湘南徒然草

湘南に生まれ、育ち、この土地を愛し、家庭を持ち、子育てに追われ、重税に耐える一人の男の呟き。

嫉妬心と社会の共産主義化

2016-09-22 18:35:03 | Weblog
雨模様で気分が憂鬱です
毎日、毎日、何のために生きているのだろうかと
気分が沈み、やる気が失せる日々です

この度の不況を、私は真剣に受け止めています
自営業者になんか、なるのでなかったなと
半ば本気で考えたりしてしまいます

私の毎日は、税金を払うために存在しています
私の毎日は、仕事のために、ほぼ全エネルギーが注がれ
その仕事とは、税金を払うためのものなのです
藤沢市税だけで、私の累積納税額は数億円に達しています・・・

私は、税金を払うために、借金をし、事業を起こし
毎日を元利払いと税金の支払いに過ごしてきました
そして、私の苦衷に、心から同情する者は、ほとんどいません
人々は、資産を持つ者への嫉妬心が強いからです

家族を守り、国民としての義務を果たす
合法的な日本国民として生きるための努力が
かくも過酷であり、かくも残酷であることに
私は、日本人に生まれた不幸を思います

ただし、日本人に生まれなくとも不幸はあります
おそらく、その方がはるかに大きな不幸でしょう
私は、日本人に生まれた幸福も十分自覚しているのです
運命には、光も影もあります

愚痴ばかり言っても、未来は開かれません
この世の光と影、幸福と不幸、絶望と希望、夢と現実・・・
一筋縄でいかないのが人の世です
権力による収奪は、共産主義者には正義であり
自由を求める人にとっては、暴虐です

共産主義国家には、暴虐の正義があり
自由社会には、冨の不平等があります
ただし、共産主義国家には、自由社会以上の不平等があります

自由主義であれ、共産主義であれ
この世に、けして存在しないのが”平等社会”です
ただし、自由社会の方が、共産主義に比べれば、はるかに平等社会です

自由か平等か、互いに混じり合うことのない二つの要素は
自由社会にも、常に、緊張の種を残しています
自由社会は、常に、内外から、共産主義に脅かされています

社会的正義を主張するのに
共産主義者は、人々の嫉妬心を利用します
嫉妬心は、強烈な感情です
国民世論を煽るためには
左翼マスコミには、とても都合の良い人間心理です

正しい政治的判断をするためには
私達ひとりひとりが、嫉妬心に曇らされない眼を持つことです
これは、自由社会を生きるために必要な嗜み(たしなみ)かもしれません





コメント (3)
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