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学生相談室に行きなさい(3)

2013-08-18 07:00:00 | 動機づけ面接

(学生相談室に行きなさい(2)の続きです)

雑談をしに行くようにはなりましたが、でも、やっぱり相変わらず、

私には友だちも彼氏もできませんでした。

学生相談室は言われた約束はできるだけ守り、通いました。

そうこうしているうちに4年がたち、卒業。

卒業してからは仕事を覚えるのに必死で、

昼夜問わず休みなしで働いていたせいか、

相変わらず友だちも彼氏もできず、

生きている意味さえもう見失ってしまっていました。

でも相談室の人とは卒業後も手紙などでやりとりをしていました。

そして、そんな私にようやく彼氏ができました。

人生で初めて、20代半ばを過ぎてようやく。

でも何からどう話していいか分からなかったし、

家族とごく少数の人としか付き合いのなかった私は、

まったくの他人とどう関わっていいのか、混乱と不安の連続でした。

今もそうです。

それでも3年も一緒にいることができました。

ようやく3年近く経って、大学時代のことを彼氏に話しました。

その話をした時、それはちょうど大学の同級生の結婚式に呼ばれた後で、

ちょっと落ち込んでいたからでした。

同級生といっても付き合いもなかったのですが、

仕事が同じだから結婚式に呼ばれたのだと思いました。

その席では、同級生の学生時代の部活動の先輩後輩がたくさん来ていたり、

同級生夫妻の友人がたくさん来ていたりして、

それを見てうらやましくもあり、何だか劣等感を感じてしまい、

「もし私が結婚できたとして、呼べる友だちなんて一人もいない」

そう思ってしまいました。

それでなぜか急に相談室の先生のことを彼に話したくなって、

その時のこと、今でもその先生とはやりとりが続いていること、

でも「私の結婚式に呼べるような友だちを私は持っていないから空しい」

と思うことなどを話しました。

そうしたら彼がこう言いました。

 

(次回に続く)

 


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