12月12日(月)老母の世話で…

2016年12月12日 | 公開

  なにしろ松江人を引き取ったので、気に入るようにもて扱うのが大変である。朝は、お薄を点てなければならない。

  昨日はこちらに来て、初めて外へ出てみた。自家用車に乗せて隣駅のデパートへ連れて行き、車椅子を借りて乗せて、靴を買った。地下食料品売り場へまわり、好きな物を何でも買ってあげると言えば、ホタテが食べたいとのたまふ。しかし、車椅子の目の高さは、ガラスケースの真横で、存外楽しい様子だった。

  さてさて、本日は朝いち演習から始まり、老母は荊妻に託して早くに家を出た。朝いち演習、やはり二十歳くらいの若者相手に、老境の西行の和歌は無理だったか…と呟きながら、授業を終える。続く講義は、『更級日記』と『とはずがたり』の話をする。ジャネット八田と言っても、もちろん学生は誰も分からない。

  空き時間に、『五十嵐日記』五十嵐書店さんへ、ネットで注文した本を受け取りに行く。大学へ帰る途中、昼食を摂っていると、院生のA君から、どこにいるの?と連絡が…。しまった、学会発表のハンドアウトをチェックする約束をしていたのだった! 10分で研究室に戻ると送信し、大慌て。いやはや、老耄のいたりだ。

  4時限の講義は、専門中の専門の話なので、目をつぶっていてもできる。終了時刻ぎりぎりまで粘った。

  荊妻は夕刻より、勤務先でシンポジウムで、老母の世話は私がせにゃらなん。大急ぎで帰宅して、夕食の支度を始める。美味しくないが御飯は早炊きにして、豚肉でハヤシライスを作る。供したところ、老母は一瞬顔を顰めたが、食べて見れば、案外美味かったとみえて、一皿ぺろり。姑殿も降りてきていただき、一緒に食べたが、焼酎を猪口に1杯飲んだ。昨日も紹興酒を飲んだという。ふうん、酒が飲めるようになったか。ずいぶん回復したものである。

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