無意識日記
宇多田光 word:i_
 



 「回顧録:2004年当時のプロモ戦略 その8」からの続きです。今回から収録カテゴリが変わり、「UtaDA 2nd祈願カテ」のエントリになります。勿論、現時点ではUtaDAの2ndアルバムの発売の予定は全くないので、飽く迄願望先行の内容です。(^_^;

*****

 では、だ。じゃあ、いつになるかはわからないが、きたるべきUtaDAの2ndアルバムは、どのようなプロモーション戦略の許に売り出されるのであろうか。ご存知のように、まだアイランドレーベルのアーティスト一覧に名を連ねたままである。契約続行中、ということだろう。恐らく、彼女の今の流れからすると、とても「売る為」の内容を作ってくるとは思えない。今まで以上に、「EXODUS」~「ULTRA BLUE」の流れにある“自己研鑽型”の作風を貫いてくる、と見るのが妥当だ。もしかしたら、彼女の生命線であるポップ性すら随所で犠牲にしてくるかもしれない。(彼女は“犠牲”というキーワードが好きだしな) もしかしたら、今まで以上にプロデューサ体質を発揮して、自分以外のシンガーに歌わせる場面も多くなるかもしれない。(大抵は彼女自身が歌うのが一番うまくいくので、可能性としては少ないが) しかしいずれにせよ、レコード会社がモロテをあげて喜び勇んで売りに掛かるような作風はまだまだ程遠いように思う。もちろん、どポップな作風の作品を作ってくれたらそれはそれでこちらとしては一安心だったりするのだが、どちらに転ぼうが、彼女自身が全く妥協を許さない超々高品質の作品を狙ってくるだろうことは疑いがない。これはもう本能であろう。(その2へ)


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コメント
 
 
 
Unknown (odyssey)
2006-12-03 19:03:35
前にも書いたけど、ヒカル君は自分の声でさえ、楽器の一部としてみている節がある。
自分より自分の歌を巧く表現出来る人が現れたら、迷うことなく切り替えてくるんじゃないかな?と思う。
まるでお気に入りのマイクが手に入った時のように。。。
ボクはその時どうするだろう?ヒカル君が唄う事をやめてしまったら、、、、
それでも彼女のプロデュース曲を追い続けるだろうか?
それとも彼女が唄わなくなったら、ファンをやめてしまうのか?
まあ、まだそこまでは至っていないと思いたいが・・・
 
 
 
はじめまして (TK)
2006-12-10 00:53:43
TKといいます。
つい最近まで会社のパソコンでROMしてましたが、先月からようやく自宅でネットが見られるようになったネットの超初心者です(汗)。
i_さんのヒカルさんに対する考察はとても奥が深く、かつ深い愛情が感じられて、いつも感心しております。ヒカルさんのファンの方の中でも貴重な存在だと、個人的に思ってます。
では、続きを期待して待っております。
 
 
 
越年レスあんぎゃー(汗 (i_)
2007-01-23 01:08:44
> odyssey
どこかで触れたことあったかな、、、
曲作り、メロディづくり、って
そのときに使う楽器に左右されるのよさ。
ピアノにはピアノの指使い&音色、
ギターにはギターの、ヴァイオリンには、、、てね。
ヴォーカルも楽器として捉える、となると、
やっぱり曲作りに影響を与えるんだな。
そう考えると、宇多田ヒカルの独特の歌声が
彼女の作曲能力をもインスパイアしてるかもしれず、
もしそうだとすると、たとえ実力的に高いシンガーが
あとから現われたとしても、やっぱり自分で歌い続ける、
ってことも考えられるんだな。そう、曲を作るためにね。

> TKさん
非常にあたたかいお言葉を賜り、感激しております
・・・それなら即レスしやがれって話ですよねそのとおりです
全く以ってブログを放置してしまい申し訳ありませんでしたm(_ _;)m
溜まってる分、しばらく放出しそうなので、
ようやくご期待に沿うことができそうです。
・・・いつものように、そう長く続くわけではないと、
思いますけれども、、、(汗)
 
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