としのブログ

大工の とし の日々の出来事

若狭田村山 戸前浅葱

2017-06-22 19:50:45 | 日記
与板の削ろう会でお家に連れて帰った尚さんの田村山 戸前浅葱です。



ご厚意で試し研ぎ大会に参加させてもらってからどの位経つのだろう?
ようやく手元に置いて置ける様になったこの砥石。



角が斜めだったり筋があったりしますが、



優しい研ぎ感で細かい仕上り。
ほんのちょっとの研ぎ時間でも結構下す研磨力です。
僕にはもったいないかも。

砥いだのは青紙と思われる、



東土牛 寸六
砥ぎ上がりは、



非常に細かく良い刃が付きます。
研ぎ傷が残っていますが、1200番の中砥から直でこの砥石なのです。
間に何か挟めば傷は全くない仕上りに持って行ける石でした~。

角度を変えてもう一枚。



鋼は鏡面に。
地金はもう少し砥ぎ込むといい具合に色が沈んでくるようです。

ついでにタダの鉋のハイス鋼でも、



思った以上に研磨力がありますよ。

この鉋、台打ち完了です。



90分硬化のエポキシで張り合わせた直後はピッタリくっついていた台も、



しばらくの放置期間でスキマが。(汗)

試し削りの結果はすこぶる良好のこの砥石。
デジカメの電池切れで、恒例の拡大画像と削りの写真はまた今度です~。
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只の鉋

2017-06-20 23:07:43 | 日記
またまたボロの再生始めています。
今回は先輩から戴いた、




東清光ですかね?
特殊鋼だそうですが、ま、青紙かな?なんて思いながら始めたわけです。
が、が、ガー!
ハイスだんべ~!
裏鋤のお直しも一向にはかどらず、



バッチいけど心が折れました。(笑)
切れ刃もバッチいままですが、



超鋭角を五厘ほどは頑張って減らしました。
が、やっぱり心が折れる~。
炭素鋼の4倍(体感)は減らないねぇ。
とりあえずグリンテックの治具研ぎで使いながら減らそう。(笑)

台はいつぞやの、



これを張り付けた、



これでいきます。
〆てゼロ円、タダの鉋なのだ。

おまけ

三寸鉋はK氏からの助言で、


こいつが、


こうなった。
だいぶ扱いやすくなりましたが、下端がどうにも決まらんです。

それから先日の与板での戦利品。


最後の抽選会で頂きました~!


池田さんの導突鋸!
大事に使わせていただきま~す!
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テフロン?フッ素?

2017-06-16 20:42:02 | 日記
少し前の写真ですが、



乾性コーティングできるフッ素系の潤滑剤を取り寄せてみました。
そしてこれも少し前にアホみたいな安さで(笑)手に入れた、



溝切りのベースにプシュー!っと。
この溝切り、アルミのベースにメッキがしていない古い型なので、白木に使うときに黒い筋が付くのが気になるので、
何かしら処理をしようと思ったのが今回のスプレーの購入要素なんですがね~。

ついでなのでトリマーのベースにもプシュー!



吹付後は数分で乾燥して、艶消しの白っぽい感じになります。



写真奥のほうが乾燥途中の様子。
わかりますでしょうか?

で、使用感ですが、潤滑性能は文句なしです。
が、処理が簡単な分被膜の耐久性はソレナリな感が。
トリマーでの試用では、4mの材料の面取りを20本程行っていますが、塗膜は剥がれつつあるものの潤滑に関しては問題なし。
シリコンスプレーでの潤滑は後々の塗装への悪影響が気になる場合もあるので良いかもしれないです。
何よりラッカースプレー程度(以上)にすぐに乾いてお手軽なのが気に入りましたよ~。

おまけシリーズ

裏金の鉋 裏THE鉋 の写真が出てきたので。



今回の刃は焼きが甘くて刃先を2段研ぎにして強度を持たせてやらないと鋼が潰れてしまいます。



一号・二号に比べると台打ちは格段に上達したようですが、切れはモッサリ。
手持ちの裏金を調べてみるも、一号・二号の様な硬度のある物は少ないようですね。



上の写真は先輩の所で普通に活用されていた一号君。
お前は切れたよなあ。
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与板で刺激を戴いて

2017-06-13 20:43:18 | 日記
日曜日の与板での皆さんの削りに影響を受けて、こちらに帰ってからポツポツと以前からの課題を!

先ずは放置していた3寸鉋。
パックリの刃口を埋めまして、



下端を調整。



しかしまあ、悪い台だこと。(笑)
が、気にせず削ってみます!



最初はこんなもんかな?
さらに研ぎ、台の調整を進めていきます。

三寸鉋 調整中


一先ずこの程度まで持って行くのが本日の限界でした~!

そして久々に杉!




与板ではキレッキレの杉の削り華を見てきたので、僕も僕も~とチャレンジするも、



甘くはない。(笑)
檜では軽く一桁出てる刃でもこの程度がワタクシの限界。



この程度の刃では杉の極薄は狙えない様ですよ。

で、お前仕事はしてんのか?と言われそうなんで、



これ本日の仕事の一部ですが、ホワイトアッシュの癖木。



どう見ても本物の木に見えるように、との事であえて節の所を。



節の芯穴は、



エポキシで埋めてウレタン塗装。



結構いい感じに仕上がったと自己満足ですが、さすがにエグ過ぎたかなあ?(笑)
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与板打刃物職人祭り2017

2017-06-13 20:06:17 | 日記
今年も行ってきました!
与板のミニ削ろう会。

ココの所のブログの更新頻度の癖からか写真は少な目ですが、先ずはこれから!



与板のミニ削ろう会と言えばコレです!
杉の仕上りコンテスト~!
去年のリベンジとばかりに今年も参加です。



どうです?写真では様になっているでしょ。
が、実際は刃の出の調整に制限時間3分の内の1分を使い(笑)、ようやく削りだした時には皆さん二丁目の鉋で仕上げている様子。
ワタクシはおよそ四寸ほどの幅の材料を下削り三回、均し三回の計六回で二丁目の鉋を出すことなく終了です。(汗)
そんなですから当然初戦敗退。
来年もリベンジしますぞ!

杉削りのほかのグループの予選では、練習会で仲良くしていただいている、



越谷の大工さんが見事に初戦突破!



良い屑で削っていたもんね!
仕上げたのは、




根元が厄介な杢の杉でした。
そして杉削りの決勝では、



ヤバそうな杢の薄板。(天井板)
皆さん逆目に苦労しながらも綺麗に仕上げておりました。

杉での悔しさを晴らすために?今度は薄削り!



薄削り?
今回は計測にこそ持って行かなかったものの、裏金で作った鉋で9ミクロンをマーク!



写真の削り手は栃木のお師匠様ですが、楽しんで頂けた様でなによりでした!

ほんで、真面目に薄削り!
ですが今回は、



特別薄くもなく、



6~7ミクロンと、実力に見合った数値でした~!

今回の削り台はいつもの前橋班と、対面は京都からのお二人。



とってもきれいな削りをされる優しい方です。
もう一方は、



削り材に似顔絵が描いてある凄腕の持ち主の砥石屋さん。
ここでご一緒できたのも何かの縁でしょうか!
田村山の砥石も晴れて我が家に来ることになりました~!

そしてそして!
我が師匠、薄削り部門で最薄!かつ綺麗な削り華賞!のタイトルゲットです!



おめでとうございます!
数年前、最薄の削り華をクルッと丸めてポイしたためにタイトルを頂けなかった伝説のリベンジ、おめでとうございます!

あの、勝手に写真載せたんで、不都合があったらご連絡を・・(ドキドキ)
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