記録的な暖冬少雪で始まった2007年(平成19年)も残すところ半月となってしまった▼振り返れば少雪の中、1月には県中学校スキー大会が須原スキー場で開催され、県内の中学生レーサーが全国大会を目指して体力と技術を競った。3月、小出高校では昨年度で閉課となった定時制課程の最後の卒業式が行なわれ、定時制最後の卒業生13人が学び舎を巣立った。また、堀之内高校では単位制移行後初めての卒業生75人が卒業した▼4月、任期満了による県議会議員選挙が行なわれ、無所属新人の皆川雄二氏が初当選を果たした。5月、アルプス電気株式会社磁気デバイス事業部が魚沼市の小出工場を休止することを発表、地域経済に大きな衝撃が走った。6月、良寛を敬慕する個人、団体による「全国良寛会」の総会が魚沼市で開かれ、全国各地から参加した同会員をはじめ地元からも多数が出席し盛大な大会となった。また、魚沼干溝歌舞伎「やまびこ座」の旗揚げ公演も延べ1200人が来場し盛会だった▼7月、新潟県中越沖地震が発生、柏崎市を中心に長岡市、刈羽村などが大きな被害を受けた。小出高校の平成20年度募集学級数を6学級から5学級に削減する計画が示され、地元関係団体が学級数維持を強く要望、その後20年度については現行の6学級のままとされることになった。8月、参院選が行なわれ、改選2議席の新潟選挙区では自民党新人の塚田一郎氏と民主党現職の森裕子氏が当選した▼尾瀬地域を日光国立公園から独立させた「尾瀬国立公園」が正式の発足、新潟県の玄関である魚沼市では9月に誕生記念イベントを実施し、尾瀬国立公園の誕生を祝った。11月只見線開業65周年を祝う記念イベントが実施され、祝賀会の開催や記念入場券の発売、「只見紅葉号」の運行、写真展などが行なわれた。夏の猛暑、記録的な残暑も強烈な記憶として残るであろう▼あっという間の一年であるが、振り返ると色々とあった一年であった。
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