無意識日記
宇多田光 word:i_
 



今週はシディベ(Sidibe)というアーティストの"ストレンジャーズ"という曲がヘヴィ・ローテーションだった。サビメロがキャッチーですぐに脳内ループが始まる。

ツイートでもちらっと書いたが、CubibUやUtadaが好きな人なら気に入るタイプの曲だと思う。特に楽曲ラストのアドリブは、黙って聞かされたらHikaruの18年前のアウトテイクだよと言われたらまんまと騙されそうなスタイルだ。冷静に聞けばどちらかといえば宇多田ヒカルというより倉木麻衣という気がしなくもないが、オールド・ファッションで聞きやすいPopsのスタイルは、幾つかのレビューでジャネット・ジャクソンの名が引き合いに出されるなど、自分のような年寄り向けにわかりやすい曲調になっている。今年の2月にはリリースされていた楽曲という事でその時は存在を知らなかったのだが先月1stフルアルバムが発売になった事でこちらの耳に入る事になった。

Hikaruも英語曲をまた歌う事になったらこういうキャッチーでオールド・ファッションなポップソングを歌ってくれないかな、と言うのは容易い。そして、Hikaruの場合その気になればサラッと書けてしまうだろう事もまた容易に想像できる。つまり、「その気になるかどうか」だ。

ポップソングは大衆との対話であるから、大衆側がポップソング自体に価値があると評価してくれない場合は制作する動機自体が破壊される。その悪循環に陥ったのがこの10年のこの国で、音楽番組を地上波テレビで放送しても懐メロばかりの有り様だ。単純に地上波テレビを見ている層の志向だと言ってしまえればいいんだが、暫くまだまだ最大多数派なので"大衆"といった時はどうやったって引っかかってくる。

つまり、大衆がHikaruに対してポップソングを所望する空気が強まればHikaruも"察して"またその路線をいくかもわからない、という僅かな希望、薄い見込み。でもまぁ、そんな期待をするよりひとまずは現在のヒカルの芸風についてく方が先か。その中でバランスをとりながら、また昔みたいな曲が聞ける機会も出てくるさね。

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