うな風呂

やる気のない非モテの備忘録

栗本薫 全著作レビュー用のブログとかを作る

2016年11月09日 | 栗本薫
栗本薫全著作レビューを完成させよう!
と思ったものの、どうもこのブログはなんでもかんでも投稿しているせいで、いささかごちゃついているように思われてきた。

そこで現在、ずっと放置していた本サイトの栗本薫ページをこちゃこちゃと整理している。ずっとリンク切れていたお茶会訪問記をつなげたりね。ずいぶん昔に「リンク切れ直してクレメンス……」とか云われてたんだけど「おう、気が向いたらな(うなグイン買えや)」ってスルーしてたからね。仕方ないね。
でも改めて読むと、さすがに十年も前だから無駄に荒ぶっていて読むの辛いね、あれは。敢えて手直ししないけどね。
で、もう出したのも何年も前だしということで、同人誌出す時に手直しした感想とかをちまちま差し替えたりしている。
今年中に終われば良いほうかなあ。
ま、気長にやるつもりです。

で、ついでに栗本薫全著作レビュー用のブログも別に立ち上げて、そっちも倉庫代わりにしようかなと思い立ち、現在ちまちまと並行で移植作業を行っている。
そうしている内に「そういや小説投稿サイトとかで評論OKなのかな?」と思いつき、調べたところOKみたいなので、ほぼ同じ内容でカクヨムという角川の経営する小説投稿サイトにも、ほぼ同じ内容のページを作ることにした。
以下、それらのアドレスである。

別ブログ「栗本薫 全著作レビュー」
カクヨム版「栗本薫 全著作レビュー」

本サイトの工事や同人誌の進捗の目安にもなるので、気になる人はこちらを覗いてもらうと良いと思いますね。

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1 コメント

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通りすがりの感想です (yukichi)
2017-10-19 02:07:04
うな様

初めまして。栗本薫(中島梓)さんのことを調べていて、こちらのサイトに辿り着きました。

うな様の的確な視点と冷徹な分析、
そして栗本さんへの尽きぬ愛とツッコミに、ただただ膝を打つばかりです。

私が栗本さんの作品にどハマりしていたのは、
リアルに中二病の頃。
当時は彼女の自画自賛も
「凄い! 作家になる人はこのくらい選ばれた人なんだ!」
などと素直に受け止めていたのですが。
今見れば、確かにツッコミどころ満載で、
だけどそんなところも可愛かったよね…と改めて思い返しています。

その後、栗本さんの本から離れました。
理由は自分自身の環境の変化などで、なんとなく手に取らなくなったからで、栗本さんの何かに起因するものではありませんでした。

…と、思っていました。
ですが、うな様の『アマゾネスのように』レビューの一節に、衝撃を受けたのです。


「このすみやかに読者の心に入り込み、やみくもに心を捉える彼女の文章は、奇しくもこの時期を境とするように衰えはじめた。」


私が彼女の本を愛読していた最後の時期に強く印象に残っているのが、まさしく『アマゾネス』で。

これ以降彼女の本を全く手に取らなかった訳ではないですし、多少は読んでいたはずですが、何ひとつ覚えておらず…。
自分自身の心境の変化で離れたと思っていたけれど、もしかすると栗本さんの変化も原因のひとつだったのかもしれない、と…。
妙な符号の一致を感じました。

幸か不幸か、晩年のひどいと言われる文章は、私はほぼ読んでいません。
今後どの程度栗本さんの作品を読むかわかりませんが、うな様の数々のレビューのお蔭で、だいぶ心の準備はできました(笑)

素敵なレビューで楽しませていただいて、あの頃のワクワクした気持ちを思い出させてくれて、ありがとうございました。
(それこそ、昨夜は思春期に栗本さんの小説を読んでいた時の如く、うな様のレビューを夢中になって読み耽りましたよ! )

全作品のレビューを完成させるとのこと。とても大変かと思いますが、楽しみにしております。長文失礼しました。

(追伸:色々印象に残っている『アマゾネス』ですが、特に鮮烈だったのは、病室にマックを買ってきて貰ったエピソードです。入院中にマックありなのかと! 本当に、よく食べてましたよね…!)

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