陽だまりの中のなか

前田勉・秋田や詩のことなど思いつくまま、感じたまま・・・。

お知らせ

★<前田 勉 第三詩集「橋上譚」>・発行日:2014年5月5日・発行所:「書肆えん」http://www.shoshien.com/ 秋田市新屋松美町5-6・電話018-863-2681・定価2,500円+税・関連サイト http://www.geocities.jp/maedaben/details1.html

詩画集『あこがれ』 ~詩誌『北の詩手紙』20号記念

2016-08-14 | 詩関係

 『北の詩手紙』20号記念として詩画集『あこがれ』が発行された。
 毎号添付されてきていた貼り絵のポストカード。貼り絵作家の絵をページの左に配し、18名が右ページに詩を寄せている。『北の詩手紙』の皆さんは、詩の朗読をはじめとした詩に関する様々な取り組みを実践しているグループで、その行動力にいつも感心させられる。
 <<『北の詩手紙』主宰の催し>>(添付されていたレジュメから転載)
  日時 2016年8月21日(日)10:00~16:00
  場所 あきた文学資料館(秋田市中通6-6-10)
  内容 ・朗読リサイタル 13:30ころから
       ・詩画集『あこがれ』原画展示
           ※参加・観覧無料、途中参加・途中退席自由

    
 

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個人詩誌『ピッタインダウン』第6号

2016-08-14 | 詩関係

 矢代レイさんの個人詩誌『ピッタインダウン』第6号が刊行された。
 今号は5作品が掲載されている。第三号からシリーズになっている「徒然のエチュード」はⅣになり、その詩的起因要素が小気味良く並ぶ。”句”のような瞬時の抒情みたいな作品もあって、これを展開し行数を増やしてゆくのもいいのではないか、とも思ったりする。
 あとがきで”自在に変化することばを追いながら、号を積み重ねていきたい”と意欲的。

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詩誌『詩・あそび』第10号記念号

2016-08-14 | 詩関係

 湊詩人クラブの『詩・あそび』第10号記念号が発行された。
 5号からしか手元にないので創刊がいつであったのかは不明だが、同人は山形一至、吉田慶子、ぼうずみ愛、保坂英世、今川洋の各氏。今川さんが他界されたので現在4名。秋田港に近い地区に住むベテランたちが<湊詩人クラブ>という粋な名前の集団を形成し、作品にお互いが評を付記したり、前の人の作品の最終行を自分の作品の一行目として書き始める<しりとり詩>に取り組むなど意欲的である。
 今号は記念号として、これまでの作品を掲載している。
 

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詩と思想・詩人集2016

2016-08-04 | 詩関係

 土曜美術社出版販売の『詩と思想・詩人集2016』が刊行された。
 編集後記に一色真理(いっしき まこと)編集長が含蓄のあるメッセージを書いている。
 「コマーシャリズムに流されない、詩人たち自身による<詩人たちのための詩誌>として、一九七二   
  年にスタートした「詩と思想」は今年、創刊四十四年を迎える。(略)来年は萩原朔太郎の『月に
  吼える』を起点とする口語自由詩一〇〇周年という節目に当たる。現代詩が次の一〇〇年という<
  未来>を目指すためには、本誌と共に歩んでいってくれる若い世代のエネルギーが欠かせない。 
  (略)」

 秋田県現代詩人協会会員の参加者(掲載者)は(以下敬称略)岡三沙子、佐々木久春、根本昌幸、山形一至、前田の5名。その他に確認できた秋田在住者では嶋﨑治子。

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寺田和子詩集『七時雨』

2016-07-30 | 詩関係

 寺田和子さんの第4詩集『七時雨』が刊行された。
 高校教師時代から高校生の詩活動に関与され、秋田県高等学校文化連盟文芸部会設立メンバーのお一人でもあった。第一詩集『わたしの顔』の前書きで、中学時代の恩師が寺田さんの詩や性格について触れられている。
 (以下引用)小さなノートに詩らしいものを書いてきて「先生、これ詩です」と、批評を求めてきたのは一年生の半ばすぎだったろうか。ほとんど毎日のように彼女はつくることをはじめた。(略)中学を卒業するまでには、そのノートが五、六冊以上になっていたはずである。(引用終)
 寺田さんが教師として詩人として生徒に深くかかわってきたのは、こうした中学生の時に感じた恩師の姿を見据えていたからかも知れない。


 この度の詩集『七時雨』の中から、第一行目が持つ意図、効果が際立っている「八月のモニュメント」と題する次の作品を紹介したい。

     「八月のモニュメント」

  
  一九四四年 私は生まれた
 
  二〇〇八年夏 ハーメルンの朝
  古い教会で見た大きな二本の角に
  かかげられた十字架
  一九一四~一九一八・一九三九~一九四五
  刻まれた数字に足が止まる

  リーベルスドルフ村の墓地にも
  同じ数字を刻んだ石碑があり
  その両側の墓碑は
  十代から四十代の男性ばかり
  二十歳と十八歳の息子を持つ友の
  声が震えている

  ヒロシマの日
  マールブルクのエリザベス教会に
  バッハのオルガン曲が響く

 

 発行日  2016年7月23日
 出版   書肆えん
 定価   2000円+税

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高橋憲三詩集『地球よりも青く』

2016-07-13 | 詩関係

 青森県黒石市住の詩人、高橋憲三さんが『地球よりも青く』を出版された。
 これまで詩集『走り始めた空』、『青くあれ』、『深層風景』、詩と散文『飾画』を世に出している。
 「わたしは好きで詩を書いているが、その何たるかはあまりよくわかっていない。したがって、自分のことを詩の好きな人間とは思っているが、詩人などとは考えたこともない。しかし、いつも書きたくて、書きたくて鉛筆をとる。そして、書きためた作品をだれかに読んでもらえれば嬉しいと思う気持ちも強い。あとどれだけ書けるものかはわからぬが、とにかく書けるまでは書きまくりたい。」・・・これはあとがきの一部である。詩を書く一人として共感する部分もあるし、うらやましいところもある。おそらく、高橋さんは「いつも書きたくて、書きたくて鉛筆を」とり、燃えながら「とにかく書けるまでは書きまく」っていくに違いない。その力強さが伝わってくる。
 作品の紹介はいつか、したい。

 高橋憲三:1949年青森県黒石市生
 発行日:2016.07.15
 発行所:土曜美術社出版販売

 

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『詩と散文「飾画」』№108・青森黒石市

2016-07-02 | 詩関係

 青森県黒石市の詩人高橋憲三さんから<詩と散文「飾画」>第108号が届いた。
 2年前、私が第三詩集「橋上譚」を上梓した折、月刊誌「詩と思想」で評してくださった方である。今号、氏のエッセイ「橋と、うたと」で、3人の詩人の作品を取り上げながら、橋と人との関連を論考している。有難いことに、その中の一人として私の拙作「橋上譚 ー秋田大橋-」を取り上げていただいている。
 内容を引用したいところだが、氏の承諾を得ていないのでまずはご披露まで。

 高橋さん、取り上げていただきありがとうございました。

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紫陽花寺 男鹿市北浦の雲昌寺

2016-06-26 | 地域

 男鹿市北浦、雲昌寺の紫陽花がすごいらしい。ということで訪ねてみた。
 十数年も前に鎌倉の紫陽花寺へ行ったことがあったが、何となんと鎌倉にまで行かなくとも、この雲昌寺の紫陽花は優るとも劣らない見事なものであった。
 約1,200株の紫陽花はすべて”青”。副住職が15年間かけて造り上げてきたという敷き詰められふんわりとした空間。物憂い心象を表わす色(私の感受した世界でのことだが・・・)の素晴らしさ。紫陽花と言えば、青から桃色系や白系へと移ろう変化からか、花言葉では「うつり気」とか言われているが、斜面から境内一面に至る青さの広がりに浸ると、「実直」とか「清純」がふさわしいと思った。

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詩の小径 開催

2016-06-18 | 詩関係

 秋田県現代詩人協会主催の「詩の小径」が本日(6月18日)行われた。
 今年は、秋田港道の駅そばにある劇作家金子洋文と詩人竹内瑛二郎、県立大学そばの佐々木久春氏の詩碑を巡った。
 セリオンタワーでは、山形一至前会長の「港の窓」と題する詩の情景を100mからの展望で実感し、ご本人から作品の背景などをお聞きした。また、金子洋文碑前では吉田慶子副会長が金子洋文とその時代について、竹内瑛二郎詩碑の前では、詩誌「海図」発行人の木内むめ子さんが「海図」創刊者である竹内瑛二郎についてそれぞれ紹介があった。

 詩碑めぐりの後は、緑あふれる「秋田グリーンサムの杜」で詩の朗読など参加者との交流を深めた。会員以外で初めて参加したという方たちのスピーチでは、”すばらしい時間であった”、”また参加したい”といった感想があり、イベント担当の一人としてニンマリ・・・・(^^♪・・・。

 

 

  

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初夏を感じる夕刻

2016-06-11 | 季節

 6月に入って気温もそれなりに上がり、今日は初夏そのものであった。
 夕刻、家の前の小さな”土の空間”に咲き出している植物たちに目をやり、カメラを持ち出してあれこれアレコレ映してみたりしていたら、褐色の小さな虫が特攻してくるではないか。あぁもうそんな季節か、と思い返す。刺された時の猛烈な痒みが想起されて思わず後ずさりする。
 小さな屋敷の隅っこに今が旬のスグリの実がなっていた。ビー玉のような模様が見えて、今が食し時だ。赤く熟してから食す人もいるらしいが、青臭く?酸っぱい実は今がイイニキマッテイル。棘のある枝の間に手を入れて、クルリンとした青い実を摘まみとると、もう、そこでホッぺタの内側からジュワ~ッと酸味が湧き出して、遠い少年の頃に戻ってしまう。
 幸せな初夏がやってきた。

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