「立浪和義監督待望論・1」

2017年04月28日 | 井戸端会議
2017シーズン開幕から1ヶ月程が過ぎ、この時点で確信した。
来季の監督は立浪和義!?

森繁和監督就任時の会見でこんなこと言ってた。
○就任あいさつ
「皆さまが言っている人たちが監督になるだろうと私も思っていましたが、私が監督になり、このキツく厳しいときに、いい形で次の人たちに(バトンが)渡っていければという思いで受けました。」
○就任会見で「次の監督へ」という言葉は珍しい。その真意は?
「私自身も一応(コーチとして携わった)OBではありますが、現役でやっているわけではない。やっぱり選手で中日ドラゴンズのOB、そういう人たちが監督やコーチをやるのが一番いい。ただ事情として、われわれと同じ年齢の人たちはみんな思っていることとして、次の若い人たちが4年、5年、6年と懸けてひとつのチームを作り上げていくには、今すぐの1年では難しいところまできてしまったという思いがある。どうせ苦しむなら俺がもう一回苦しみましょう、その代わりいい形ができたと思ったら、そのときは退きます。」
http://dragons.jp/news/2016/16092901.html


開幕スタートダッシュに失敗し、現在下位に低迷し活路を見出せないドラゴンズ。
思い通りの戦いが出来てない一番の原因はやはりベンチワークの悪さだと思う。
開幕からここまでの戦い方を見ると打つことばかり重視した采配に片寄り、ワンプレーごとに細かい采配がされてない様に思う。走塁改革とは名ばかりで、相手投手にプレッシャーを与える作戦を敢行することもなく、ベンチワークに疑問ばかり湧いてくる。
本拠地をナゴヤドームに置く我がドラゴンズの戦い方は守りを重視し、攻撃においては機動力を使った野球となるはず。
ナゴヤドーム開場20年間でセ・リーグ制覇したのは5回。日本一1回。
1999 星野監督
2004 落合監督
2006 落合監督
(2007 落合監督 日本一)
2010 落合監督
2011 落合監督
上記5回ペナント制覇(日本一1回)は、広いナゴヤドームを意識したプレイスタイルが要求される。監督以下首脳陣は戦力準備も怠らなかった。投手も野手も役割分担をはっきり明確にし、シーズン一貫した戦いをした結果だ。
投手は、エースがしっかりローテを守り、セットアッパーがつなぎ、クローザーが抑える。
野手は、1.2番がチャンスを作り3.4.5番のクリーンアップが返し6.7.8番は自分の長所を活かす。
また、ベンチメンバーは足のバントの守備のワンポイントのスペシャリストが控えた。ガッツマンも存在した99年は関川、07年は中村紀。ムードメーカーの小田の存在もあった。本当に強くて魅力のある真のプロ野球を魅せてくれてた。

しかし、ここ数年Bクラスが定着してしまったドラゴンズは、前・谷繁監督も現・森監督も戦うスタイルとして守り勝つ野球を掲げてるが、これが全く出来てない。
負けが混んでくると目指す野球そっちのけで攻撃のことに頭がいっぱいとなってる様でならない。
今シーズンも得点力不足から、いつの間にか攻撃を重視したオーダーになり守備に不安があっても一定の選手を使い続けている。その選手が守備で足を引っ張る以上に打てるなら先を感じるが、とてもファン目線の僕らが見ても技術的に打てないのは明白だ。
どちらの監督も選手個々の適材適所を見つけ出すことが下手だ。
監督の器でない。参謀役なら自分の専門分野で選手を伸ばすことは出来るのだと思うが。
今年から解説者となった谷繁さんのラジオ解説を聞いたが、昨年までドラゴンズの中にいた人。立場変わればと言うべきか、とてもその場その場に的確な解説であった。
森繁監督も同じで、一旦チームを離れた時の解説は明解であった。
二人共、何故現場を離れた立場なら的確なことが言えるのか?
現場の詳しい事情も分からなく、外の立場で好き勝手に他人事が言えるのもあるが、一番は冷静に物事を判断し他球団分析など出来てたからだと思う。
外に出て初めて分かることがある。
両者共、ユニフォーム着てる期間が長く、ここ数年チームの外からプロ野球11球団の戦力分析比較等出来てない為、自軍のことだけしか見えてないはず。
それを考えると過去前5年間程チームを離れた解説者などの立場でプロ野球を幅広く見てきて、持論を持つ全国区の解説者を監督に招き入れることがドラゴンズには必要ではないか?
一定期間ユニフォーム脱ぎその後監督に就任し1.2年程でチームを優勝に導いた全国区の解説者で言えば、ドラゴンズでは星野さん(イーグルス含む)、落合さん。
ジャイアンツ原さん、ホークス秋山さん・工藤さん、ファイターズ栗山さんなどなど。
過去前20年間セ・パ共、上記の方々がペナントを勝ち取ってる割合が非常に多いことが分かる。
そんな中ドラゴンズOBにうってつけの人物がいる。
華々しい現役時代を引退し早16年経過、全国区解説者としてプロ野球12球団を見続け、また独自のバッティング理論を持ち、球界に人脈もあるドラゴンズ一筋のOB立浪和義さんだ。
『毎年Bクラスの争いではドラファンは、もう我慢の限界です。
期は熟した!
ミスタードラゴンズ立浪和義!
出てこいやぁ~💥』

※「立浪和義監督待望論・2」に続く。


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