うな風呂

やる気のない非モテの備忘録

(栗本薫)鬼面の研究  うな

2005年11月15日 | 栗本薫
伊集院大介シリーズ第三弾。
はっきり云って、コメントに困るぐらいにふっつーのミステリー。

あるテレビ番組の撮影で、鬼がいたという伝承の残る山奥の村を訪ねた撮影スタッフの一人が殺される。おりしも唯一の出入り口が封鎖され、村に閉じ込められた一行は、事件と鬼伝承との一致に気がつくのだが……みたいな話でして、おそらく先生も普通のミステリーを目指したんじゃないかなあ? なんか読者への挑戦状とかついているし。
なんというか、もうコメントすることないよ。本当に普通だよ。悪いところはないがいいところもないよ。あっ、なぜか綾辻行人がこの小説が大好きなんだよね。だからどうしたって話ですが。

「ミステリーの作りかた」というマニュアル本があるのなら、その一例として載っていてもおかしくないような模範的なミステリーです。
って、さっきから繰り返し繰り返しおんなじことを云ってるな。
だから、こう……普通だよ。

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