ふれあい福祉フェスティバル
広げよう育てよう地域づくりと福祉の輪「2007ふれあい福祉フェスティバル」が10月27日、魚沼市の小出ボランティアセンターで開かれた。
この日は終日雨が降り続くあいにくの天候となったが、ボランティアセンター内では福祉施設などを紹介するパネル展示や介護相談、介護体験、疑似体験、試食、点字体験、手話体験などのコーナーが設けられた。
お年寄りの擬似体験では子どもたちが体に重しをつけたり、耳栓、見えづらいゴーグル、手袋などを付けて高齢者を疑似体験。ペットボトルを開けたり、本をめくったり、袋を開けて飴玉をなめるなど日常の動作のやりにくさを体感していた。
また、視覚障害者福祉協会によるチャリティーマッサージは今年も好評で、マジックショーや昔遊びが行なわれた「あそびの広場」も親子連れで賑わいを見せていた。
屋外では福祉施設の販売コーナーも開設され、午後からの講演会では、今秋全国公開されている映画「ふみ子の海」の原作者で児童文学者の市川信夫さんが「映画になったふみ子の海」と題して講演した。