Sakana no Sanaka

沖縄本島ビーチダイバーの一考察

cast off #2(甲殻類脱皮殻)

2016-09-23 19:18:38 | エビ・カニ類

秋分の日も過ぎ、世間は秋彼岸の真っ最中ですね。

暑さ寒さも彼岸まで…

なんて言葉通り、ここ何日かでかなり秋っぽさを感じるようになってますやんばるです。

特に朝晩に…。

まあ、日中は相変わらず真夏日ですけど。

そして17号が…。

またうねりだしそうです。

風は北東。晴れ。

■■

で、前回の続き…

甲殻類にとって脱皮は不可欠。

脱皮が行われなければ、成長も行われないわけですから。

画像では判りにくいですが、10cm位のサイズ。

このてのエビの成体は、30cmに達するそうですから、それまでにあと何度脱皮するのでしょうか。

あるいは、ここまでに何度脱皮してきたのかな。

とか、脱皮殻を見ると思ってしまいます。

つまり、脱皮殻にドラマあり…って感じ。

それも、脱皮殻を撮らずにいられない理由かな。

例えば…

これなんか、せっかく集めたものをすべて捨てて脱ぎ去る。

脱いだ後にもう一度利用しようとは思わないのですね。

引っ越しのときに荷物を全て処分してしまうような感じかな。

宵越しの金は持たないぜ…みたいな…。

この子の場合はどうでしょう。

もう一度貝殻を着たのでしょうか。

それとも脱皮後に成長して、別のに着替えたのかな。

そういうときって、あらかじめ新しいのを用意してから脱皮するのでしょうか。

あとこの画像はかなりのお気に入りで、その理由は目です。

目の脱皮殻が先端まで完全に残ってるでしょう。

これは溜まらん。

このスケスケ感が…

なんかすごくセクシーじゃないですか。

と、結局そこに戻ってしまったり…。

 

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cast off #1(甲殻類脱皮殻)

2016-09-20 19:51:45 | エビ・カニ類

台風16号はまだ各地で猛威をふるっているようですが、沖縄島に関しては海を揺さぶっただけで過ぎていきました。

というわけで、本日もまだうねりありな感じです。

しかし逆に言うなら、そのうねりがなければ16号の存在を感じられなかったわけで…。

本当に今年の沖縄島は、何かに守られているのか…とか思えてきたり…。

風は北。晴れ一時弱雨。

■■

人にはいろいろな嗜好がありますよね。

法的や倫理的に完全にアウトな嗜好もあれば、ささやかなというか些末なこだわり的嗜好もあるでしょう。

あるいは、今まで気づかなかった自分の嗜好に、ある日気づいて戸惑ってしまったり…ということもあるかも。

何の話かというと……

最近画像を整理していてふと気づいたのです。

『甲殻類の脱皮殻の画像が多いな』

…と。

脱皮とは、ある種の動物において、自分の体が成長していくにつれて、その外皮がまとまって剥がれること。

水中ではこの脱ぎ捨てられた殻によく出会いますよね。

エビ・カニ・ヤドカリなどの甲殻類は、成長につれて脱皮を繰り返します。

彼らはクチクラの外骨格を持ち、脱皮の際にはそれを全て脱ぎ捨てるわけです。

因みにクチクラはラテン語。英語ではキューティクル。哺乳類の毛の表面にあるあのキューティクルです。

脱ぎ捨てられた殻は、もちろん元の甲殻類の外形全てがそのままですが、それだけではなく、その内側には気管などの内部構造まで脱皮しているのだそう。

さて…

で僕が脱皮殻を少なからず撮ってしまっているのは何故かと考えてみると…。

この脱皮という哺乳類が持たない生態について、科学的好奇心を強く抱いてしまっている………

訳ではなく…

なんかすごくセクシーじゃないですか、脱皮殻って。

これなんかどうです。

すごくセクシーに思えません?

こういう全てがそろったセクシーな脱皮殻に出会うと、もう撮らずにはいられません。

あと外骨格という響きもカッコいいし…。

タイトルを見ていただくとわかると思いますが、これ#2に続きます。

 

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隣星…(ホシゾラワラエビ)

2016-09-16 19:16:57 | エビ・カニ類

台風16号は順調に北上していますが、本日は嵐の前の…という感じでした。

昨日よりうねりも少し落ち着いてましたし。

16号は当初より西側にずれたコースで、東シナ海を北上していきそう。

沖縄島は暴風域に入ることはなさそうです。

まあそれでもこれから海況は……でしょうけど。

風は南東。晴れ。

〈ワラエビ科ワラエビ属ホシゾラワラエビ Chirostylus stellaris 16年7月28日 沖縄島ホーシュー〉

はさみ脚や歩脚に散在する小白点模様を星空に見立てたのが、和名の由来だとか。

学名種小名は『星のような』の意。

これも同じような由来なのでしょうか。

ずいぶん細長い夜空だなぁ…と思ってしまうのは僕だけでしょうか。

恒星、惑星、衛星、彗星、流星等々、星にはいろいろありますけれど、我が地球に最も近い星は月。

まあ、地球の衛星ですからね…。

昨日の夜は中秋でしたね。

当地では綺麗な十五夜お月様が見られました。

ただ満月は明日の夜なのだそう。

十五夜=満月というイメージだったのですが、必ずしもそうなるわけではないそうで…。

今夜は十六夜ですが、月は見られそうにない夜空模様です。

明日以降はどうでしょう…。

明日はともかくそれ以降はぐずついた感じになりそう。

めぐりあいて 見しやそれとも わかぬ間に 雲かくれにし 夜半の月かな

そんな夜が続きそうです。

 

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not the flower but the …(ハナゴンベ)

2016-09-13 19:04:37 | ハタ科

中心気圧900hPaの猛烈な台風14号からなのか、少々うねりありな本日のやんばるです。

しかし空は青色。風は夏色。

暑気持ちいい~一日でした。

14号からのうねりは数日続きそう。

そして16号がとても気になる……。

風は東~南東。晴れ。

〈ハタ科ハナダイ亜科ハナゴンベ属ハナゴンベ Serranocirrhitus latus 16年7月28日 沖縄島ホーシュー〉

画像はやや幼い個体。

ハナゴンベのハナは〈花〉でしょうか。

それとも〈華〉でしょうか。

僕には〈華〉に思えたり…。

華やかあるいは華麗なという意味で。

つまり

not the flower but the splendid…

という感じかな。

まあ magnificent でもいいかなという気もしますが。

それに〈華〉という文字には妖しさやかぶいた印象もあったり。

つまりちょっと行き過ぎた華麗さ、という感じかな…。

まあハナダイ亜科の魚には、異様なほど綺麗な種が他にもたくさんいますけどね。

学名種小名は『幅の広い』の意。

きっと体高のことなのでしょうか。成魚は横から見ると、ほぼ卵型ですから。

発見から約30年間ゴンベ科に誤同定されていたのも、その辺りが一因になっていたのでしょうか。

そういう経歴もまた、かぶいている印象に加わっていたり…。

 

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遁術…(ツマジロオコゼ)

2016-09-09 19:58:49 | ハオコゼ科

とりあえずウエットスーツを着てからでないと外に出る気にならない……

そんな豪雨で始まった本日のやんばるです。

滝のような雨…という感じでした。

まあ、朝だけでしたけど。

雨が上がると風が強まる…、というパターンになるかと思ったりもしましたがそうはならず、海は安定してました。

風は南のち北東。強雨のち曇。

〈ハオコゼ科ツマジロオコゼ属ツマジロオコゼ Ablabys taenianotus 16年7月19日 沖縄島安和〉

どこにいるか、判りますでしょうか?

頭が隠れていると、かなり判りづらいですね。

〈同種同個体 同日 同ポイント〉

ちぎれた海藻類が溜まっているところに潜り込んでいたのですが、保護色になってますか。

あるいはそこには似たような形の枯れ葉等も混じってましたから、隠蔽擬態でしょうか。

あるいは風景に溶け込んでいるという方法に目を向けるなら、カモフラージュなのかもしれません。

何にしても、こういうことを考えるときいつも気になるのが、自身はどこまで自分の体色を認識しているのかということ。

認識していなければ、保護色であっても隠蔽擬態であってもカモフラージュであっても、うまく機能しないように思えるのですが。

認識しているとすれば、どうやって知るのでしょうか。

どの段階で知るのでしょうか。

〈同種同一個体 同日 同ポイント〉

あるいは本種に関しては、自身はそういったことはまったく意識していないのかも、とも思えたり。

体色や形や、目立つ・目立たないじゃなく、ただ潜むという行動そのものだけを意識しているのかも。

とりあえず隠れることが、自身の生存率を高めるのだということを認識しているという意味で。

つまり忍者の遁術のような感じ……かな。

 

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