ウェネトさまの館

ようこそいらっしゃいました。
ビスうさ・ウェネトと申します。
どうぞごゆるりとおくつろぎ下さいまし。

「驚きの明治工藝」(東京藝術大学大学美術館)

2016年10月17日 | 展覧会

週末はお供のEが多忙で、展覧会にも行けなかったのでございます。
で、書きそびれていた展覧会から、今月で終わるものをひとつ。
美術館の展覧会は、後回しにして書きそびれる事も多いのじゃ。

東京藝術大学大学美術館「驚きの明治工藝」
http://www.asahi.com/event/odorokimeiji/
(会場内写真撮影可)


明治の超絶技巧は大好きでありますのに、「明治工藝」の一大コレクションが台湾にある事も、それが全て漢方の薬剤師・宋培安が収集した事も、今まで全く知らなかったのでございます。
本展は、3000点にも及ぶという「宋培安コレクション」から100件以上の展示。

頭上から3mもの鉄の自在置物、宗義《自在龍》の迫力のお出迎えに仰天。


自在置物は20点以上。昆虫やら魚やら爬虫類などなど色々おります。
明珍宗春《自在烏》


守由《自在伊勢海老》


動く仕組みの説明や、パーツの展示も。


好山《瓦上の雀置物》 鉄、銅、銀、赤銅、四分一
そういえば以前別の作者の、瓦の上に鳩の素晴らしい香炉を観ましたが、瓦と鳥は流行りの取り合わせだったのじゃろうか。


同じく好山の《鳳凰》は、 黒く変色しておりますが銀製。
銀磨きでピカピカに磨きたい・・・(こらこら)


宮川香山《色絵金彩鴛鴦置物》 白磁 色絵。可愛いのぅ。


同じく宮川香山《留蝉蓮葉水盤》 青磁 色絵。セミがめちゃリアル。


明治の七宝といえば「二人のナミカワ」
主に京都で活躍し、伝統的な有線七宝を進化させた並河靖之の《龍文壷》


主に東京で活躍し、無線七宝を完成させた涛川惣助の《秋草鶏図花瓶》


易信《蒔絵螺鈿芝山硯屏》 象牙 蒔絵、螺鈿
美しい!しかも高さ30cmでわたくしにピッタリサイズ。
お持ち帰りしたいぞよ~!


黒瀬宗世《ライオン》は、鉄の塊から金槌で叩いて作っておるのじゃ。


恵順《山姥香炉》は細密な木工。山姥が・・・怖っ!
中が空洞になっており、香をたくと口から煙を吐くそうな。ひぇ~


凝った根付も色々ござりました。(写真は悉く失敗)

写実的な絵画と見紛う天鵞絨友禅も数点。


様々な技法の明治工藝を観る事が出来、楽しゅうござりました。
会期は10月30日まで。ご興味ある方はぜひ。

本館展示室3、4の「台東区コレクション展」も観たのですが、会期は昨日16日で終わってしもうたのじゃ。
http://www.geidai.ac.jp/museum/exhibit/2016/taito2016/taito2016_ja.htm

「法隆寺金堂壁画」「敦煌莫高窟壁画」の実物大の模写作品多数と、台東区長賞受賞作品と書道博物館所蔵作品の展示だったのでございます。
台東区長賞受賞作品では、木村遥名の銅版画が非常にツボでありました。

★今更のおまけ話

国立新美術館で「ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち」(これも日記に書かぬまま10月10日で終わってしもうた)を観た後のランチは、


美術館近くでチラシを配っていたビストロ、コルクルムに入ってみたのじゃ。


限定10食の鴨のハンバーグセットは、六本木で驚愕のワンコイン。
しっかりした食感でジューシーな鴨肉ハンバーグ、美味しゅうござりました。
10人前持ってまいれ~!

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