無意識日記
宇多田光 word:i_
 



次またペヤングチャレンジするとは言ったけど、やっぱり止めにしようかな。しっかり空腹ならギリギリ15分で2.5個(普通の5個分)食べれなくもないと思ったけど、いっぺんにそこまで食べたら15分後にはきっとペヤング嫌いになってる(笑)。それって人生としてあんまりよくないよね。美味しくうただけるものは出来るだけ美味しくうただきたい。それには、ほどほどの量をほどほどの間隔で食べるのがいいのだ。

ほどほどの精神。本当に大事だよねぇ。関西弁でいえば「ぼちぼち」と「ちょうどええ」を併せたような概念。「儲かりまっか」「ぼちぼちでんな」という関西の会話を標準語にすると「景気はどうですか」「ほどほどです」になるんじゃないの。勘定から言えば「とんとんです」に近いんだけど、派手に儲かる訳でもなければ派手に損する事もない、危うい平衡と安定のバランスとアンバランス。よくもなく悪くもない、と言い換えてもいいけれど、「ほどほど」には「適切・適正」のニュアンスも含まれているので、「良すぎない程度に良い」くらいじゃないかな。

「ちょうどええ」といえば漫才コンビニの二丁拳銃のネタだっけか。結構傑作だったのにあんまりウケなかったよね。古いネタだから今でもYouTubeにあるやいなや。物事の「ちょうどええ度合いと頃合い」をテーマにあるあるネタを繰り出すのだが、笑いというより気持ちよさの方が勝つネタだったのがまずかったのかな。観てて感心してしまうような。

話が逸れた。つまり、『30代はほどほど』のスピリッツの話である。ビッグコミックスピリッツで水着写真を撮る話はどうなった(どうもなってません)。それはおいても、『20代はイケイケ!』の精神とは明確な対比がある。

『イケイケ』で象徴的なのは『UTADA UNITED 2006』である。当時ヒカルは2ヶ月間のツアーで毎回今にもすぐに倒れ込みそうになる位に全力投球していたという。余りにその刹那的な全力ぶりが無茶な為周囲は「もう少し(2ヶ月の)ペースを考えないと(最後まで)もたないよ」と助言したらしいがそれに対してヒカルは『全力以外のやり方がわからない』と答えたという。

確かにその時はかなりやりすぎたようで、ツアー中盤を過ぎた頃には誰の耳にもわかる位に喉に変調をきたし、あわや手術かとまで言われるほどの状態だったという。結局ギリギリの治療で手術は回避したという事で(その時打った注射が尾崎豊と同じヤツだと知り盛り上がる様子は『点』に掲載されています)事なきを得たのだが、いやはやヒヤヒヤさせやがるおなごであった。

それもこれも、『20代はイケイケ!』なスピリッツだったからだ。兎に角全力で駆け抜ける。そうする事で自分の本当の限界、即ち「自身の最大能力」を知る事が出来るのだ。そして、出来たのだろうヒカルは。

あれから10年。歳を重ねた今ツアーに出てくれれば間違いなく『30代はほどほど。』スピリッツを発揮してくれるだろう。それは「良くも悪くもない」とかではない、「自身の真のスタミナを見極めた上で総ての公演でおしなべて高い質のパフォーマンスを披露できるアプローチ」を身につけた上での、ハイブロウ(highbrow)な方法論だ。つまり『ほどほど』とは知と知性の合い言葉なのである。

30代バツイチ人妻子持ちがハイブロウな顔を見せてくれた時、それは間違いなく「堪らなくセクシィ」である筈なので、明後日の生歌唱では皆で遠慮なく「エロいよヒカル」と弾幕を打ちまくる事にしましょうぞ…ってニコ生じゃないんだから全くもう。

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