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未使用点滴にも活性剤、容疑者絞り込み難航・・・大口病院

2016-10-19 | 医療関係事件
未使用点滴にも活性剤 横浜・中毒死1カ月、容疑者絞り込み難航
2016年10月19日 (水)配信朝日新聞

 横浜市神奈川区の大口病院で入院患者2人が中毒死した事件で、4階に残された複数の未使用の点滴から、消毒液に含まれる界面活性剤が検出されたことが捜査関係者への取材でわかった。死亡した2人の他にも複数の患者が狙われた疑いがあり、動機面からの容疑者の絞り込みが難しくなっている。神奈川県警は、病院に出入りする人にも聴取の対象を広げて慎重に捜査を進めている。

 西川惣蔵(そうぞう)さん(88)と八巻(やまき)信雄さん(88)が中毒死した4階のナースステーションには未使用の点滴約50本が残され、このうち約10本のゴム栓部分に小さな穴が見つかった。県警が中身を調べたところ、一部から2人の中毒死の原因となった界面活性剤と同一とみられる成分を検出。院内にある消毒液「ヂアミトール」に含まれる成分と同じだった。ただ、入院患者50人の血液からは検出されなかったという。

 事件が発覚してから20日で1カ月。異物の混入には注射器が使われたとみられ、県警は医療器具に詳しい関係者による犯行との見方を強めている。だが、いくつかの事情から捜査に時間がかかっている。

 一つは、界面活性剤の殺傷力だ。専門家によると、界面活性剤を含む消毒液を誤飲して死亡した例はあるものの、血管に混入させた例はなく、どの程度で死に至るかのデータがないという。県警は複数の専門家に意見を求め、殺意の立証に必要な量や濃度を見極める方針だ。

 二つ目は、事件を起こす動機だ。複数の患者の点滴に異物が混入されていたことから、特定の患者への恨みなどから容疑者にたどり着くことが難しくなった。病棟4階では今春以降、看護師の服が切り裂かれるなどのトラブルが相次いでいたが、ある捜査関係者は「殺人と結びつけるには飛躍がある」と話す。

 そして三つ目は、今のところ決定的な物証を欠いていることだ。事件当時、院内に防犯カメラはなかった。仮に院内関係者が事件を起こしたとしても、点滴や注射器を扱うことは仕事の上で当然のことだ。指紋などが検出されても事件と結びつけることは難しい。

 「病院の外から訪れた者が事件を起こした可能性も排除できない」とある捜査関係者は語る。外部から見舞いに来た人もおり、県警はヘルパーなども含めて院内に出入りしていた人の聴取を続けている。

 (飯塚直人、照屋健)
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