ウェネトさまの館

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「林明日美 展 空中で消える雨」(JINEN GALLERY)など

2017年12月14日 06時19分46秒 | 展覧会・美術関連

昨日は、美術館とギャラリーと百貨店で、6つの展覧会を観たのでございます。
全部は無理ゆえ、会期の短いもの3つをば。

JINEN GALLERY(B室)「林明日美展 -空中で消える雨-
http://jinens-art-studio.com/art/?p=3838
(写真撮影は許可を得ておりまする)

林明日美の銅版画(メゾチント)は、以前から大好きだったのじゃ。
今年の夏はノルウェーに滞在して制作、帰国後の2回の個展(ギャラリー子の星Gallery Cafe 3)では、銅版画と共に、初めて観る水彩画も展示されておりました。

そして今回の個展は、水彩画のみ13点が展示されておりまする。


 

全て透明水彩で描かれておるのじゃ。
木の幹や枝は絵具を塗らずに白く残して描くなど、独特な感じでございます。

《境界を飛ぶ》は、今回一番のお気に入り。
お迎えしとうござりましたが、タッチの差でお迎えならず涙。


 

《こちらを向く花》


 

《空中で消える雨1》


 

《夢の中の木》


 

《境界にあるもの1》《境界にあるもの2》
銅版画でよく見られるカーテンのモチーフもカラーに。


 

小さなファイルは作品集、大きなファイルには銅版画が入っておるのじゃ。


 

会期は12月17日まで。
来年1月にはアートスペース88で銅版画展もあるそうで、また楽しみでございます。


 

そして日本橋三越本店へ。
本館6階アートスクエア「干支彫刻によるHappy New Year展」
http://mitsukoshi.mistore.jp/store/nihombashi/floor/main_6f/art/info01.html#15

様々な作家の動物彫刻が観られて楽しゅうござります。
特にお気に入りを、作家名50音順で。

小黒アリサ《福丸犬》《舟酉》
大好きな小黒作品2点、安定の可愛さできゅんきゅん。

高橋野枝《こいぬ》
Noeのぬいぐるみ作品は色々観ておりましたが、彫刻作品は初めて観たのじゃ。
上を向いた3匹の子犬、ユーモラスで可愛いのぅ。

長納魚丈《仔兎》
まるっとしたお顔にちんまりした耳と大きな目、木とは思えぬ細くて柔らかそうな毛並み、あまりの可愛さに大興奮。
嬉しい事に係りの方が触らせて下さりましたが、子ウサギの体温まで感じましたぞ。

会期は12月19日まで。

本館7階催物会場「マイセン展」
http://mitsukoshi.mistore.jp/store/nihombashi/event/meissen/index.html

カップ&ソーサーなどテーブルウェアやら手の込んだ人形やら、ずら~り並ぶ美しいマイセンの数々、入場無料で目の保養過ぎじゃ。

お供のEは数百年も前から、「宝くじが当たったら、アラビアンナイトのフルセット買う!」と申しておりますが、勿論それもございます。

マイセンの磁器ペンダントを観たのは初めてじゃが、動物ばかりでかわゆいのぅ。
特に白い磁器に金彩のまるっとしたフクロウ、欲しゅうござりました。
会期は12月17日まで。

さてランチは、裏道を歩いていて見つけたgrace(グレース)初潜入。


 

明るい店内、貸切状態じゃ。


 

ハッシュドビーフセットを持ってまいれ~!


 

濃い味好きなわたくしにはちと薄味なれど、優しいお味でお肉も柔らか。
自家製ピクルス美味しゅうござります。

食後のドリンク付きで1200円。


 

今度はティータイムに行って、スイーツを食べてみようかの。
その他の展覧会話はまた後日。