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なぜかよくわからないが地下世界の村で、ドリルで領地を広げるだけの日々を送っていた少年シモン(半裸)。
ある日突然、頭上の外の世界から降ってきた巨大ロボット・ガンメンの襲撃に会い、兄貴分のカミナ(半裸)、隣村の少女ヨーコ(半裸)とともに外の世界に出ることに。
しかし外の世界は、そこに人がいるだけで螺旋王率いるガンメンたちに襲われる危険な世界だった。
しかし意味もなく攻撃されることが気に喰わない熱血漢のカミナは、偶然手に入れたミニロボット・ラガンと、むりやり奪った敵ロボット・グレンを率いて、強引に螺旋王の軍団と戦いはじめるのであった。
がイナックスが送る
「うちは黒トミノだけじゃなくて白トミノも真似できるんですからね!」
といわんばかりの、テンションと演出だけで乗り切るスーパーロボットアニメ。
テレビシリーズを二部形式の総集編にして、といういつものアレな劇場版。
とにかく無駄に前向きなテンションの熱血漢カミナが完全に島本和彦テイストで、なにがあっても「おれを信じろ!」だけで進んでいく、常時スーパー主人公状態なのをバカッコイイと思えるかどうかがすべて。
わざとシンジ君テイストないじけ主人公シモンが、カミナのテンションで無駄に前向きなのが面白い。
やたらとみんな半裸なのも(世界観的に暑かっったりもするんだろうが)「だって半裸のほうがみんな喜ぶだろうから」的な割りきり感満載で、全体的に過剰サービス満点。
総集編ゆえにいらないシーンもガンガン削られて、テンポもやたら良いため、気がついたら観終わってしまうまさにハイテンションロボットアニメ。
『新世紀エヴァンゲリオン』が『伝説巨神イデオン』をはじめとした無駄に残酷な富野アニメ(通称黒富野)の究極系であるのに対して、今作では『戦闘メカ ザブングル』をはじめとし、近年でも『オーバーマン キングゲイナー』で見せたノリだけでなんとかする無駄に明るい富野アニメ(通称白富野)に対抗したような作品になっているのが、ロボットアニメの歴史的に面白いかな、という気がする。
そのノリを象徴する重要キャラを、あえて途中で退場させるあたり、脚本・構成的にチャレンジも感じるし、そこで減速して終わらないスタッフの意気も感じる。
総じて普通に楽しめる娯楽ロボットアニメとして、うまくまとまっているんじゃないかなあ。











