そのころ、世に数まへられぬ古教授ありけり。

この翁 行方定めず ふらふらと 右へ左へ 往きつ戻りつ

3月6日(月)豪華弁当は続く

2017年03月06日 | 公開

  13:00に会議打ち合わせに呼ばれている。その前に、「汐見」で蕎麦を1枚たぐった。ほんとうに久しぶり。十割蕎麦をこんなにしっとり仕上げるとは、汐見さん、ただ者ではない。

  少し時間があったので、「センチュリー。ミュージアム」の和歌懐紙展を観た。たいへん行き届いた解説冊子をいただいたが、翻字には清濁を分かってあり、あれ?と思うところがあったので、差し出がましいとは思いながら、受付の方に申し上げておいた。熊野類懐紙の源仲家、「うすくこき いろこそみえね もみぢばや たつたのやまの あけくれのそら」は、「暁紅葉」だ題なのだから、「あけぐれのそら」と濁点を打たなければおかしい。また、一休宗純のエッチな歌、「君が筋 かよふときけば うまきあぢ 我こきながら ふくみてぞいつ」は、「もつ」だよなあ…「意」字母平仮名じゃなくて、「裳」字母平仮名だと思う。まあ、セクハラ!と言われるとまずいので、お嬢さんに詳しくはご説明申し上げなかったがな。しかし、堪能いたしました。

  既にI教授が弁当を食っていらっしゃって、ああそうか、弁当支給だったと思い出した。なんとなんと、亀戸は「升本」のお弁当ではないか! 連日、豪華なものをおよばれしている私。さきほどは、蕎麦1枚にしておいて、よかった。さっそくいただく。

  打ち合わせは1時間弱かかった。14:00から本会議。あほが1名居て、あほなことをずっと発言していたが、皆にあほということが、よく知れたことだろう。あほは度し難いな。ぽん大の先生をやっていたことを、妙に自慢しておいでだったよ。ぽぽん。(笑

  1時間半ほどかかって閉会。最後のところで、急に腹が痛くなり(昼を食べ過ぎたせいならめ)、トイレに中座したら、戻るべき会議室が分からなくなった。あたふたして、やっと見つけ出して着席すると、では××教授、最後に何かご発言は?と促されたので、積年の思いを申し述べたところ、皆に大笑いされた(金寄越せ!)。格好悪いこと、この上もない。うんこしているうちに、会議が終わるとはな。(汗

  老母の夕餉を支度せねばならぬから、そのまま帰路につく。おかずを少し買って帰る。18:00過ぎに夕餉にして、老母が食べ終わったところで、荊妻が帰宅してきた。荊妻のところも会議だったそうだが、あちらでも、あほがあほなことを発言したらしい。いづこも同じ、あきれた夕暮れである。根底は、領土問題だな。ウチでも同じようなことが、ありましたよ。


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