うな風呂

やる気のない非モテの備忘録

エルヴァンディアストーリー  55点

2011年01月05日 | ゲーム日記
エルヴァンディアストーリー
クリエーター情報なし
スパイク


PS2のSRPG。
2007年、「見えている地雷」として鳴り物入りでクソゲー界にデビューしたものの、伝説の『四八(仮)』の出現によって存在感を失った悲運?のクソゲー。そういえばやってなかったのでやってみた。
システム・ストーリー・キャラクター、すべてが『ファイアーエムブレム』そのまんまのものを、ストレートに三回りくらいテキトーに作ったゲームだった。
敵も味方もすぐノーダメージになり、最初から最後まで主人公以外のユニットを使う必要がまったくなく、すべてのボスが1ターンで死ぬいいかげんそのもののゲームバランス。
いきあたりばったりな展開と失笑するしかない台詞回し。
ものすごくどうでもいいところで分岐するストーリー。
ひたすら地味で魅力が無いのにやたらめったら増える味方(これは長所とも云える)
なぜか真面目に作られていて浮いてるBGM。
BGM以外のおよそすべてが「適当に作ったFE」としかいいようがない代物で、完成度はおそろしく低い。

が、基本的にFEのシステム自体がよくできているため、なにも考えずプレイする分にはそれなりにプレイできる。実際、クリアまで一気にいけた。8時間でクリアできたというのもあるけど。味方が異様に有利なゲームバランスのいいかげんさも、スパロボならよくあることなのでなれていれば問題ない。

とは云え、持てるアイテムが少ないうえに倉庫にもあまり物が入らないのに、敵を倒すたびにほぼ確実にいらないアイテムがもらえるので邪魔でしょうがないうえにテンポが異様に悪いところや、成功率100%の盗むをしかけてくる盗賊がしょっちゅう大量に出てきて逃げるでもなく無駄に手間と時間をかけてイライラさせてくる点など、アグレッシブなクソさも備えているので、人畜無害なクソゲーとも云えない。
個人的には、もっとシナリオや台詞回しで笑わせて欲しかった。昔のゲームにはこれくらいいいかげんなシナリオとか、けっこう普通にあったからなあ。あまりインパクトはなかった。

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