ハイヒールの功罪

こんにちは

寒くなったり、暖かくなったり、ややこしい日が続いてますね。風邪は引かれてないですか？


さて、

帰りの電車などでよく見かける、ハイヒールを履いた女性。多いですよね。

しかし中には姿勢を崩してしまったり、腰痛が出てしまう人も多いことでしょう。


ハイヒールを履きこなすには、腹筋やお尻の筋肉、足の筋肉を強くすることです。

これらの筋肉が弱いと膝や股関節が軽く曲がり、背中が丸くなりやすくなります。

骨盤も前方に回転しすぎて腰の反りが強くなり　（骨盤の傾斜が強いと、第五腰椎が

前に滑り落ちようとする負荷も増大し、周りの靭帯や椎間板・間節などには大きなストレスとなります）、

背骨の自然なＳ字カーブが崩れてしまうのです。

特に腰を後ろに反らすと痛みの出てしまう人にはハイヒールはお勧めできません。

なるべく踵の低い靴を選ぶようにしてください。

普段仕事などで履かざるをえない人は、なるべく腹筋やお尻の筋肉、足の筋肉を強化してください。


またハイヒールは外反母趾を誘発します。ヒールが高いほどつま先に体重がかかり、

先端が細いほどつま先の圧迫が強くなり、外反母趾になりやすくなります。

症状の度合いもありますが、指に１５度を超える角度の曲がりが出たら要注意でしょう。

極力ヒールの高さは押さえ、つま先に余裕のある靴を履くようにしましょう。


人はそれぞれ異なった体格・筋力をもっています。

そのためハイヒールが体に悪いか、と言われると一概には言えません。が、

少なくとも上記のことは考慮に入れていただけると良いと思いますよ。


確かにハイヒールをスマートに履きこなしている女性って、かっこいいですよね～！

これを読まれたハイヒール愛用の女性（男性も）の皆さんも、ヒールに負けない体

づくりしてくださいね！