うみねこ(介護避難所)

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ポジショニングの可能性

2017-06-19 12:05:04 | 介護


※介護のヒントというほどではありませんが、コラムでは日々見たもの気付いたことを書いています。
また看護週間にあわせて看護とは何か看護と介護の違いについて考えてみました。


・介護コラム -  ポジショニングの可能性

5月の看護週間にあわせて看護についてかんがえてきましたが、高齢の看護でいえば拘縮や褥瘡を抜きにしては語れません。
介護でもっとも重要で重い課題である拘縮や褥瘡のひとつの解決策がポジショニングかもしれないとおもっていました。
最近まで体位管理をなんと呼ぶのか呼び名が統一されていないようでしたがポジショニングという用語で介護のメルマガで流れていたのでほぼかたまってきたのかもしれません。

介護経験者からなぜポジショニングが重要といいたいか、というと拘縮を改善しようと朝昼晩暇さえあればリハビリをやって、
まったく目に見える効果がなかったのに本人が何かある状態のときにだらっと関節が伸びているのをみて一時的な受身の運動でなくある環境が整うと自発的に関節が伸びるのではないかと直感的に感じたからでした。
どうものそのような環境を作るのがポジショニングなのだろとおもっています。
そして一般の介護者が自腹で受講は難しいかもしれませんが、職員などが参加できるセミナーがいよいよ普及してきたということでしょう。

一般人として本で読んでみたところまだ具体的な適用方法はわかりませんが、理屈としては障害者や病気を患った高齢者は
緊張状態にあってそのためにベッド上に無造作にただ寝かせられた状態では体を縮こませる体勢をとってしまうのだといいます。
そこでいい体勢に改善すればストレスが軽減されて関節が伸びるということのようです。
最近これを一般の人向けに応用しクッションをたくさん使って気持ちよく寝るリラックス法の本もみかけました。
また緊張、ストレスを解消することはそれだけ血行、健康状態を全体的に押し上げるというもっと大きな効果もあるのだといいます。
ナイチンゲールがいう人として扱い、工夫していい状態にしてやるという基本かもしれません。

さらにナイチンゲールの時代の元気が病気か二元論、起きるか寝かせるか2つの体位にとらわれ、安静と栄養を与えれば良いという時代から、
現代では病気ではないが元気でない状態の人、特に高齢者などが現れてきていることに対応する技術が必要でその一つがポジショニングなどだとおもいます。
いまだに介護施設、病院ではかならずベッドを単位にしている気がしますが、高齢者の拘縮や褥瘡はベッドが生んでいるようにも感じます。
また介護というとお年寄りが目をつぶってそこへ職員がさじで口に食べ物を運んでいる映像が流れますが、
単に高齢とか認知症でも時間はかかっても箸やさじを自分で持って口に運ぶことはできる人は多いし、
自力で出来ることをさせるのが拘縮や褥瘡、さらには誤嚥性肺炎を予防する一番の方法だと思います。

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