セミナー（3回目・最終回）に行ってきました

今日は猫師匠による初心者セミナーの最終日。
朝早く自宅を出発して、
新宿まで日帰りで行って来ました。

これまでの3回のセミナーを通じて、
「仕事としての売買」とはどういうものか、
つまり、予測や運に頼るような
趣味的な（もしくはバクチ的な）売買ではなく、
安定して長期に渡って利益を出すには
どうすればいいのかについて
非常に具体的な話を聞くことができ、
とても有意義でした。
総費用は10万円くらいかかってしまいましたが、
全く惜しいとは思いませんでした。

特に、最終回の今回においては、
最後の方で「カラ売り」について話してくれました。
実は、ウニ吉が特に興味を持っているのが
プロがどういう状況で、どういう風に
「カラ売り」をするかということです。

当分の間は、短期的には調整もあるでしょうが、
上げ相場と見て間違いないと思います。
しかし、永遠に上げ相場が続くわけはありません。
いつか、必ずや下げ始める日がやってきます。

実は、プロにとって、「下げ相場」が一番美味しいそうです。
上げ相場とは比較にならない利益が得られるからです。
猫師匠が常日頃から言っている言葉は、

　　今は上げ相場だから仕方なしに買ってるだけ。
　　多分、2～3億くらいしか儲からんだろう。
　　でも、その後の下げでは10億くらいは取れるはず

ということです。
実際、林輝太郎氏は、バブルの頂点前までに3億、
バブル後の暴落で7億を稼ぎました。

売りの神様として知られている山種さんの有名な言葉。
（正確には覚えていないので、適当です。）

　　上げ相場で得た利益は使いものになりません。
　　物価も上がっているからです。
　　でも、下げ相場で得た利益は価値があります。
　　物価も人件費も下がっていて、
　　同じビルを建てるにしても
　　安くて良いビルを建てることができます。

こんなことを聞いていたら、下げ相場を取る
「カラ売り」について興味がわくのも当然ですよね？

今は、上げ相場を買いで取る勉強をしていますが、
その技術がそのままカラ売りに使えるとは思ってません。
売りは買いの反対ではありません。
グラフを書くとすぐにわかりますが、
底はいつも平べったく、天井はいつもとんがってます。
同じやり方で取れるわけがない！

実は、林輝太郎氏の著書

　　「脱アマ相場師列伝」

の中に、「銀流しの安さん」というプロの
カラ売りのやり方の説明があります。
読んでもさっぱりわかりませんでした。

でも、猫師匠はさすがに本物のプロ！
今回、とてもわかりやすい説明をしてくれました。
感激しました。
ちょっとはわかったつもりになりました。

でも…、今のウニ吉には（資金的にも技術的にも）
とても真似できそうにありません。
猫師匠も、上げ相場が終わったら
少数のできる人たちを残して
猫塾を解散するかもと言ってました。
ほとんどの人がついて来れないからです。

ウニ吉が残れるかどうか。
それは、これからの努力次第でしょう。

セミナーが終わった後、いつもは急いで
家路に就くのですが、今日は急ぐ必要もないので
新宿の紀伊国屋と池袋のジュンク堂に寄りました。
本屋に行くのは大好きですが、
特に新幹線で読む本を探しに行くのが好きです。

でも、大抵の場合、

　　本屋で本を選ぶのに一時間以上かける。
　　でも、実際に新幹線に乗って読み始めると
　　10分も経たないうちに寝始める

という本末転倒になってしまいます。
まぁ趣味だからいいでしょう。

今日買った本は、

　　「実録！株式市場のカラクリ」

という本で、株の世界の裏側についてのルポです。
今日は寝ずに読んじゃいました。
確かに、それなりに面白い本だとは思いますが、
もうこれくらいの「裏側」は結構知っているので
あんまり新鮮な感じはしませんでした。

こんな本に書いていることより
もっとすごいことも知ってますよ！
でも、怖いのでここには書きません！！

早い話が、証券会社はあくどいってことです。
でも、ジャーナリストが深く追及するはずがありません。
だって、新聞や雑誌を見ればわかるでしょう。
彼らはとっても大事なスポンサーです！