西向きのバルコニーから

私立カームラ博物館付属芸能芸術家研究所の日誌

今年最後の「カームラ・Kを探せ!」

2006年12月31日 01時16分00秒 | Weblog
 さて今年最後の日記は、「カームラ・Kを探せ!」の2連発で締めくくり。


●『ボスのいちばん長い日』
山田雅史監督。ぴあフィルムフェスティバル先付け映像。
山田作品では、既に刑事がハマリ役となった(?)私!

http://www.youtube.com/watch?v=S04tOh9B5nY


●千鳥饅頭の千鳥屋CM(正確にはインフォマーシャル)
谷崎潤一郎の『細雪』をイメージした、オール神戸ロケ作品。
筆を走らせる私の手と、女性の2ショットシーンが私の肩越しに……。顔は映っていません(泣、笑)。
ABC朝日放送でのみ(午前中に)流れる、関西ローカルCM。
大阪戎橋北詰、心斎橋筋北東角の土産物店「寛永堂千鳥屋」の店頭モニターTVでもご覧いただけます!


 TV、映画……、来年はもっともっと数多くのシーンに登場して、たくさんの皆さんに目撃していただけるよう頑張ります! 今後とも多方面で、私カームラ・Kをお探しくださいますよう、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

 以上、私、独身生活最後の日記でした。

経口感染

2006年12月29日 04時59分00秒 | Weblog
 ちょうど10年前の今頃、私は四国は香川県高松市内の、とある病院のベッドの上にいた。


 その年の夏、雑誌に出ていた、高松に開局する地元コミュニティFMラジオのパーソナリティの募集広告に応募。見事オーディションに合格して、早速10月には高松に単身住み込み、開局の準備に追われていた最中の出来事であった。

 最初は喉の痛みから始まり、やがて高熱が出て、解熱剤も効かなくなった。まずは耳鼻咽喉科の病院に入院して様子を見たが、数日経っても治る気配がない。そして血液検査の結果、肝臓の数値が異常に上昇していることが判明。すぐさま県立病院へと転院させられた。

 病名は「伝染性単核球症」。口から入ったウイルスが、やがて体中をを回り、最後には肝臓細胞を侵すというもの。
 後に調べてみれば、比較的九州四国地方に多く見られる病気で、子供の頃に罹れば軽症で済むが、大人になってから罹ると肝臓までやられ重症になるケースも多いという、まるで風土病のような麻疹(はしか)のような病気であった。
 しかしながら医者が「嵐のように来て嵐のように去っていく病気」と表現したように、幸い命に別状はなく、1ヶ月弱で退院することは出来たのであるが、単身見知らぬ土地の病院のベッドで不安な年末年始を過ごすことになった、苦い思い出である。

 果たして経口感染の原因が、飲み物の回し飲みだったのか、それとも女性とのキスにあったのか……、その詳細は定かではない。しかし私はそれ以来、回し飲みや回し食いをすることだけは、極力避けるようにしている。例え「カームラさんて神経質な方ですね」と言われるようなことがあったとしても……。


 今年も先日、インフルエンザの予防接種を受けた。一方で今年は、ノロウイルスなるものが猛威を振るっていると聞く。ウイルス感染の怖さを知っている私としては、とても他人事とは思えなく、心配である。

8ヶ月の壁

2006年12月28日 10時02分00秒 | Weblog
 私がこれまでにお付き合いした女性は3人。

 振り返ってみれば、何故か3人とも、その交際期間は8ヶ月と短期間で終わってしまっていた。そして……。

 婚約者と付き合い始めたのが、今年4月。それからちょうど8ヶ月経って、12月になった。
 そうして1月で9ヶ月……。ようやく8ヶ月の壁というジンクスを克服しようとしている。

 ジンクスの克服が、結婚に直結したのである。やれやれ、良かった!!

日の丸+星条旗÷2=?

2006年12月27日 11時02分00秒 | Weblog
 某スーパーレジ横での、40歳代男性同士の会話。


「あの旗、面白いデザインですなあ、日米合同軍の旗……」
「君何言うてんねん! あれは軍艦旗とか海軍旗とか言うて、日露戦争で日本が勝ったときからある、伝統的な旗やで!」
「え? そうやったんですか?」


 まあ今の時代この旗と言えば、右翼の旗とか思ってしまっている人も多いかもしれない。しかし「日米合同軍の旗」とは……、恐らく米軍と自衛隊の合同演習を伝えるTVでも見て、そう思ったのであろうが……。
 確かに、日の丸+星条旗÷2=、に見えなくもないが……(笑)。

 ちなみに軍艦旗、海軍旗については……。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BB%8D%E8%89%A6%E6%97%97

理解にクルシミマス

2006年12月26日 01時16分00秒 | Weblog
 電車内での、男子高校生同士の会話。


「今日はクリスマスやなあ」
「お前何言うてんねん!? クリスマスは昨日やないか」
「何でやねん、昨日はクリスマス・イヴやんけ」
「そやから、クリスマス・イヴがホンマの言い方で、それを省略してクリスマスっちゅうねやがな!」
「???」


 この時期、恐らく学校は冬休みに入っている筈であろう。ということは、部活でなければ、彼らは補習授業か、話題の未履修授業を受けている生徒だろうか……?

 いずれにせよ、ちょっとばかし勉強の足りない生徒クン達であろうことは、間違いないようだ。お勉強、頑張ってね!!

BAKUDAN妻

2006年12月25日 00時48分00秒 | Weblog
 年明けに撮影が始まる学生映画の中で、多少危険ともとれるシーンがある。スタッフとの話し合いでは、安全面には充分配慮している、とのことだったが、まあ実際問題撮影現場へ行って見てみないことには、その詳細は分からないというのが実情であり、確かに不安が残らないでもない。

 そのことを台本を見て知った私の婚約者は、顔色を変えてこう言った……。
「もしちょっとでも貴方に怪我でもさせたら、○○大学に爆弾投げ込みに行ってやるからね!!」

 彼女は、仕事で某特撮関係の会社に出入りしていた経験もあり、爆弾のひとつやふたつ作ってくれそうな方々との交流も多いだけに、本当にやりかねないから……、怖い。


 おお、実に頼もしき我が婚約者なり! DOKKAAA~N!!!

来たのだ!

2006年12月22日 00時33分00秒 | 関西ですねん!
 南海電車高野線に「北野田」という名の駅がある。

 電車がこの駅に停車すると、子供らのこんな叫び声が、時々聞こえる。
「北野田に来たのだ~!!」

 昔仕事で、毎週数回和歌山までこの電車を利用して通っていた時には、毎度毎度のそんな子供の叫び声に、分かっていながらついつい不覚にも、いつも吹き出して笑ってしまう私だった。全く馬鹿馬鹿しいダジャレギャグに過ぎないのであるが……。
 未だにこの北野田駅を通過する度、ついニヤリと微笑んでしまう私である。


 さてさて私の独身生活も、残すところあと十日ほど。いよいよ来るとこまで来たのだ~!!

検査結果は良くなれど

2006年12月21日 01時37分00秒 | Weblog
 先月の血液検査で、肝臓の数値が上昇傾向だったこともあり、昨日改めて病院へ行き、血液検査と同時に超音波(エコー)検査も受けてきた。

 結果はまずまず、と言ったところ。相変わらずの脂肪肝であり、前回は検査の数日前に酒を飲んでいた影響からか、数値が上がったものと見られる。だがその後アルコールを控えていたお陰で、今回数値は下降傾向で、正常に戻りつつあるということであった。

 ああ、それにしても正直でデリケートな我が肝臓君よ。ちょっとアルコールが入るだけで、たちまち敏感に検査結果を悪化させてしまうとは……。


 この調子では忘年会への参加も、やはり無理かな~? ま、ノンアルコールで参加するといった手もあるにはあるが……。あ~あ、なんかつまらんな~!!

夜も眠らず昼寝して

2006年12月15日 17時27分00秒 | Weblog
 昨夜から早朝にかけて、徹夜作業で年賀状の印刷をした。徹夜とは言え、ヒマな私はそれから昼過ぎまでぐっすり眠ったのであるが……。

 昔は、兄がデザインした図柄を自ら版画やスパッタリングで、一枚一枚丹念に描いていたのだが、さすがに多大な時間と労力を費やす為、ここ数年はPCという文明の利器を使用して、兄の原画を私が印刷するというパターンになっている。
 宛名書きも、昔は母が二晩三晩徹夜して一枚一枚書いていたのだが、これまた87歳の母の負担を軽減する為にも、私がまとめて印刷している。

 今回印刷したのは75枚。その大半は母の友人知人に出すもの。以前はもっともっと枚数が多かったのだが、母の年齢ともなると、既に亡くなった方や認知症になってしまった方なども徐々に増え、随分と枚数も減ったというのが現状である。

 
 そして私の分はと言うと……。
 ここ数年は、いただいた方だけにしか出さないという、いささか失礼な出し方をしてしまっていたが……。さて今回は1月1日に入籍、つまりは結婚をすることもあり、その元日の2ショット写真を年賀状に載せるべく、やはり今年も、投函するのは年が明けてからということになりそうである。
 もし私の年賀状をお待ちいただいている奇特なお方がいらっしゃれば、今しばらくお待ちくだされ。

午前3時のぶっかけうどん

2006年12月12日 12時43分00秒 | Weblog
 1月1日入籍、4月上旬挙式……。結婚が徐々に具体化していく。一方、仕事の予定はといえば、年明けに撮影の学生映画が2本のみ。どちらもあまり収入は期待できない。先行き不透明な結婚生活を考えると、どうしても眠れなくなる。


 午前3時。パソコンをぼんやり眺めながら起きている私を見て、母がぽつりと言った。
「うどんでも、食べるか?」
「何時やと思うてんの? 今、夜中やで!」
「我が家なんやから、何時でもかまへんがな」
「……ほな、いただこうか?」

 数分後、丼に熱く茹でられたうどんが出てくる。その上に、刻みネギ、おろし生姜、大根おろし、天かす、かつお節、わさび少々をのせ、生卵を割り込み、だし醤油をかけて掻き混ぜれば、私の大好物の「ぶっかけうどん」のでき上がり。


 深夜に母の作ったうどんを食べられるのもあと数ヶ月……。色々と想いを巡らせながらうどんを啜る。母の温かいうどんが冷えた体を温め、そしてそれは私の目頭までをも、熱くさせた……。