2011年2月15日(火)、新種牡馬としてハービンジャーとヴァーミリアンを迎えた「社台スタリオンステーション」(北海道安平町早来)にて、【社台スタリオンパレード2011】(種牡馬展示会)が開催された。
写真:スタリオンパレード会場(馬はハービンジャー)
写真:開場入り口(メイショウサムソンとチチカステナンゴの初産駒紹介パネル)
昨年同様に天候に恵まれた中、約700名の生産者・競馬関係者が集まり、午前11時半からパレードがスタートした。今年は、新種牡馬ハービンジャー(Harbinger)を先頭に、2010年度リーディングサイアーに輝いたキングカメハメハまでの計26頭が展示された。
展示順:ハービンジャー、ヴァーミリアン、スニッツェル、マンハッタンカフェ、ネオユニヴァース、ダイワメジャー、クロフネ、シンボリクリスエス、ゴールドアリュール、スペシャルウイーク、ジャングルポケット、チチカステナンゴ、メイショウサムソン、フレンチデピュティ、タニノギムレット、ダンスインザダーク、カンパニー、リンカーン、ファルブラヴ、ホワイトマズル、ヴィクトリー、サクラバクシンオー、ハーツクライ、ディープインパクト、ゼンノロブロイ、キングカメハメハ
※フジキセキは跛行のため展示されず。ウォーエンブレムは展示不可。サッカーボーイとトウカイテイオーは展示省略。
スタリオンパレード開催にあたり、吉田照哉氏より挨拶があり、「新種牡馬として迎えたハービンジャーとは、「良い知らせを持ってきてくれる使者」という意味で、桜の季節に良い知らせを持ってきてくれそうな馬だと思っています。キングジョージ6世&Qエリザベス(英G1)を大差で勝った馬ですので、その子供がまたアスコット競馬場のステージに挑戦し走ってくれることを期待しています。」と、本馬への期待を語った。
写真:吉田照哉氏とハービンジャー
パレードでは、現役時(約470kg)よりも約30kg増となる504kgの馬体で登場し、生産関係者からは「到着時のイメージからは幅も出て、デインヒル系のパワフルさが備わってきた印象で、随分と良くなってるね。動きも柔らかく、配合を考えたくなる種牡馬だね。」との声が聞かれた。既に150頭の種付申込があり事務局からは、「本日、パレード後の受付をもって満口となります。」と発表された。
本馬のサイズ:体高165cm、胸囲188cm、管囲20cm、体重504kg
⇒到着時のニュース
ハービンジャーは、父:Dansili、母:Penang Pearl(母父:Bering)という血統の5歳牡馬。キングジョージに圧勝した後、インターナショナルSに向けて調整中に左前脚の管骨を骨折。患部をボルトで固定する手術を施され、現役引退が発表されていた。競走成績は9戦6勝(G1-1勝を含め5つの重賞勝ち)。父のDansiliは、デインヒルの直仔で、現役時代はG1を勝ち切ることができなかったが、種牡馬としてレイルリンク(凱旋門賞)やパッセージオブタイム(クリテリウムドサンクルー)、ザンベジサン(パリ大賞典)などを輩出。2006年度には、フランスリーディングサイアーに輝いている。
【ハービンジャー】 ※新種牡馬
父Dansili 母Penang Pearl(母父Bering)
2011年度Fee:400万円(受胎確認後) 2011/2/15時点:Bookfull
競走成績:9戦6勝(重賞5勝、G1-キングジョージなど)
種牡馬成績:2011年より供用開始。初年度産駒は2014年度デビュー。
写真:ハービンジャー
写真:ハービンジャー
2番手に登場したヴァーミリアンの展示では、現役時に本馬を管理した石坂正調教師がマイクを握り、「2歳から8歳までずっと走り続け、G1を9勝してくれました。亡きエルコンドルパサーの貴重な後継で、スカーレット一族でもある本馬の産駒は必ず走ってくれるものと確信しています。」と、生産関係者に本馬を強くアピールした。
ヴァーミリアンは、父エルコンドルパサー、母スカーレットレディ(母父サンデーサイレンス)という血統の8歳牡馬。2004年10月に京都競馬場でのデビュー戦を制し、4戦目のラジオたんぱ杯2歳S(G3)で重賞初制覇。2005年11月には浦和記念(交流G2)でダート重賞初制覇を果たし、以後はダート戦線で大活躍、史上最多となるG1競走9勝など通算34戦15勝(重賞13勝、G1競走9勝)という成績をおさめた。
【ヴァーミリアン】 ※新種牡馬
父エルコンドルパサー 母スカーレットレディ(母父サンデーサイレンス)
2011年度Fee:50万円(受胎確認後)
競走成績:32戦15勝(重賞13勝、G1-ジャパンCダートなど)
種牡馬成績:2011年より供用開始。初年度産駒は2014年度デビュー。
写真:石坂正調教師
写真:ヴァーミリアン
写真:ヴァーミリアン
写真:大トリを務めたキングカメハメハ
Vol.2からは、展示された繋養馬の写真と種付料を50音順に掲載していく。
<種付に関するお問合せは>
社台スタリオンステーション
住所:北海道勇払郡安平町早来源武275
電話:0145-22-4581
⇒2011年度スタリオンパレードの様子[ Vol.1 | Vol.2 | Vol.3 ]
⇒2010年度スタリオンパレードの様子[ Vol.1 | Vol.2 | Vol.3 ]
⇒2009年度スタリオンパレードの様子[ Vol.1 | Vol.2 | Vol.3 | Vol.4 | Vol.5 ]
⇒2008年度スタリオンパレードの様子[ Vol.1 | Vol.2 | Vol.3 | Vol.4 ]
by 馬市ドットコム
写真:スタリオンパレード会場(馬はハービンジャー)
写真:開場入り口(メイショウサムソンとチチカステナンゴの初産駒紹介パネル)
昨年同様に天候に恵まれた中、約700名の生産者・競馬関係者が集まり、午前11時半からパレードがスタートした。今年は、新種牡馬ハービンジャー(Harbinger)を先頭に、2010年度リーディングサイアーに輝いたキングカメハメハまでの計26頭が展示された。
展示順:ハービンジャー、ヴァーミリアン、スニッツェル、マンハッタンカフェ、ネオユニヴァース、ダイワメジャー、クロフネ、シンボリクリスエス、ゴールドアリュール、スペシャルウイーク、ジャングルポケット、チチカステナンゴ、メイショウサムソン、フレンチデピュティ、タニノギムレット、ダンスインザダーク、カンパニー、リンカーン、ファルブラヴ、ホワイトマズル、ヴィクトリー、サクラバクシンオー、ハーツクライ、ディープインパクト、ゼンノロブロイ、キングカメハメハ
※フジキセキは跛行のため展示されず。ウォーエンブレムは展示不可。サッカーボーイとトウカイテイオーは展示省略。
スタリオンパレード開催にあたり、吉田照哉氏より挨拶があり、「新種牡馬として迎えたハービンジャーとは、「良い知らせを持ってきてくれる使者」という意味で、桜の季節に良い知らせを持ってきてくれそうな馬だと思っています。キングジョージ6世&Qエリザベス(英G1)を大差で勝った馬ですので、その子供がまたアスコット競馬場のステージに挑戦し走ってくれることを期待しています。」と、本馬への期待を語った。
写真:吉田照哉氏とハービンジャー
パレードでは、現役時(約470kg)よりも約30kg増となる504kgの馬体で登場し、生産関係者からは「到着時のイメージからは幅も出て、デインヒル系のパワフルさが備わってきた印象で、随分と良くなってるね。動きも柔らかく、配合を考えたくなる種牡馬だね。」との声が聞かれた。既に150頭の種付申込があり事務局からは、「本日、パレード後の受付をもって満口となります。」と発表された。
本馬のサイズ:体高165cm、胸囲188cm、管囲20cm、体重504kg
⇒到着時のニュース
ハービンジャーは、父:Dansili、母:Penang Pearl(母父:Bering)という血統の5歳牡馬。キングジョージに圧勝した後、インターナショナルSに向けて調整中に左前脚の管骨を骨折。患部をボルトで固定する手術を施され、現役引退が発表されていた。競走成績は9戦6勝(G1-1勝を含め5つの重賞勝ち)。父のDansiliは、デインヒルの直仔で、現役時代はG1を勝ち切ることができなかったが、種牡馬としてレイルリンク(凱旋門賞)やパッセージオブタイム(クリテリウムドサンクルー)、ザンベジサン(パリ大賞典)などを輩出。2006年度には、フランスリーディングサイアーに輝いている。
【ハービンジャー】 ※新種牡馬
父Dansili 母Penang Pearl(母父Bering)
2011年度Fee:400万円(受胎確認後) 2011/2/15時点:Bookfull
競走成績:9戦6勝(重賞5勝、G1-キングジョージなど)
種牡馬成績:2011年より供用開始。初年度産駒は2014年度デビュー。
写真:ハービンジャー
写真:ハービンジャー
2番手に登場したヴァーミリアンの展示では、現役時に本馬を管理した石坂正調教師がマイクを握り、「2歳から8歳までずっと走り続け、G1を9勝してくれました。亡きエルコンドルパサーの貴重な後継で、スカーレット一族でもある本馬の産駒は必ず走ってくれるものと確信しています。」と、生産関係者に本馬を強くアピールした。
ヴァーミリアンは、父エルコンドルパサー、母スカーレットレディ(母父サンデーサイレンス)という血統の8歳牡馬。2004年10月に京都競馬場でのデビュー戦を制し、4戦目のラジオたんぱ杯2歳S(G3)で重賞初制覇。2005年11月には浦和記念(交流G2)でダート重賞初制覇を果たし、以後はダート戦線で大活躍、史上最多となるG1競走9勝など通算34戦15勝(重賞13勝、G1競走9勝)という成績をおさめた。
【ヴァーミリアン】 ※新種牡馬
父エルコンドルパサー 母スカーレットレディ(母父サンデーサイレンス)
2011年度Fee:50万円(受胎確認後)
競走成績:32戦15勝(重賞13勝、G1-ジャパンCダートなど)
種牡馬成績:2011年より供用開始。初年度産駒は2014年度デビュー。
写真:石坂正調教師
写真:ヴァーミリアン
写真:ヴァーミリアン
写真:大トリを務めたキングカメハメハ
Vol.2からは、展示された繋養馬の写真と種付料を50音順に掲載していく。
<種付に関するお問合せは>
社台スタリオンステーション
住所:北海道勇払郡安平町早来源武275
電話:0145-22-4581
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