”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

女性農業者対象に干し野菜研修会

2018-01-13 17:49:52 | 干し野菜

今日は、田園空間博物館 とうもんの里で、

いつもとは違う干し野菜講座をやらせていただきました。

   

対象となるのは女性農業者の皆さま。

干し野菜を販売につなげるにはどうしたらいいのか・・・というテーマで

研修会をやらせていただきました。

  

皆さんが悩んでいることは、

 ・干し野菜を販売してみたいが、自分自身干し方、使い方がわかっていないので

  人に勧められない。

 ・若い人にも興味を持ってもらうにはどうしたらいいの?

ということでした。

  

そこで、私が干した野菜や果物を見ていただきながら、

干し野菜の基本についてお話ししました。

 

今が旬でない野菜を食べられるのも干し野菜のおもしろいところ。

そこで、干しゴーヤと干しきゅうりを戻すところからお見せし、

調理デモを行いました。

   

  

試食は、こちら。

・切干大根のハリハリ漬け

・干し大根と豚肉のオイスターソース煮

・干したけのこのちらし寿司

・干し白菜の甘酢漬け

・干し金柑入りパウンドケーキ

   

持参した炊飯器の中身は・・・

・技のいらないきのこの炊き込みご飯

  

これに、調理デモで作った次の3品が加わりました。

・干しきゅうりの和え物

・干しゴーヤチャンプルー

・干しもやしと干しえのきの味噌汁(だしがいりません。)

    

「きゅうりを干すなんて・・・」と言っていた方も、

「こんなにおいしいとは!!」

「今年の夏は、みんな干しきゅうりだね。」と喜んでくださいました。

  

残ったお料理は、すべてお持ち帰りくださいました。(^^♪

  

さて、一番肝心な干し野菜を販売につなげるにはどうしたらいいのか?

すぐに食べられるドライフルーツは売れるのに、干し野菜に手が伸びないのは、

調理をしなければ食べられないから・・・。

それなら、食べ方の提案も含めた売り方をすればいいのではないか?

そこで、美的センスの全くない私が、こんな干し野菜セットを作ってみました。

簡単なレシピも添えました。

  

「このセットなら、干し野菜初心者でも使いやすいかも?」

「若い子も買ってくれそう。」

「いくらなら買うかな?」

など、色々な意見が出ました。

また、「干した白菜のおいしさは食べてみてわかったけど、

販売するとなると、見た目がちょっと悪いよね。」とか

「セミドライの干し野菜も、何とか売る方法はないかな?」

など、活発な意見が飛び交いました。

    

 

今回、一番勉強させていただいたのは私かもしれません。

素晴らしい機会を与えてくださった「とうもんの里」の名倉さま、

ご参加くださっただけでなく、慣れない調理室で私を支えてくださった皆さま、

本当にありがとうございました。

 

これからの「とうもんの里」のイベントで、

四季折々の干し野菜が登場しますように!!

  

コメント (4)
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