名牝ウオッカの初仔がお披露目!

２０１２年１１月１９日（月）、名牝ウオッカの初仔（牡１、父Sea The Stars）が吉澤ステーブル（北海道浦河郡浦河町）にてお披露目された。本馬は、１０月１３日に繋養されていたアイルランドのアガ・カーン・スタッド（注：アイルランドの本場名はギルタウンスタッド）を出発し、イギリス、オランダを経由して３１日に来日したのち、横浜での２週間の入国検疫を経て１１月１３日に吉澤ステーブルに到着していた。


写真：お披露目されたウオッカの初仔

母のウオッカは、２００７年のG1-日本ダービーを牝馬として６４年ぶりに優勝し、２００８年～２００９年の２年連続で年度代表馬を受賞した。牝馬として年度代表馬２年連続選出は史上初だった。引退後は、アイルランドのアガ・カーン・スタッドにて繁殖入りし、同スタッドに繋養されているSea The Starsと配合された。
Sea The Starsは、２００９年の仏G1-凱旋門賞などＧ１を６勝を挙げ、２０１０年の初年度種付料は８万５，０００ユーロに設定された。初年度に配合されたのは１４０頭で、前述のウオッカのほかに、凱旋門賞馬Zarkava、英オークス馬Look Hereなど錚々たる名前が並んでいる。

　<参考>
　　・Aga Khan Studs

by 馬市ドットコム