Belle’s bar

ピアニスト 矢野嘉子 yoshiko yano のBlog

アルバム/METHENY MEHLDAU

2006-11-26 | ミュージック





       ダウンロードではなく、
           CDでオーディオで聴いていたいアルバム





*アルバム/METHENY MEHLDAU

Pat Metheny(g)
Brad Mehldau(p)


4,7曲目のみカルテット
Larry Grenadier(b) Jeff Ballard(ds)



ギタリストのパット メセニーと
ピアニストのブラッド メルドーによる
この注目すべきスタジオ コラボレーションは、
長年の末に遂に実現。
ブラッド メルドーは13歳の時に
パット メセニー グループによる
1982年の2枚組アルバム「TRAVELS」からの
「Are You Going With Me?」を友達から
聞かせてくれたのが「人生を変えた瞬間」となった。
熱心にメセニーの作品をさらに探し求めたメルドーは
メセニーとライル メイズによる歴史的名盤
「AS FALLS WITHCHITA, SO FALLS WITCHITA FALLS 」
から聴き始めた。
「僕にとって、パットはマイルスやコルトレーンや
 キース ジャレットと同格。
 彼らは、リスナーがジャズから受ける表現力の
 可能性と感情の充実感をさらに強く意識させる
 ミュージシャン達なんだ。」



パット メセニーの場合、その瞬間は数年後に訪れる。
カー ラジオから流れてきた、サキソフォニストの
ジョシュア レッドマンによる1994年のアルバム
「MOODSWING 」からの[Chill]を初めて聞いた時で
当時はまだほとんど無名だったメルドーがピアノで
参加していた。
今になってメセニーはこう回想する。
「ピアノ ソロが始まると、そのプレイがあまりにも
 魅力的だったので、僕は車を道路脇に寄せて
 聴かないといけなかった。。。。。」



一世代も違うこの2人のアーティストは、
互いを崇拝するだけでなく、共通のインスピレーションを
元にアーティスティックなパートナーとしての関係を
築いていった。
去年の12月にNY、マンハッタンにて、
メセニーのプロデュースの下でレコーディングされた
このアルバムでは、両アーティストがそれぞれの曲を
持ち寄った。
デュオとして彼らのアプローチの波長があまりにも
ピッタリと合ったため、アルバム クレジットを
見ないことには誰がどの曲を書いたのか聞き分ける
のが難しいくらいスムースな作品となった。
これはこのパフォーマ達が共演した初めての作品で、
あわただしいツアー及びレコーディングの
スケジュールの合間を縫って数日間でレコーディング。
しかしながら、それはあたかも旧友同士の会話のようで、
直感的で、とても自然で、リスナーにとっても、
プレイヤーにとっても、興味の尽きない素晴らしい作品と
なった。



「昨年12月に行われたレコーディングの日々は、
 クリエイティヴな面でミュージシャンとして
 僕が最も満足感を覚えたものだった。
 全てが終わって全部を聴き返してみた時、
 自分の耳を疑った。
 2人がまるでずっとプレイしてきたかのように
 思えたからだ」とパット メセニーは回想する。


(文章「アルバム パンフレット」より)


Amazon.co.jp
sr=8-1/qid=1164509702/ref=sr_1_1/503-7352652-1168722?ie=UTF8&s=music



Interviw with Metheny&Mehldau 1/2
http://www.youtube.com/watch?v=jyuOHNfDsKI




**************************


ダウンロードではなく、
CDでオーディオで聴いていたいアルバムです。


4曲目のカルテットの演奏が好きです。
こういうドラムの時のメルドーのソロは
ほんとに光ります。


やっぱりパット メセニーはいいなぁ!!


ふたりとも、ロックテイストが入っているので、
聴いていてさわやか。
スペーシーな感じもいいです。


私の中では、今年一番よかった
ジャズのアルバムです。
過去のサウンドを知ることも大事ですが、
やっぱり新しいサウンドはいい!!



*****************************


全くの余談ですが、
私の知人がですね、プロポーズの時に
パット メセニーの曲の
「Are You Going With Me?」を
彼女にプレゼントしたんだそうで。

と、いうのを彼らの結婚式の時に
司会の人が話してました。





コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 七五三 | トップ | Jazz Piano Beatles 改訂版 ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ミュージック」カテゴリの最新記事