大和浪漫

私、瓜亀仙人が奈良・大和路の社寺や自然、生活の様子などをお伝えしたいと思います。

熊野磨崖仏へ

2017年09月20日 | 九州

熊野磨崖仏に会いたい!それがこの旅の第一の目的。

宇佐で予定より時間がかかり、両子寺で金剛力士像探し。

熊野磨崖仏の駐車場に到着したのは、拝観終了時刻17時の少し前やった。

夕暮れ迫る谷間の坂道を杖を借りて上った。

やがて、自然石を積み重ねた石段になり、その自然石は丸みを帯びていて歩きにくく、

そして長い!

やっと上りきったという感動と磨崖仏に対面できたという感動は、

「国東半島に来たぞ!」って叫びたいほどやった。

最後の難問は帰り道。

「行きはよいよい、帰りはこわい。」その言葉とおり、

帰り道の方がきつかった。

 

@熊野磨崖仏

平安時代末期の作と言われている「大日如来(約6.7m)」と「不動明王(約8m)」の磨崖仏があり、国指定の重要文化財となっております。

国内最古にして最大級の磨崖仏です。

また、鳥居から熊野磨崖仏まで続く100段もの石段は、昔、鬼が築いたと伝えられています。

穏やかな表情の「大日如来」様。頭部上方には三面の種子曼荼羅が刻まれています。

伝説では、磨崖仏は養老2年(718年)仁聞菩薩が造立したと伝えられ、近くの山中には「御所帯場」と呼ばれる作業時の宿泊所跡があります。

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