準決勝 第1試合
愛知県 × 神奈川県
愛知県選抜のスターティングメンバーが紹介された。
「続きまして、神奈川県のスターティングメンバーを紹介させていただきます。」
「#4 キャプテン 清田信長君」
「清田、聞いたことねぇな。」
と愛知PG天野。
(まぁ誰だってかまわねぇけどな。)
「#5 山岡拓真君」
「SGは陵南の山岡。不足なし。」
とSG河本。
「#8 黒川大蔵君」
「ん。」
(赤いのじゃないのか。)
と森重。
「#9 柳春風君」
「!!!!」
「!!!」
驚く愛知。
会場もざわついた。
「湘北の柳だと!」
「どういうことだ!!」
記者席。
「ツーガード!?」
「いや、今日は田岡監督、それはないはずよ。」
「#10 桜木花道君」
「桜木ーーーーーー!!!」
「赤坊主ーーーー!!!」
一際の歓声。
「トーーゼンだな。」
(やっぱり来た。)
少し嬉しそうな森重。
「桜木君をPFとして起用するようね。」
と弥生。
「神奈川のスタートがおかしいぞ!!!」
「Cが2人だーー!!」
「いや、それよりも高さが足りない!!!」
「どうする気だーーー!!!」
「簡単なこと。高さよりも速さを選んだってことだ。」
と愛知県の監督冨名腰。
「スピードのない愛知なら、例え低い清田、柳でも十分すぎるほどやれるはずだ。」
自信を覗かせる田岡。
「第1Qで決めるぞ!!」
「おぉーー!!監督、いつになく自信満々やでーー!!」
マネージャー席に座る彦一。
-----------------------------------------------
【愛知】赤
PG…#4 天野 之博 186cm/3年/名朋工業
SG…#5 河本純一郎 182cm/3年/名朋工業
SF…#10 金田 乙矢 188cm/3年/愛和学院
PF…#8 青木 哲哉 193cm/3年/愛和学院
C…#15 森重 寛 202cm/3年/名朋工業
【神奈川】白
PG…#9 柳 春風 172cm/2年/湘北
SG…#4 清田 信長 182cm/3年/海南大附属
SF…#5 山岡 拓真 185cm/3年/陵南
PF…#10 桜木 花道 196cm/3年/湘北
C…#8 黒川 大蔵 193cm/2年/陵南
-----------------------------------------------
「ジャンパー前へ。」
「デカ坊主、久しぶりだな。」
「そうだっけ。」
「1年ぶりだ。」
「あっそうか。」
「あの時の借りは返すぞ!」
「・・・。覚えてないけど。」
「!!とにかく、今日は勝つ!!」
「あっそう。」
「始めます!」
(ちぃ、張り合いのねぇやろうだ。)
ジャンプボールに備える両者。
「まずは、先制攻撃だ!!!」
『シュ!』
審判がボールを放った。
「フン!!」
『ダン!!』
『バチン!!!』
「!!!!」
(なぬ!)
「!!!!」
(おっ!)
両者は勝てると予測していたが、互角でのジャンプボール。
「桜木すげーーー!!」
「森重も今日は跳べているぞーー!!」
ルーズとなって、高く舞うボールを。
『パシ!』
PF青木が奪った。
すぐに、PG天野へパス。
「さっさと決めようぜ。」にや。
「させるかよ。」
と清田。
神奈川はマンツーマンで対抗する。
天野と清田、河本と柳、金田と山岡、青木と黒川、そして森重と桜木。
オフェンス時には、柳がPGを務め、SGに清田、Cには黒川が入り、桜木がPFを務める作戦。
「やっぱり、こうしてマッチアップしてみると、みんなが小さく見える。」
と心配そうな晴子。
『グッ!!』
『ガツ!!』
(こいつ・・・。また重くなってやがる。)
「また太りやがったな!デカ坊主!!」
「ん。少し。」
『ダムダム!!』
『キョロキョロ。』
トップの天野の目が動く。
(森重へのパスの経由先を探している。)
「山岡!柳!!パスを入れさせるな!!」
「了解!!」
「っす。」
(ちまちまやってられるかよ。)
と天野は、リングに向かって、ボールを投げつけた。
(まずは、挨拶だ。)
『ビィ!!』
「!!!」
「!!」
(直接、ゴール下!!)
「さぁ、ヒロシ、かましてやれ。」
にやりと笑う冨名腰。
『ダン!!』
「赤毛猿!来るぞ!!」
「きやがれ!デブ坊主!!!」
『パシ!!』
天野から森重へのパスが通った。
「いきなり森重君だーーーー!!!」
と中村。
『ダン!!』
森重、勢い良く着地。
と同時に。
『クル。』
「!!!!」
高速のスピンムーブ。
それは、森重の体から想像できぬ速さであった。
「・・・。」
「速いわ!!」
(速ぇ!!)
『ダム!!』
『ダン!!』
『ドガッ!!!』
流れるような一連の動作。
桜木が完全に振り向いたとき、すでに森重は片手でリングを掴んでいた。
「・・・。」
「・・・。」
『ギシギシギシ・・・。』
リングを掴みながら、森重が言葉を発する。
「おっちゃんが、今日は全力でやっていいって。」
「なぬ!」
「少しは楽しませてよ。」
「なっなんだと!」
開始早々に見せた森重のワンハンドダンク。
愛知の怪物こと森重寛が全力で神奈川を踏み倒しにかかる。
愛知 2
神奈川 0
続く。
愛知県 × 神奈川県
愛知県選抜のスターティングメンバーが紹介された。
「続きまして、神奈川県のスターティングメンバーを紹介させていただきます。」
「#4 キャプテン 清田信長君」
「清田、聞いたことねぇな。」
と愛知PG天野。
(まぁ誰だってかまわねぇけどな。)
「#5 山岡拓真君」
「SGは陵南の山岡。不足なし。」
とSG河本。
「#8 黒川大蔵君」
「ん。」
(赤いのじゃないのか。)
と森重。
「#9 柳春風君」
「!!!!」
「!!!」
驚く愛知。
会場もざわついた。
「湘北の柳だと!」
「どういうことだ!!」
記者席。
「ツーガード!?」
「いや、今日は田岡監督、それはないはずよ。」
「#10 桜木花道君」
「桜木ーーーーーー!!!」
「赤坊主ーーーー!!!」
一際の歓声。
「トーーゼンだな。」
(やっぱり来た。)
少し嬉しそうな森重。
「桜木君をPFとして起用するようね。」
と弥生。
「神奈川のスタートがおかしいぞ!!!」
「Cが2人だーー!!」
「いや、それよりも高さが足りない!!!」
「どうする気だーーー!!!」
「簡単なこと。高さよりも速さを選んだってことだ。」
と愛知県の監督冨名腰。
「スピードのない愛知なら、例え低い清田、柳でも十分すぎるほどやれるはずだ。」
自信を覗かせる田岡。
「第1Qで決めるぞ!!」
「おぉーー!!監督、いつになく自信満々やでーー!!」
マネージャー席に座る彦一。
-----------------------------------------------
【愛知】赤
PG…#4 天野 之博 186cm/3年/名朋工業
SG…#5 河本純一郎 182cm/3年/名朋工業
SF…#10 金田 乙矢 188cm/3年/愛和学院
PF…#8 青木 哲哉 193cm/3年/愛和学院
C…#15 森重 寛 202cm/3年/名朋工業
【神奈川】白
PG…#9 柳 春風 172cm/2年/湘北
SG…#4 清田 信長 182cm/3年/海南大附属
SF…#5 山岡 拓真 185cm/3年/陵南
PF…#10 桜木 花道 196cm/3年/湘北
C…#8 黒川 大蔵 193cm/2年/陵南
-----------------------------------------------
「ジャンパー前へ。」
「デカ坊主、久しぶりだな。」
「そうだっけ。」
「1年ぶりだ。」
「あっそうか。」
「あの時の借りは返すぞ!」
「・・・。覚えてないけど。」
「!!とにかく、今日は勝つ!!」
「あっそう。」
「始めます!」
(ちぃ、張り合いのねぇやろうだ。)
ジャンプボールに備える両者。
「まずは、先制攻撃だ!!!」
『シュ!』
審判がボールを放った。
「フン!!」
『ダン!!』
『バチン!!!』
「!!!!」
(なぬ!)
「!!!!」
(おっ!)
両者は勝てると予測していたが、互角でのジャンプボール。
「桜木すげーーー!!」
「森重も今日は跳べているぞーー!!」
ルーズとなって、高く舞うボールを。
『パシ!』
PF青木が奪った。
すぐに、PG天野へパス。
「さっさと決めようぜ。」にや。
「させるかよ。」
と清田。
神奈川はマンツーマンで対抗する。
天野と清田、河本と柳、金田と山岡、青木と黒川、そして森重と桜木。
オフェンス時には、柳がPGを務め、SGに清田、Cには黒川が入り、桜木がPFを務める作戦。
「やっぱり、こうしてマッチアップしてみると、みんなが小さく見える。」
と心配そうな晴子。
『グッ!!』
『ガツ!!』
(こいつ・・・。また重くなってやがる。)
「また太りやがったな!デカ坊主!!」
「ん。少し。」
『ダムダム!!』
『キョロキョロ。』
トップの天野の目が動く。
(森重へのパスの経由先を探している。)
「山岡!柳!!パスを入れさせるな!!」
「了解!!」
「っす。」
(ちまちまやってられるかよ。)
と天野は、リングに向かって、ボールを投げつけた。
(まずは、挨拶だ。)
『ビィ!!』
「!!!」
「!!」
(直接、ゴール下!!)
「さぁ、ヒロシ、かましてやれ。」
にやりと笑う冨名腰。
『ダン!!』
「赤毛猿!来るぞ!!」
「きやがれ!デブ坊主!!!」
『パシ!!』
天野から森重へのパスが通った。
「いきなり森重君だーーーー!!!」
と中村。
『ダン!!』
森重、勢い良く着地。
と同時に。
『クル。』
「!!!!」
高速のスピンムーブ。
それは、森重の体から想像できぬ速さであった。
「・・・。」
「速いわ!!」
(速ぇ!!)
『ダム!!』
『ダン!!』
『ドガッ!!!』
流れるような一連の動作。
桜木が完全に振り向いたとき、すでに森重は片手でリングを掴んでいた。
「・・・。」
「・・・。」
『ギシギシギシ・・・。』
リングを掴みながら、森重が言葉を発する。
「おっちゃんが、今日は全力でやっていいって。」
「なぬ!」
「少しは楽しませてよ。」
「なっなんだと!」
開始早々に見せた森重のワンハンドダンク。
愛知の怪物こと森重寛が全力で神奈川を踏み倒しにかかる。
愛知 2
神奈川 0
続く。
また変なことをいいますけれど、だれかがシュートを打ったときは外した時でも合間を入れたらいいと思います。
「あっという間にゾーンを切り裂いた」
とか書いて、そのあとに
「バス」
とか
「ドガアアアアアアアアアアアアアア」
とか
「ガン」
とか効果音を入れた後で、
さらに
「〇〇が初めてシュートを決めた」
といったナレーションをいれてみたらどうかと思います。
画がないので漫画のようには伝わらないので
それで、この後に監督だとか観客席にいるだれかとか記者とかのコメントをいれたらいいと思いました。
「〇〇が決めたーーーーーーーーーーーーー」
とか
「おいおい――今のはスゲエぞ」
そして選手同士の心情などを組み込んでいけば・・
もちろん毎回楽しくよまさせてもらっていますよ。。続きが早くよみたいぞおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
\(^o^)/
桜木も全力で挨拶をしてやれ!
愛知の怪物が森重なら
神奈川の怪物はもちろん桜木だ!
森重をどこまで押さえられるか注目ですね。
確かに伝わりにくい部分は多々あると思いますね。もっとわかりやすいように文章の改善を行っていきます。
助言ありがとうございました。
桜木さん
森重には桜木!
桜木には森重!
名勝負の一つになること間違いなしですね。
センドーさん
みなさん、桜木の活躍を期待されていると思うので、そこをふまえながらと思っています。