昨日は、美術館とギャラリーと百貨店で、6つの展覧会を観たのでございます。
全部は無理ゆえ、会期の短いもの3つをば。
★JINEN GALLERY(B室)「林明日美展 -空中で消える雨-」
http://jinens-art-studio.com/art/?p=3838
(写真撮影は許可を得ておりまする)
林明日美の銅版画(メゾチント)は、以前から大好きだったのじゃ。
今年の夏はノルウェーに滞在して制作、帰国後の2回の個展(ギャラリー子の星とGallery Cafe 3)では、銅版画と共に、初めて観る水彩画も展示されておりました。
そして今回の個展は、水彩画のみ13点が展示されておりまする。
全て透明水彩で描かれておるのじゃ。
木の幹や枝は絵具を塗らずに白く残して描くなど、独特な感じでございます。
《境界を飛ぶ》は、今回一番のお気に入り。
お迎えしとうござりましたが、タッチの差でお迎えならず涙。
《こちらを向く花》
《空中で消える雨1》
《夢の中の木》
《境界にあるもの1》《境界にあるもの2》
銅版画でよく見られるカーテンのモチーフもカラーに。
小さなファイルは作品集、大きなファイルには銅版画が入っておるのじゃ。
会期は12月17日まで。
来年1月にはアートスペース88で銅版画展もあるそうで、また楽しみでございます。
そして日本橋三越本店へ。
★本館6階アートスクエア「干支彫刻によるHappy New Year展」
http://mitsukoshi.mistore.jp/store/nihombashi/floor/main_6f/art/info01.html#15
様々な作家の動物彫刻が観られて楽しゅうござります。
特にお気に入りを、作家名50音順で。
・小黒アリサ《福丸犬》《舟酉》
大好きな小黒作品2点、安定の可愛さできゅんきゅん。
・高橋野枝《こいぬ》
Noeのぬいぐるみ作品は色々観ておりましたが、彫刻作品は初めて観たのじゃ。
上を向いた3匹の子犬、ユーモラスで可愛いのぅ。
・長納魚丈《仔兎》
まるっとしたお顔にちんまりした耳と大きな目、木とは思えぬ細くて柔らかそうな毛並み、あまりの可愛さに大興奮。
嬉しい事に係りの方が触らせて下さりましたが、子ウサギの体温まで感じましたぞ。
会期は12月19日まで。
★本館7階催物会場「マイセン展」
http://mitsukoshi.mistore.jp/store/nihombashi/event/meissen/index.html
カップ&ソーサーなどテーブルウェアやら手の込んだ人形やら、ずら~り並ぶ美しいマイセンの数々、入場無料で目の保養過ぎじゃ。
お供のEは数百年も前から、「宝くじが当たったら、アラビアンナイトのフルセット買う!」と申しておりますが、勿論それもございます。
マイセンの磁器ペンダントを観たのは初めてじゃが、動物ばかりでかわゆいのぅ。
特に白い磁器に金彩のまるっとしたフクロウ、欲しゅうござりました。
会期は12月17日まで。
さてランチは、裏道を歩いていて見つけたgrace(グレース)初潜入。
明るい店内、貸切状態じゃ。
ハッシュドビーフセットを持ってまいれ~!
濃い味好きなわたくしにはちと薄味なれど、優しいお味でお肉も柔らか。
自家製ピクルス美味しゅうござります。
食後のドリンク付きで1200円。
今度はティータイムに行って、スイーツを食べてみようかの。
その他の展覧会話はまた後日。