ウリパパの日記

自由気ままに・・・

紅葉の武尊山登山(2) 2014.10.4

2014-10-05 09:20:41 | 山登り
登山客で足の踏み場もないほど混雑する武尊山山頂に到着して暫くすると、予想通り霧が晴れてきました。今まで霧が湧きあがってきた北西方面には青空が広がり、目の前には谷川岳方面がくっきり見えてきました。


谷川岳(トマの耳:1963mとオキの耳:1977m)から一ノ倉岳(2026m)が姿を現しました。谷川岳の左には仙ノ倉山(2026m)。そして苗場山(2145m)まで見えています。こちらは新潟県、長野県県境に位置します。そして谷川岳の右には、朝日岳から巻機山方面が見えています。今まで霧に包まれた景色が一変しました。


姿を現した標高1967mの巻機山です。群馬県、新潟県県境にそびえ、日本百名山の一つに数えられています。その右には越後三山が見えるそうですが、冬型の名残の雲の影響で明確には確認できませんでした。


西の方面には岩菅山(2295m)のピーク、横手山(2307m)から草津白根山(2171m)方面の山並みが見えています。


西北西のはるか彼方に見えている山をズームしました。北アルプスの白馬岳方面でしょう。山頂の山座同定プレートには記載されていませんでした。


浅間山は雲の中。その南には榛名山方面を見下ろします。


少し遅れて尾瀬方面の雲もきれて眺望が広がってきました。至仏山と燧ケ岳。至仏山の左奥には平が岳。燧ケ岳の左奥にもうっすらと会津駒ヶ岳の姿も(写真では雲の中で霞んでいます)。


標高2228mの至仏山山頂をズーム。山肌がくっきり見えます。帰宅後地図を見たところ、武尊山からの直線距離は谷川岳より至仏山のほうが近いのです。意外に感じます。


こちらは東北の最高峰、標高2356mの燧ケ岳です。

東側の日光方面の山並みは雲の中。関東最高峰の日光白根山はなかなか姿を現してくれません。


武尊山頂(沖武尊)から剣ヶ峰へ向かう頃になり、ようやく南から東側の雲が切れてきました。剣ヶ峰の手前から南東方面を見渡します。正面には黒檜山(1828m)から連なる赤城山の山並み、そして足尾の皇海山が姿を現しました。


皇海山をズーム。こちらも日本百名山に数えられています。


武尊山山頂では雲の中に隠れていた日光白根山もいつの間にか見えていました。こちらもズーム。群馬県と栃木県の県境に位置する日光火山群の主峰。標高は関東最高峰の2578mです。

登山時は絶望的であった天候が急速に回復し、期待通りの青空が広がったのは僅か2~3時間でした。ちょうど良いタイミングで登頂したようです。ピークを迎えた紅葉と独立峰ならではの眺望を楽しんだ武尊山登山でした。帰りに訪れた宝川温泉の露天風呂もおすすめです(終わり)。



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