グリーン、グリーン、青空の見えないドームでハラハラ

19日の日曜は今シーズン初の関西遠征。京セラドーム大阪へH-Bsの試合を見に行ってきた。試合開始30分前に席に座るという素晴らしいタイミングで観戦してきたのだが、まあ試合としてはエライ内容に(ーー;)

先発はH・武田とBs・マエストリ。今日の楽しみはなんと言っても武田の投球を生で見られることにあったのだけど、残念ながら今日は本調子にはほど遠く前回・前々回に比べて真っ直ぐに勢いがない。低めに決まるとほぼ全ての打者が手のでなかったストレートを弾き返され初回にあっさり先制されてしまった。

しかしこのあとすごいなと思ったのはその日の自分の調子を悪いと見るやすぐに使えるボールを見極めて、あっさりと切り替えられる調整力の高さであろう。彼の武器はこの球、という断片的な物ではなく投手としての総合力が優れているということではないかと思えるのである。事実次の回からは緩急主体のピッチングに切替て決め球にカーブを有効利用。終わってみれば５回１失点で勝ち投手になったんだからホントにたいしたヤツだ（「野球頭の良さ」というものをものすごい感じますな。大場なんかに一番足りないのはコレだよ）

Bsのマエストリも初めて見たピッチャーだったが、彼は四国アイランドリーク経由でオリックスに入団した選手なので応援心も多少はあるのだけど、今日だけは勘弁して貰いたかった。しかし彼の登場テーマ曲が「ゴッドファーザー・愛のテーマ」なのがイタリア出身という理由から来ていることをどれだけのお客さんがわかってくれたことだろう・・・

で、試合の方だが落ち着いていたのは中盤までで、９回の表裏に点の取り合いとなり最後はホームランが出ればサヨナラという場面。高橋信二の大飛球がレフトを襲い、我々の席近辺（三塁側内野ビジター応援席）ではうひゃ～という悲鳴が上がったがフェンス手前でボールは失速。１０－８でかろうじてホークスが勝利となった。

・ゲームスコア詳細

去年のことを思えば乱打戦の方が見ていて楽しいし（心臓には良くないけどね(ーー;)）結果的に勝利してしまえばその日の観戦は全てが良い思い出として残るものなのだよ（現金なもんですわ）

試合の中で他にも印象的だったことを書いておくと＿

・内川の怪我が心配
・長谷川のホームランがすごい当たりで自分たちの席からだと軌道がよく見えた
・この三連戦「沖縄デー」と銘打たれていたがやや宣伝不足か客足は悪かった。
・小久保出場せず。見たかったのになあ・・・

いろいろあったがやはり生観戦での勝ち試合は最高であると実感。ヨイモノを見させていただきました。

2012.08.19 Bs8-10H 武田4連勝！試合時間4時間18分、計32安打が飛び交う