有名な大和三山の人工ピラミッド説を判り易く解説した漫画です。
89年の学研「マヤ」誌に掲載されたものですが、現在はこういった
小中学生にも理解できるように伝え、想像力や知的好奇心を伸ばす漫画が
非常に少なくなっていると感じます。
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大和三山を結ぶと正確な二等辺三角形になります。
そして最初に、「耳成山」に行きます。
次に、「うねび山」と「天香具山」を訪れます。
しかし、直接ピラミッドであると証明できるような遺跡などは見つからず、
翌日大和三山の北東にある三輪山に向かいます。
しかし取材は許可されず、地元の研究家のもとを訪れます。
それから翌日、大和三山の南にある石像群を取材し、それらがある角度で
一直線に並んでいる事を突き止めます。
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心著ざるは疎漏と云ふべし。凡て世間
には妖鬼の徒の限りなく多く繁衍満ち
満ちて、如何にして真の富貴を保つべ
きぞと云ふに、正直忠誠にして陰徳を
積むに如くはなし。此の世にして播く
種は後の世にてはゆるもの。
今生は假の世、後生が真の世、顕世
は後世の試練場(ココロミドコロ)後生は我人の
真故郷、共に一睡夢の間にて、善も悪
しきも貧乏も冨るも貪欲人も、何も終に
は、この世に形体のみを遺しおきて、心
魂のみぞ幽冥に己私をも省去りて、正直
に忠誠に、仮初にも惟神なる道に違ふ事
なく随ひ奉りて、その大恩高徳に答へ奉
らむと。五十年の寿あれば五十年の苦あり。
日一日を過せば、墓に近づくこと一歩なり。
終りに大きな愁苦の極に至り、死期来たり
て生涯を結ぶ。この顕世は人の本世に非ず。
天神の人をこの世に生じ給ふは、其の心を
誠にし、徳行の等を定め試みむ為、寓居せし
め給ふなり。そもそも人の世に在る。景の
如く夢の如し。死は凶に非ず。凶の竟れる
なり。人が死を迎える時節、産土神の御前に
侍ひ即ち伴はれて、幽冥大神の神庭に参り
至って、吾が一生に為したる事と行いと逐一
に判断して遺すことなく、是に於いて顕世に
在りし間の、諸の罪過先づ詳らに知られ奉り
常に死後を念じ思ひ候ふべし。死時の審に備
ふ少しばかりの間、楽しむことが出来るのは
僅か数年に過ぎない。
|・)…
熱田・伊勢参拝の記事に改めて書かせて頂く予定だけど、神道の学者さんと思わしき、神典の知識が豊かで特殊な参拝法をされていらっしゃる男性と神宮で出会って、「神さまに呼ばれて神宮に来られたのですか」と尋ねられたばい。
伊勢では本宮と主だった御社だけを時間制限の中で巡っていく団体ツアーの人も多くて、参拝というより観光気分で伊勢に足を運ぶ人も少なくなかったようで、ちょっと微妙に感じてしまったりもしたのだけど、やっぱり見えない世界の本当の働きは、「縁」にしかないと感じさせられてしまった参拝となったばい|・)