うさぎくん

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オペラ「カルメン」について

2017年05月14日 | 音楽

オペラ「カルメン」は36歳の若さで夭折したジョルジュ・ビゼーが残した代表作で、オペラなんか見ない人でも名前は知っているだろうし、序曲やアリア(闘牛士の歌など)も、聞いたことのないという人はまずいないと思う。他方、同じく30代の若さで夭折したモーツァルトやシューベルトに比べ、寡作であったために、作曲家ビゼーの名前は作品ほどには知られていない。オペラ通みたいな人がどのように評価しているのか、わからないが、演じる側から見ると、名前が売れているのでお客を呼びやすい。実際、大衆芸術たるオペラとして見ると、ノリのいいラテン系のリズムや、美しい旋律がてんこ盛りで、聞いているとこれは人気が出るはずだわい、と思う。

色恋沙汰、刃傷沙汰もので、ストーリーの矛盾なんかはノリですっ飛ばすという、ラテン的に豪快な物語展開だが、それにしても主人公のドン・ホセの性格設定は、もう少し何とかならなかったのか、といつも思う。女に言い寄られるとすぐのぼせるし、やたらと喧嘩っ早くて、すぐ刀を抜いたり鉄砲で撃ったり、挙句にふられた女にストーカー行為をして再縁を迫り、相手を殺してしまう。ここまでくると、感情移入しにくいではないですか。。

恋敵のエスカミーリョは無制限に?イケメンで、劇中では最後までいい思いしかしていない(恋人を殺されてしまうのだから、そのあとどうなったかは知らないが)。少しぐらい弱点があってもよかったのではないか。例えば暗所恐怖症、閉所恐怖症で、閉じ込められて「暗いよ~狭いよ~こわいよ~」と言わせるとか。などと書いているうちに、だんだんこの二人が諸星あたると面堂終太郎に思えてきた。そうするとカルメンはラムちゃんでミカエラはしのぶか・・。まずいな、ほぼはまっているではないか。。スニガはチェリー・・。

CDは昔はよく聞いていたこともあったが、最近はめったに聞かない。全曲盤で持っているのはカラスが歌った写真のものだが、このほかショルティが指揮、トロヤノスがカルメンを歌った録音の、ハイライト盤を持っている。このショルティ盤は、以前プロの声楽家の方がラジオで、全体に癖のない、オーソドックスな演奏として、勉強のために聞くのに良い、と言っていたことを思い出す。カラスは非常に個性的で聞かせるが、勉強向きでもないようだ。ショルティのの全曲盤は中古で狙っているのだが、なかなか出てこない。

 

 

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