しておきます。市内での移動はバスかU-Bahn。片道4停留所/駅までなら1.9ユーロ、それ以上だと2.8ユーロかかります。U-Bahnは日本人の感覚では路面電車のようなもので、よほど大きな駅でなければ駅舎もなく、無人。券売機すら置いていないところもあります。じゃあ、どうやって切符を買うのか? バスも同様なのですが、以下のような車内の券売機で購入します。



この券売機、残念ながらコインと電子マネーしか使えません。もちろん両替機なんてしゃれたものも車内にはありません。というわけで、ケルンでバスかU-Bahnに乗るなら小銭はたくさんキープしておきましょう。ちなみに券売機はドイツ語だけでなく、国旗のボタンを押すことで英語、トルコ語、フランス語、イタリア語の表示が可能。1回乗車できる切符だけでなく、ちょっとお得な4回券もあります(実は自分が思っていた以上にバスやU-Bahnを利用したので、4回券を買っておけば良かったと後悔しています)。切符を買ったら、次にしなければならないのが打刻。何月何日の何時何分に乗車したかを証明するため、以下のような機械に切符を入れるのです。



以下は左側が打刻されていない乗車券、右が打刻されている乗車券。赤で囲った部分に印字されているのがおわかりでしょうか?



私がイマイチだと思ったのは、車内の券売機と打刻機の場所が結構離れていること。隣同士で設置しておけばすぐに打刻できるのに・・・。でも、2台が隣同士だとその周辺だけ混雑してしまうかもしれないので、あえて場所を離しているのかもしれません。そもそもバスかU-Bahnで1回券を買った時には券売機が打刻してくれればいいのにとも思いました・・・。ちなみにいくら切符を持っていても、打刻していないものは無効とみなされ、不正乗車になってしまいます。ロビンさんの話では見つかった場合、罰金60ユーロを支払うことになりますので、切符の購入だけでなく打刻もくれぐれも忘れずに!

・・・とエラそうなことを書きましたが、実は私は3回ほど不正乗車をしてしまいました。1回めは一人で初めてバスに乗った時。車内が超混雑していて(しかもほとんどの人がコスチューム姿w)、券売機までとても移動できる状態ではなかったのです。その時の状況はまた別の機会に書くつもりです。2回めと3回めはU-Bahnの券売機が壊れていた時。ケルンではこういうことが結構あるらしいのですが、お金を払わないのは罪悪感があるので、「時すでに遅し」ではあるものの私はU-Bahnを降りた駅で切符を購入しました。

前置きが長くなりましたが、話題を元に戻します。Ehrenfeld からU-Bahnの13号線で10分ほどでロビンさんのアパートの最寄り駅 Dürener Str./Gürtelに到着。アパートまでは徒歩で5分もかからないくらい。周辺はアパートや小さなレストラン、お店が並ぶ閑静な住宅街でした。無事にアパートに到着するとロビンさんと一緒に住んでいる恋人のAさん(彼女の名前をブログに載せる許可を得ていないので「Aさん」と記述します)が温かく迎えてくれました。

時間は午後9時をとうに過ぎており、日本時間では午前1時過ぎ。ひとまず荷物を置き、ホッと一息。私はバウムクーヘン好きなロビンさんにユーハイムの「究極のバウムクーヘン」を渡しました。その後、ロビンさんが作ってくれていたハンガリーのスープ、グヤーシュをみんなでいただきました。



実はこれ、私が出発前にロビンさんにリクエストしていたもの。ロシアのボルシチと少し似ている感じでおいしかったです。ごちそうさまでした! 食事の後、お皿洗いを申し出ると、ロビンさんは「食器洗い機があるから大丈夫」とのこと。ドイツではビルトインの食器洗い機が一般的なよう。そのせいなのか、シンクの広さは日本の半分くらいでした。

ドイツに着いてからずっとメールをチェックしたかった私。ロビンさんにインターネット接続方法を尋ねると、彼はすぐにWifi接続用のパスワードが書かれている紙を持って来てくれました。リビングルームで日本から持ってきたパソコンにSE型プラグをつけ、電源オン。スマホでは無事にインターネットに接続できたのですが、なぜかパソコンからは接続できず、結局ロビンさんの仕事部屋でLAN接続することに。メールのチェック以外にForvo のエディター業務も少しだけやりました。

ケルン滞在中、私はロビンさんのアパートのリビングで寝ることになっていのたですが、ロビンさんの仕事部屋からリビングに戻るとAさんがすでに簡易ベッドと布団を用意してくれていました。ベッドは小さめでしたが、身長154cmの私が寝るには十分な大きさ。その日は疲れきっていたので、バスルームの使い方を教えてもらった後、ロビンさんとAさんにおやすみを言って、パジャマに着替えて就寝しました。

ふぅー、シリーズ4回目にしてやっと1日目が終了。続きはまた後日書かせていただきます。

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