青海の風姫

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ローレライ (新譯ハイネ詩集): 2017-06-27 01:50:40; 　　　　　　　　　ローレライ

わが心かく愁(うれ)はしき
その故をみづから知らず。
いと古き世の物語り、
わが思ふこと繁し。

夕ざりて風はすずしく
靜かなりライン河。
沈む日の夕映に
山の端は照りはえつ。

巌の上にすわれるは
うるはしき乙女かな。
こんじきに寶石(いし)はきらめき、
こんじきの髪梳(す)く乙女。

金の櫛髪を梳(す)きつつ
歌うたふその乙女、
聞こゆるは、くすしき強き
力もつその歌のふし。

小舟やる舟びとは
歌聞きて悲しさ迫り
思はずも仰ぎ眺めつ。
乗り上ぐる岩も氣つかず。

舟びとよ、心ゆるすな、
阿波に呑まれ果てなん。
されどああ歌の強さよ、
甲斐あらず舟は沈みぬ。

　　新潮社　ローレライ　新譯ハイネ詩集
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　片山敏彦訳

司命竈君の加持による卜 (もみ＠田平子（たびらこ）): 2017-06-27 05:08:49; ｜・）…

上の画像は
竈君の加持による卜という事なのだけど

やはり行う前には
竈君を拝したり　供養する事を要すると思われるばい。

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