ウェネトさまの館

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ビスうさ・ウェネトと申します。
どうぞごゆるりとおくつろぎ下さいまし。

「切り絵作家 アグネータ・フロックの世界展」(玉川高島屋S・C アレーナホール)

2016年10月29日 | 展覧会

一昨日は、玉川高島屋S・C アレーナホール「切り絵作家 アグネータ・フロックの世界展」を観たのでございます。
http://www.tamagawa-sc.com/event/?id=1992(玉川高島屋HP)
http://fika10.com/Special/sp_28.html(北欧フィーカHP)

(お写真撮影コーナー)


アグネータ・フロックは、スウェーデンのテキスタイル作家で切り絵作家。
お供のEが初めてアグネータの切り絵を観たのは丁度5年前、川越の茶陶苑(1850年に建てられた亀屋山崎茶店の大蔵)での個展での事。
広々とした古い蔵に、万葉集の歌や川越をテーマにした作品が約40点、楽しめたのでございます。

本展では約120点もの作品が、以下の3章構成で展示されております。

★第1章 ようこそ、北欧切り絵の世界へ

父親の仕事の関係で、幼い頃からアフリカや東南アジアなどで暮らしたアグネータは、各地の文化に強い影響を受けましたのじゃ。
13歳の時に移住したタイでは、日本の文化にも触れたとか。

切り絵を始めたのは15歳の時。
モチーフは、詩や神話や寓話や子供時代の思い出などで、日本の万葉集をモチーフにした作品もございます。

切り絵と聞くと黒い紙の切り絵が思い浮かびまするが、アグネータは白い紙を下描きなしにハサミでジョキジョキ切り、水彩絵具で色を塗りますのじゃ。
切り絵+水彩画の楽しさがあり、明るく柔らかな色使いもとても綺麗。

15分程の映像も流され、切り絵を制作している様子が分かります。

切り絵の他にも興味深い展示がございました。
アグネータは何と9歳の時にファッションブックを自作し、かのクリスチャン・デイオールに送ったのですが、それに対してディオール側から届いた手紙と、アグネータが描いたファッション画4点。
そして小さな紙人形と、色とりどりのワードロープ。
このワードロープがディオールチックで、たいそう可愛いのでございます。

★第2章 糸と色とで紡がれる物語

アグネータの織の仕事は、原毛をカーディングし、糸を紡いで染色するところから始まり、水彩絵具で下絵を描き、ようやく織の作業に入るのだとか。

そうして織られたタペストリーが11点と、ベルベット素材のオブジェ《ヴァニタス・シリーズ》5点が展示。

★第3章 アグネータ流 暮らしのコーディネイト

刺繍作品と、ニット作品(手袋と帽子)
テキスタイルの下絵と水彩画や、アグネータが草木染めで染めた織糸も展示。
最後はアトリエを再現したような空間。

楽しく、心和む展覧会でありました。
薄緑やオレンジや青の壁、床の所々にスポットライトで影絵が浮かぶ会場デザインも楽しゅうございます。

特設ショップでは物欲の嵐。
図録は小さ目サイズで可愛らしいですぞ。
手ぬぐいや風呂敷も欲しゅうございましたが、我慢いたしました。

会期は11月3日まで。ご興味ある方はぜひ。


さて、二子玉川へ来たからには、先月「見参 KENZAN 2016」展を観た時に入ったカフェを再訪せねば。
日記には書きそびれてしもうたが、先月このパンケーキを食べましたのじゃ。


で、今回も食べる気満々で行ったらば・・・


カフェは看板だけ残し、忽然と消えていたのでございます。うわ~ん

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