Trip to the Waterside ~梅のいい釣り夢気分!~

三浦半島・伊豆半島をメインとした ルアー釣行記とそれにまつわる旅の記録を中心に、日常生活もろもろと

BLOW SHOT 3D BORON SBX-78SS インプレ

2016-04-30 | ロッドの話
このロッドも名竿です。

シーバスロッドとして極端にとんがったモノとして発売されたのはこのロッドが初めてだったのではないだろうか? スミス 『ブローショット3Dボロン SBX-78SS センシティブスキャナー』




グリップはご覧の通りコルクで、質はかなりいいと思います。フォアグリップは人差し指で直接ブランクスに触れられるようショートで( いまでこそ当たり前にありますが )、リールシートはマットタイプで滑りづらくなっています。



グリップエンドは飾り気がなくシンプル。





シーバスロッドとしてはかなりライトなのでバットの太さは細めですが、ボロンがコンポジットされていてほとんど曲がりません。




ガイドはチタンフレームのSIC。



当時はPE全盛期ではなかったので、PEラインに対応したガイドセッティングではありません。たしかこのロッドを監修した小沼さんは、当時はフロロを使用しR32とかでシーバスをキャッチしてた記憶があります。




ティップはソリッドとなっていて、食い込みに対しては未だナンバー1じゃないかと。スレッドはイエローでナイトゲームでの視認性が良く、デザイン的にもボクは好きですね。




ソリッドとの繋ぎ目はあきらかに分かるくらい太さが変わります。




このロッドはティップが本当に繊細なので扱いに注意が必要です。ボク自身は持ち運びでの破損はありませんが、実釣中にルアーをロープに引っ掛けてしまい、ロッドティップを軽く振って外そうとしたときに、トップガイドと1番ガイドの間で“ポキッ”っとイッてしまいました( PE使用で )。今の手持ちのモノは2本目です。

正直 もう中々手に入らないので、破損をしたくないということもありあまり使わないようにしています。しかしショートバイトを掛ける能力はズバぬけてるので、シーズン初期のまだ水温が低く食いがシブいときはこのロッドに頼ることがあります。またメバルのプラッギングとフロートリグを利用した釣りにも使えます。

キャストに対しては空気抵抗のあるルアーはロッドが負けてしまい飛距離が出ません。ボクは主にシンキングペンシルを使用します。その中でも細身のモノがキャストしやすいかなと。ワンダー級は若干重く感じますが、使用は問題なくかなりぶっ飛んでいきます。感覚としてはバットで投げるって感じ。

ティップで食わせてベリーで掛ける、そしてバットで寄せる… このロッドでの最大魚は、アフターでガリガリに痩せてましたが98センチのシーバスです。ファイヤーライン8ポンド+シンゾーベイトで獲りました。バットがパワーがあるので、大きいのが掛かっても意外と安心です。

好みは分かれると思いますが、いや~ いいロッドですよ







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