PINOCCHIOの読了日記

2009年11月から、読んだ本の感想BLOGにします♪
素人感想の自己中な内容ですが、お許しくださいませ(笑)

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SoftBankソフトバンク新30年ビジョン

2011年02月02日 | Weblog
ソフトバンク新30年ビジョン製作委員会編『SoftBankソフトバンク新30年ビジョン』ソフトバンククリエイティブ株式会社

創業30年を迎えたソフトバンクが、次の30年間なんのために事業を行い、どのような世界を実現していくのか。
孫社長が「これまでの僕の人生の中で最も大切なスピーチ」と位置づけ、約1年をかけて多くのソフトバンク社員とともに作り上げてきたプロジェクト。

本の中で何回も出てきた理念は、「情報革命で人びとを幸せに」という合言葉。
masasonの名前でtwitterを展開しているんは有名やけど、それをすっごい有効な「人類の叡智」を集めるツールに昇華させている。

孫さんは、情報革命で300年先には人間の寿命が200歳まで延びると言う。
スティーブ・ジョブズが自分自身の細胞から肝臓をつくったと同じように、人間はパーツを変えつつ寿命をのばす。
人間の体には微弱な電流が流れており、チップを体にくっつける。そのチップと脳が電流を解して体内通信を始める(「チップエレキバン」と呼んでいる)。

そうすると、相手に触れるだけで「テレパシー」が可能になるという。
外国人との自動翻訳も可能。
300年先にはそんな世界になっている。

それを考えると30年先はごく身近。

「字幕つき翻訳めがね」を特許申請。
靴にチップを埋め込み健康管理だできる。
医療も教育も決定的にかわる。

そのときにはクラウドが人類最大の資産になるだろうと。

おもしろいなぁ・・・
可能性って無限やなぁ・・とむっちゃ「きたる良き」未来に思いをはせたよ

クラウドの可能性はたしかに今熱いし、むっちゃ興味ある


一方で、「進歩」がもたらす弊害って絶対でてくるかなぁとも思う。
そもそも携帯って存在が、「時空間」のあり方を180度変えた。
人間のアイデンティティを変えた。

携帯が普及する前のほうが、心の豊かさはあったんじゃないだろうか。
ネット社会が犯罪の温床になっているんも事実じゃないだろうか。

人類は「技術至上主義」を(特にアメリカを先頭に)崇拝するけども、その表裏一体に進行する「倫理」のあり方も真剣に考慮しながら進んでいかんといかんと思う。
情報革命によって紙がなくなる世界。
テレパシーですべてが通じる世界。
200歳まで寿命が延びた世界・・・。

果たしてそこには真の幸福が待っているんやろうか。



情報革命を推進する企業としては、このおこりうる弊害をクリアして、もしくはこれまで起こしてきた問題に真摯に向き合い目をそらさずに解決しながら、法整備にも絡みながら、先に進んでいって欲しいなと思うのです
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P&G式 伝える技術 徹底する力

2011年01月27日 | Weblog
高田誠『P&G式 伝える技術 徹底する力』朝日新書、2010

新聞に紹介されとったんと、PG勤務の知り合いが多いことから久しぶりにビジネス書を購入しました

結構ビジネス書って、あんま当たったことないんやけど、これはよかったわ~
自分の仕事に直接ではなくっても間接的に使えそうなスキル、根源的な考え方とか、いっぱいありました

・メッセージトライアングル→最終的に伝えたいことを中心に、その補足・裏づけとなるメッセージを3つずつ書き出す
(3つであること重要)
・「目的」にこだわる→議論がかみ合わないときこそ目的に立ち返る
・イシューシートで焦点を絞る
・「企業理念」ではなく、「企業目的」であるべき・・・理念とは考えであり信じること。目的はそれを明確にすることで社員が具体的に何をやるべきか考えることができる
・グローバルカンパニーとしての強み=他地域・他セクションでの点の成功を面の成功に→他の成功事例を活かす・これを共有するシステムがある
・Learnings(学び)を意識する
・協力関係が必要なプロジェクトに社内に「あっち」「こっち」はない(こっちはちゃんとやっているのにあっちがしない等)
・オープンイノベーションを積極採用する「コネクト&ディベロップ」
・ビジネスはシグモイドカーブ(S字曲線)である


などなど・・

さすが社内語が英語だけあって、カタカナが飛び交うんやけど、実態を伴う内容で、ほんま勉強になりました

ちょっと、会社でもカタカナ語を使ってみてかっこつけてみよかな(笑)

「あっちこっちシンドローム」は、実際日常でもすごい耳にする光景。同じ会社やのにネ・・

技術の蓄積・共有、オープンイノベーションという柔軟な発想、人件費を削ることは経営に適わないことなど、なにせ共感でいっぱいの1冊だったのでした
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忘れられた日本人

2011年01月24日 | Weblog
宮本常一『忘れられた日本人』岩波書店、1984

著者が日本全国をくまなく歩き、各地の民間伝承を克明に調査したエッセイに近い民俗記録書。
自らの足で歩き、主に各地の老人の話しをとことん昼夜問わず聞く。

最初読み出したときから釘付けになって、一気に読み干してしまった

まるで昔話しを聞いてるみたいで、宮本ワールドに引き込まれる。

「これの爺やび爺にあたる人がのう、ひょうきんなんで、歌が上手で、田植えごろになると太鼓ひとつもって、あっちこっち田を植えているところの畦へたって、太鼓をたたいて歌をうとうたもんじゃちうて爺やが話しよりましたがのう。わしらの若い時には、そういう面白い人はあんまりおらだったが、それでも歌の上手な人はあって田の畦で歌をうとうてもらう。するとわしらもそれにあわせてうたう、歌にあわせると手も調子ついて仕事がはかどったもんでありました」(P108~109)


いろんな村のいろんな伝承をそのまま書く。

民俗学って大事やなぁ・・って、昔の姿を思い浮かべては、思う

うちの地元でも、ちょっと前まではお葬式は土葬で、樽の棺おけに三角すわりで死者を納め、白装束の集団で行列をつくっとったんやって

おもしろかったんは、「世間師」の章。
日本の村々には、意外なほどその若い時代に、奔放な旅をした経験をもったものが多いとのこと。
最後までいろんな視点から日本の民俗に焦点をあて、かつこの1冊でほぼほぼ重要なことは網羅されとんじゃないかと、永久保存版の1冊になりそうです


はっとする、心に残る文章を紹介します。

「私は長い間歩き続けてきた。そして多くの人に会い、多くのものを見てきた。(中略)その長い道程の中で考えつづけた一つは、いったい進歩とは何であろうかということであった。すべてが進歩しているのであろうか。(中略)進歩に対する迷信が、退歩しつつあるものをも進歩と誤解し、時にはそれが人間だけではなく生けとし生けるものを絶滅にさえ向わしめつつあるのではないかと思うことがある。(中略)進歩のかげに退歩しつつあるものを見定めてゆくことこそ、われわれに課されている、最も重要な課題ではないかと思う」

深イイね~
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野菊の墓

2010年12月28日 | Weblog
伊藤左千夫『野菊の墓』新潮文庫、昭和30

古典の小説は好きなので、久しぶりに読書リストにはさんでみました。

一家の嫡男である政夫と縁の従妹である民子の純愛物語。っていうか、うちの祖父母と同じふたりの名前やし(笑)

民子は政夫より2つ上で、時代的に年上の女性を嫁にもらうなぞできないなか、民子は家のお手伝いとして政夫の家に奉仕にきているが、潔白な仲でありながら互いに意識をしはじめ恋焦がれるようになる。
それに気づいた「僕」の母は政夫をはやく学校にやり家からだし、民子は他家へ嫁ぐことになる。
ただ、その別れ以降二人が会うことはなく、民子は政夫を思いながらも身持ちになり、六月でおりてしまい、そのまま跡の肥立ちが悪く亡くなってしまう。

亡骸は、離別の際に政夫が送った手紙をしかとにぎりしめ・・・

という内容で、一瞬で読みきってしまった


余儀なき結婚をしないといけない時代の小説。

感動モンでした。
純粋で繊細な心を持って書かれた小説で、たぶん何回もこの先読むだろーなーと思ってます


ついでに・・・
同じ文庫収録の短編小説『浜菊』もなかなか面白かった。

内容としては、学生時代に仲のよかった友人の家に久しぶりに遊びに行ったが、家人にも友人にも疎ましがられたのがはっきりわかり(冷遇を受けた)、最後に「とにかく学生時代の友人をいつまでも旧友と信じて、みだりに訪問するなどは警戒すべきであろう」って一文があって、これは確かに、自分もこれから気をつけようと思ったのでした(笑)

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司馬遼太郎シリーズ

2010年12月28日 | Weblog
司馬遼太郎『街道をゆく』朝日文藝文庫

司馬遼太郎に遅ればせながらはまっていました。
中古も併せて、今持っているのは
4郡上・白川街道、堺・紀州街道ほか
8熊野・古座街道、種子島みちほか
14南伊予・西土佐の道
16叡山の諸道
32阿波紀行、紀ノ川流域
39ニューヨーク散歩


です。

ちょっと前まで、営業担当で和歌山県をまわってたってんもあって、和歌山にかなり愛着を覚え、中でも古座(名前知ってる人少ないかな?)のまちがむっちゃ気に入ってさ。

古座には若衆宿が残ってるんよ。

いっつもお世話になっていた旅館の向いに互盟社(”ごうめいしゃ”って地元の人は呼んでた)って若衆宿があって、そのことに司馬遼太郎が『街道をゆく』でふれとるよって聞いて、読み始めたんがきっかけ。
いやいやさすが歴史小説家、江戸期やさらに遡る時代の登場人物にあたかも会ったかのような語り口をさせるところが、読んでて面白い(推測が多分にあっても)

一番好きやったんは、やっぱりこの古座街道を扱った8巻かな

たとえば紀州藩の影響が強かった和歌山市は徳川紀の強い社会意識があったけど、南紀のほうにはその影響は及ばず方言に敬語が発達しなかった、とか、吉宗公は租税の取立てが厳しく、平民の土地に対する愛着が薄いため今も愛郷土心が薄い、とか。

若衆組についても、夜這いの習慣とか、夜中は鍵をあけておいて(鍵をかける習慣もなかった)土間に1膳分の白米を若衆のためにおいておかないと山火事の際に自分の領地に火を向けられることもあるとか、日本の民俗学であんまり知らんかったことがいっぱいでへーへーやった。

ただし、シリーズ全部読破しようと思ってたけど、19中国・江南の道で挫折中です。
本が本を呼ぶということで宮本常一『忘れられた日本人』に移行してて(笑)こっちもまた感想書きたいと思います

なんせ、司馬遼太郎氏は、すごい知識やなー・・と、毎巻新鮮な知識に出会ってよかったです。

旅行好きの人には、好きな土地の巻を買うことをぜひお勧めします


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『怒りの方法』

2009年12月25日 | Weblog
辛淑玉『怒りの方法』岩波新書、2004

なんかの広告で、この本の紹介(「売れてます」とかそんなかんじの)があって、買ってみた。
動機は、会社の人でどうも怒りをちょいちょい爆発させてしまう人がおって、その理由を知りたかったから(そして対処法)。

しかし・・・岩波が出した本とは思えない、主観にまみれた本で、正直ちゃんと読みすらしなかったわ
ちょっと中身をぱらぱら見るだけでわかることやのに、岩波を信用しすぎた


そもそも、著者自身が怒り症の人で、怒りを肯定するスタンスで入っている。
ワイドショーとか、引用がさだかでない過去のネタ的事件とか、石原都知事との戦いとか・・

一節に、怒りをぶつけられたらどうすればいいかを書いてるんやけど、
またそれが苦笑いです
○危機的な場合は逃げること
   ①その場から逃げる
   ②大声で一言いう
   ③連続して同じ言葉をいう 「やめなさい!」「やめなさい!」「やめなさい!」という具合に
(一部抜粋)

ときたもんだーーー

というわけで、お勧めではないですので。
パラ読みしたので、十分です。

怒りの方法に怒りを感じる次第なのでした



やっぱり、本はちゃんと中身を斜読して、合う本だけえりすぐってかわないかんなぁ
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東大生のノートは美しかった

2009年11月24日 | Weblog
太田あや『東大生の合格ノートはどうして美しいのか?』文藝春秋

第一弾『東大合格生のノートは必ず美しい』の第2弾本。
いやはや本を開けた瞬間から美しかった

頭がいい人って、整理上手なんやろうねぇ。頭ん中も、外も。
法則は以下7つらしいです。
①とにかく文頭はそろえる
②写す必要がなければコピー
③大胆に余白をとる
④インデックスを活用
⑤ノートは区切りが肝心
⑥オリジナルのフォーマットを持つ
⑦当然丁寧に書いている

・・・あ、先頭の文字なぞっらた「とうだいノオト」だ(笑)
そして、ノートは4種類を使い分ける。

①授業ノート
②問題演習ノート
③暗記・計算ノート
④まとめノート

今、教育業界で仕事しとって生徒のノートを見る機会もあるんやけど、やっぱりかしこいなぁって子はきちんとまとめができとるかなぁ。
よく言うんやけど、模試とか小テストとかの「答案」は見てもらうための提出物。採点者にちゃんと自分はこう考えて答えを導きました(もしくはここまで考えたけど最後は頓挫しました)ってのをアピールしなさいって。

自分なりに、ルールを作って見やすく、丁寧に。

私が受験生だったころをちょっと思い出しながら読んだんやけど、誰もが通ってきた道、今でも活用できるノート術、結構楽しんで読めた1冊でした



ところで、

これはマイ地図帳の裏表紙。
地図好きで、文系にも関わらず地理を選択したんやけど、愛用の地図帳には中身はもちろん、表・裏両表紙にこんな風に落書き(いや、まとめノート)を書いて満足してました

こんなんって、性格にもよるよね(笑)

ちなみに、東大生と京大生のノートの違いは入試のスタイルの違いに結構あてはまるっていうくだりも、おもしろかったよん


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新書のタイトルに踊らされるな編

2009年11月19日 | Weblog
1年ぶりくらいに、自分のBLOG見てみました(爆)
見ることすら、この体たらく

ということで(どういうこと??)、ちょっと趣向を変えて、このBLOG、自分の読書感想文を載せるBLOGに趣旨替えします(宣言)

なぜというならば、私、むっちゃくちゃ本読むんよねぇ。
で、読んだ履歴を一切残してないわけ。
もったいないなぁとふと気づいて、どうせなら履歴だけでなくって感想文的なもんものせちゃえと
思ったわけ


今までも、よっけ読書感想文載せとるしね
でも、今までは推薦図書ということで、良かった本だけ書いとったけど、これからは全っ部書くので、批判めいたモンも、あしからず・・・・
そして、ほんま私見満載なんで、ざっと目を通しただけの乱読・斜読も多いのでこれもあしからず。



本日は。
浅野ヨシオ『たった1通で人を動かすメールの仕掛け』青春出版社、2009

いやはややはり、新書ということで見事に本の書名で手にとってしまった1冊(実際には会社の貸し出し本)。一言でいうと、「いやいや使えません」です。
この本のキラーフレーズは、「28年間恋人ゼロだったのが、ネットで婚活を始めて、わずか3ヶ月で結婚」だそうで、著者の浅野氏自身のこと。しかも、すぐ離婚してすぐ再婚したらしく。
要は(たぶん)パソコンメールを送る際には派手に、大げさに、わざとらしく相手の目に付き心に留まる文章に工夫せよとのことで、何個かテクニック的なんをつらつら書いてた。正直、仕事メールでも使えますってのことやったけど、仕事メールでタイトル『本日の会議が明日の会社を決める!詳細をお送りします』的な、活力を感じさせるものにしましょうとのことやけど、こんなタイトルで会議詳細きたら、完全に遊んでるとしか思えんよ・・

お誘いを断るときにも、こういう風に、とか、これで感激しない女性はいない!とか・・・私なら、例文のメールきたらまじで返信しません(笑)ちょっぴり(いやかなり)めんどくさい
最後に署名的に自分の顔写真(小さいサイズ)を添付すると効果的って書いてたけど、自分の顔写真載せられたら、友だち以外やったら、引いてまうわ

書いてることって、日常では当たり前の、メールだけでなくってコミュニケーションには欠かせない要素ばっかりやのに(しかもそれを大げさにあげつくろってる)、さも新発見のようにわざわざ新書にまとめるとは、同時並行で、丸山真男の『日本の思想』を読んでるんで、1行の重みが100分の1(いや1万分の1)やと感じました

読了にかかった時間通勤電車の20分


さっそく性格悪い書評でスンマセン
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推薦図書@シャープ編

2008年11月12日 | Weblog
これまた久しぶりに推薦図書を書きます

やっぱり読書っていいね。
「過去は知識なり」。
先人の知恵が凝縮されとんが本。
そして、本には思想が盛り込まれ、時には体制を批判する勢力となりうる。
思想を禁じる時代の扇動者が、読書を禁じることも歴史上にはあった。
焚書というやつやね。

思想と言論の自由が保障されとる恵まれたこの現代日本、みなさん多いに読書をしましょう!

そして、先人の知の伝達を。

町田勝彦『オンリーワンは創意である』文春新書、2008
「シャープ」って「シヤープ」じゃないんや。
すみません、余談です。

現在社長の座を後任片山氏に継いで、会長職である町田氏の著作である本書は、当然のことながら町田氏の社長としても敏腕ぶりをつづっとる内容、会社のアイデンティティを読者に印象付ける内容になっとんやけど、筆達者ぶりもすごいなーって思う著作やった。

ナンバーワンでのうてオンリーワンを目指す、現シャープの事業の核である液晶事業を核たらしめたんは町田会長であり、その「選択と集中」の決断等々、すごい読みやすくかつ仔細に踏み込んで述懐しとって、すごいシャープのことが時系列的にもよう分かった。

「花も実も根のおかげ」「A×B=ABではなく、Cとせよ」「優れた機能を効果的な方法で伝えれば、モノは確実に売れる(創意の営業)」「人は石垣(武田信玄の引用、石垣は立方体やと崩れやすいように、組織も個性ある人間が調和をなすことで強固なものになる))」・・・

けっこう身近ではっとする名言も盛りだくさんで、この人すごいなーとほどほど感心してました。

今後のシャープは液晶とともに、太陽電池も柱に据えるそうで(これはだいぶ前から報道でもあったけど)、環境をキーワードにしとるとこも企業として素敵やね。
終章に、LEDや、医工連携、食料危機といった社会貢献のことにもちょっと野心(というか使命)として触れとって、視野の広さ、その中での目の付け所が日と一段優れとる人なんやろなーって、ぼそっと思ったのでありました。

経営論としては、久しぶりにまとまった、かつ手軽ないい本に出会いました




あ、ちなみに名言つながりで、今日の新聞で思わずきりとったフレーズをご紹介します。
『芭蕉の俳諧と紀行文を編纂した「笈の小文」序文に、「夷狄を出、鳥獣を離れて、造化にしたがひ、造化にかへれとなり」という一節がある。「野蛮から脱し、鳥獣から距離を置き、自然に従い、自然に帰れ」とのいみだが、矛盾をはらんでいるようである。「自然にかえれ」と言うのに「鳥獣から離れよ」と言っているからだ。・・・(自然を)理解するには、ある種の「趣向」が必要だということだ。たとえば、平安時代の宮廷で支配的だった趣向は「みやび」だった。宮廷の人たちは自然とは何かをしっていた。逆に、田舎の人たちは自然の中にいるのに、自然を理解できなかった。』

芭蕉は、風流についての代表的な理論家だったということで。

この芭蕉の言葉は、何か気づきをもらう言葉やなぁと思って、たぶん日常のまったく別のことにもあてはまるんやろうなぁ・・
ちょっとその事例を探してみようと思ってみたのでありました


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推薦図書@暴力編

2008年04月03日 | Weblog
久しぶりに書きます、推薦図書。
上野成利『暴力』岩波書店、2006

上野先生は大学のゼミの先生で、本の購入は2年前にさかのぼるんやけど、ようやく「よし読もう」とふんぎりをつけて一気に読んだ~


まず、書評というより・・上野先生の語彙力のすごさにびっくり。
有名な学者でも、専門用語とは別にこんだけ場面に即した単語が次々とでてくるもんやと感心するばかり。しかも、難しくって読めん漢字激多い(笑)
内容の濃さに加えて、この難関漢字の多さ、恐れ入ります。

完全に理解しきっての読了ってわけではないけど、自分なりに解釈するとこの本の内容はこんな感じかな。

暴力をドイツ語でいえばGewalt、英語・フランス語でいえばviolence。Gewaltは原義に「権限・権能・資格」という意味を含み、動詞になると「管理・統括する」。その意味で、「暴力」は、原初の状態ではホッブスの有名な命題の「万人の万人に対する闘争」として発現するが、それが分水嶺にたっする時、それはGewaltとしての暴力に収斂される。その暴力とは、理性と対極にあるものではなく、むしろアウシュヴィッツで経験したように、むしろ暴力は綿密に計算された冷徹な理性をともなうということも、近代戦争におけるひとつの発見であった。反ユダヤ主義は、ミメーシスへの嫌悪であり、「自分ではないもの」を認めることが出来なかった人類の精神状態である。よって、「ヨーロッパと非ヨーロッパ」「白人と黒人」などと自己と他者を弁別する照射によって政治的なことを行うのではなく、「強靭な自己」を持つことによって、そこから発生する「不気味なもの」に対する嫌悪を吸収・柔和することが必要である。そこにヒントとなるのが、「歓待」という思想であろう。

かなり乱暴な要約やけど・・(笑)


そもそも、争いは、境界線をひくところに露見する。
ルールを策定するところ、文明が発達するところ。

人間って大変ですな

でもそういやこの前鹿児島の平川動物園でみたマントヒヒの猿社会もそうとうなもんやったな・・
なるほど、「社会」があるところに争いはあるのか!!(笑)

≒会社に争いが多くて当然やな(爆)
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couldn't sleep while dreaming

2008年03月31日 | Weblog
今朝はもうなんともいえん気持ちの悪い目覚めをした。
こんな目覚めは生涯初や


それは。
直前の夢が、どっかに出かける直前で、でも寝とる自分と混同して、出かけないかんのにものすごい眠たいん。
寝たらいかん寝たらいかんとひたすら睡魔に耐える夢を見てたんで、なんか起きても夢の延長上でさ・・あと数十分はぐっすり寝れたはずやのに、超レム睡眠状態やったわ


あー最低な朝やった(笑)

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毎日Classe。

2008年03月30日 | Weblog
3月17日にプレオープン、20日に本オープンしてからというもの、毎日御影Classeに通ってます(笑)

こんなショッピングビルが徒歩圏内にできたためしが今までなかったもんやけん、もう自分のお庭にできた極上の遊園地なみに、めいっぱい楽しんでます


本オープン以後、いかんかった日は1日あるかないか。

昨日は館内をすべて見てやろうと、たいがい全部のお店に足を踏み入れました。
服も、意外といいお店あってさぁ。
お気に入りの服屋さん発見して、Tシャツ購入。

雑貨も、見れば見るほどなんでもある
コーヒー用のフレッシュ入れでかわいいんが手ごろな値段であったけん購入しました


とにかく、毎日いきつくしても行きつくせない、この楽しさ

ますます御影から離れられんなぁ






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南九州ドライブ旅行最終日

2008年03月27日 | Weblog
さてさて、最終日。
天候は雨

しかも土砂降り。
When it rains, it pours.

今日は、同行の友達の親戚が鹿児島在住ということで、案内してもらう算段やったん。

で、まずはその現代学生の親戚の子に案内してもらい桜島フェリーに乗って桜島へ!!
なんと運賃150円。
安すぎる

で、バスで島一周ぐらいしようかなと思っとったんやけど、バスはなんと島半周のみ。
しかも、行きたかった埋没鳥居(火山灰で埋没したらしい)までいかん・・


しゃーなしで、とりあえずバスに乗って運転手さんにどこいったらいいか聞いて、アドバイスをもらっていった先は灰焼の陶芸店。
火山灰で陶器と作っとん。

土砂降りの中きた我々3人を、店の人は丁寧にもてなしてくれて、店内をぐるっと説明してくれて、お茶と漬物までいただき・・
結局なんか買わざるを得ない状況になって灰焼のお猪口を購入(苦)


なんせ、この上ない悪天候で、桜島に上陸しとんのに、すぐそこに聳え立っとるはずの山が一切見えんのじゃーーー

「見えないねー」
「見えないねー」
と繰り返し、数年前に長淵つよしがオールナイトライブを行った記念に立てた「叫びの像」を見学。



突風がひどうて、もう靴はじめ下半身びしょぬれ。




まぁなんとかそういうわけで桜島観光を終え(?)再びフェリーに乗船して本土に帰還。

そして、車で城山に登り、街と桜島を一望(心の目で)。



でおいしいおそばを親戚のおばちゃんにご馳走してもろうて、これにて鹿児島宮崎旅行の全行程は終了。




車の総走行距離はなんと450㌔。
そして運転はすべて私という、なんとも男前なドライブ旅行やったわけやけど、とにかく楽しかった


おいしい食事、素晴らしい温泉、そして雄大な自然。
南九州ばんざい



最終日が雨やったんが残念やったけど、計10万を計上した旅行はよい思い出となりました


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南九州ドライブ旅行③

2008年03月22日 | Weblog
さて、3日目。

指宿に泊まっとるからには・・・・当然。
砂蒸し風呂じゃ~

なんとも、砂に埋められるとは、いじめられとる気分じゃのぅ(笑)


血行促進、まじで満足した


で、本日はこれがメインのひとつと、もうひとつは知覧観光。

その前に、坊岬に立ち寄って、かつおラーメンをいただいた(これがまた美味!)


知覧は、太平洋戦争末期、神風といわれる特攻隊が多く飛び立った飛行場。
特攻資料館に立ち寄って、資料を見、語り部の話を聞き。

坊岬の近くに、「火の神公園」があって、ここは戦艦大和が沈没した地点を見渡せる場所やったん。


一気に、頭の中に戦時中に思いをめぐらすことになって。

大和がこの眼前で沈没したんか・・、17、8の若い命が特攻隊となって散っていったんか・・と思ったら、ほんまに重く、いろいろ考えた。

資料館には、若き特攻隊員たちの、家族へ宛てた手紙とか遺品が展示されとって、その遺書とか絶筆とかをみとったら時間がなんぼあっても足りんかったわぁ。

明日散り行くその運命を知りながら、達観したそのまなざしは、今の時代をどう思うやろうか・・。

「母様、私は明日、笑って征きます」「これが最初で最後の親孝行です」等々の絶筆は、その心中想像を絶する。



というわけで、歴史の重さをここで学んで、近くの知覧武家屋敷群を見学。

そして、再び鹿児島市内のホテルへと向かってハンドルをにぎったのでした
(日記書いとっても、戦争のことを考えて気が重くなるわ・笑)。



広島・長崎・沖縄。
そして、知覧、ここにもわすれてはならない戦争の大きな爪あとが残っていたのでありました


また、鹿児島による機会があったら、この資料館をもう一回、ちゃんと見学しよう。



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南九州ドライブ旅行②

2008年03月21日 | Weblog
さて、泊まった宿は「霧島山上ホテル」。
お勧めです

もう、お出迎えからなにからなにまでむっちゃホットはおもてなしでさ
んでもって夕食も美味しい(郷土料理が嬉しいね♪)し、なんたって温泉が最高

写真は翌朝ホテルから眺望した桜島です

うっすらと標高1100mの頂が見えました


で、霧島神宮参拝して、霧島温泉街をぶらぶらして温泉卵を食べたりして霧島を満喫。


その後、また次の目的地へ向かって出発したん


向かった先は、指宿。
そう、鹿児島の南端の温泉街。

霧島からまずは山道を鹿児島市内に向けてアクセル満開。

途中、またこれが偶然にもむっちゃよいスポットがあってさ。
「熊襲の洞窟」。
これは語ると長いんやけど、ぜひ鹿児島旅行をする際は寄ってみてください。
恐怖ありスリル満点感動ありの洞窟(どないやねん)

まじで、隠れお勧めスポットです。
できれば白昼に行きたい。
そして一人は怖い

あとは近くの「犬飼の滝」もよかったなぁ。



で鹿児島市内までずーっと下道で下って、桜島を左手に見ながらさらに南下し、ラサール高校の前を通過して、途中寄った先は「平川動物園」。
ここがまたつぼやったんよ
まず入園料200円!!!!
広大な敷地、桜島も背景に聳え立つ絶好の立地。
そしてなんてパフォーマンスに優れた動物たちなんだぁっ

マントヒヒの猿社会はまじで笑わせてくれたね

キリンも象もコアラもクマもいっぱい動物達が広い敷地内を存分に遊んでました

こんな動物園が近くにあったら、休日のたんびにいくわぁ。。



で、平川動物園を出た後、またもや寄り道癖でふらりと通ってみたんが「指宿ドライブウェイ」。
ここが、210円の有料道路やったんやけど、またまたヒットでさ!!

車は少ないわ、景色はいいわ。

途中に「千貫平国立公園」なるところがあって、友人の反対を押し切って「絶対景色ええって」と階段を登って出た先が、これまたもう絶景ポイントやったん

標高550mの公園からは、180度パノラマで桜島と開聞岳が見えました



で、度重なる寄り道の末ようやく池田湖、開聞岳までたどり着いて。
下の写真は長崎鼻から望んだ開聞岳です(きれいやろ~)


長崎鼻も良かったよ☆


でホテルにたどり着いたんは20時半。

ご飯を食べて、倒れるように眠りに着きました
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