3月28日(火)短歌は心の容れ物ならむ

2017年03月28日 | 公開

  先日、定額貯金が満期になったので、荊妻と手続きに行ったところ、窓口の係に「かんぽ保険」を強く勧められ、こういう勧誘に弱い荊妻は、私に加入手続きをさせたものだから・・・

    死亡時の 葬儀費用と 微笑みて かんぽ保険に 我を入らしむ(右往左翁)

 ううむ、使役の助動詞「しむ」の正しい用例であろう。

 今日は今日とて、荊妻と連れ立って、西新宿の歯科へ定期検診に行く。荊妻は歯槽膿漏の恐れがあるとか。私は左下奥歯の状態が悪く、残っている歯根の二股のところに滓が溜まるので、定期的に除去しなければならぬそうだ。麻酔を掛けられ、奥のほうまでクリーニングしてもらった。金属を削って、噛み合わせも調整してもらった。

  女子大学へ行く荊妻と別れ帰宅、月に一度、老母を近所の主治医のところへ連れて行かなければならない。準備して、車に乗せ、待合室に座らせて診察券ほかを出し、車を駐車場に入れて戻ると、老母はぶつぶつ不平不満を言い出す。

    テレビ視る よりほか何も できる事 無いではないか 老い人は言ふ

    御機嫌が悪くて話し掛けられぬと そはつまり吾を 詰る言の葉

    処置室で 血を抜くあひだ 看護師と 話し続ける 間断も無く

    話し相手無きが 故郷捨てて来し 田舎老い人 辛きと悟りぬ

 俵万智は「メールのようなもの」と述べるが、まさしく短歌は心の容れ物ならむよ。

 

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