A.C.T.S.用務員のコツコツ工作帖

なんだかここんとこ「なんでも帖」になってますが…

昔の人はゴミを護美と書く也

2009-08-26 | Cycle

「レイノルズ」に反応しちゃう愛すべきオヤジ、ヤッパリいるんですね~。
さらに「ランドナー」とか言われちゃ~、こちらも反応するしかありません。
で、ランドナーじゃないんだけど「スポルティフ」の話題です。

いまから4年くらい前だったか、近所のオジサンが、
「ねえ、これ要らない?。要らなけりゃ捨ててくんない?」って、
1台の自転車を持ってきました。
まぁウチは、御近所さんたちの金属ゴミ姥捨て山みたいになってますから、
「あい、ええですよ」って、受け取ったんですけどね。

実物を見て唖然…。
応仁の乱の頃に琵琶湖に捨てた鎧かぶと…ぐらい朽ちてまして、
印旛沼でカッパのウンコにまみれたくらい汚泥がこびり付いてたんですが、
何日かがかりでシコシコ汚れを落としまして、やっと地肌が見えるようになりました。



20数年くらい前の、ミヤタのアルフレックスっていうロードでした。
ま、特にどうと言うこともないモデルで、コンポも大したもんは付いてませんでね。
しばらく、捨てようかどうしようか迷っていたんですが、
ちょうどその頃、知り合いがラレーのクラブモデルを買いまして、
「う~ん、スポルティフも1台持ってても良いな~」なんて気になっちゃいまして。



スポルティフってのは、
完全なツーリング仕様のランドナーよりも、やや快走系と言いますか、
ホイールは700Cで基本はロードに泥よけやライト付いた…って感じの自転車です。
日本ではランドナーに押されてほとんど注目されてないカテゴリーだと思うんですが、
イギリスとかフランスではそこそこ人気のモデルでしてね。
例えば、こんなのや、



こんなのや、



こんなのや、



…が、スポルティフのイメージ。
ランドナーと何が違うねん!とか、
別に普通の自転車じゃん!とか、
そりゃロードでっしゃろ?とか言われちゃうと説明に困っちゃうんですが、
まぁトレールとモトクロッサーとエンデューロとレゴラリータがあるように、
自転車にも実は細かい分類みたいのがあるんですわ。

で、せっかく貰ったモノを捨てちゃうのももったいないし、
廃材オヤジの名が廃る…ってことで、
スポルティフ計画をスタートさせることにあいなりました。

まずは「こんな感じかな~?」を絵にして、いろいろ吟味してみます。
この段階が一番楽しいんですけどね。



で、次は使えるパーツの準備です。
貰ったミヤタにはチューブラーのリムが付いてたんですが、
これは好みでないので、手持ちのホイールを準備。
ちょうど7速カンパのハブとアンブロッシオのリムがあったのでソレをチョイスし、
その他の小物も適当にジャンクボックスの中から探し出して、
「よしよし、組めそうじゃん」の見通しをつけたところで、剥離にかかりました。



                                 <続く>

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2 コメント

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ディザインに ()
2009-08-26 08:20:29
一貫性があるのね、用務員さん。^^
カンパですか・・羨ますい。

関戸橋下の自転車部品交換会はイクですか?
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一穴性? (用務員)
2009-08-26 09:52:50
いえいえ、カンパはごく一部にしか使ってないんすよ。
有り合わせ寄せ集め号ですからぁ。

関戸橋は、前は良く行ってたんですが、去年はお邪魔してませんのよ。
今年の10月は、A.C.T.S.の前日になっちゃうんですよね。
う~ん、こりゃ無理だろうな~。行きたいんだけど…
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