真実と幻想と創価学会

創価学会について色々書いています。ほぼ毎週日曜更新。

週刊ダイヤモンド 「創価学会と共産党」より その3

2016-08-21 23:05:52 | 週刊ダイヤモンド 創価学会

その1、2の記事と今回の記事はセットです。

最初の記事はコチラ→週刊ダイヤモンド 「創価学会と共産党」より その1

完全解明
「学会の本当の経済力」 より

出版社から葬儀まで幅広く手掛ける
創価学会を取り巻く関連企業の“コングロマリット”

 さらに信濃建物総合管理の株主には、学会の広報映像を製作したり、東映や松竹などと映画製作を手掛けてきたシナノ企画がいる
 他にも、聖教新聞社を主力媒体とする広告代理店の東弘や学会施設の建築設計を一手に担うとされる創造社、学会関連の出版物を販売する「博文堂書店」を運営する東西哲学書院、学会独自の葬儀である友人葬・家族葬を担う富士白蓮社、障害者雇用を進めるために設立されたさくらサービスなど、その顔触れは実に多彩だ。
 学会の人材育成の役割を果たす創価小・中・高校を運営する創価学園も、聖教新聞と同じ主任副会長がトップを務める重要法人だ。
 関連企業のトップに現役副会長や元本部職員なども就いている。就任は「各社の事情による」(学会広報室)が、身内で固められ、強固なつながりを持つ連合体であるのは確かだろう。

ところで富士白蓮社での葬儀は家族葬も扱っているんですか。てっきり友人葬専門だと思っていました。家族葬の需要があるのですね。まあ、一家揃って学会員というわけではないご家庭もあるでしょうから。

株主ばかりか、それぞれ企業のトップが学会の副会長だったり幹部だったりという関連企業群ですが、そもそも「関連企業」と称することに違和感を覚えます。

その1の時から書いていますが、これらは「各企業」ではなく、全てが一体モノとして見るべきでしょう。

トップの就任が「各社の事情」とか言っているようですが、「各社」というあたかも別個の存在のように誤魔化せるレベルを超えています。

「各社の事情」ではなく全ては「創価学会の事情」と見てしかるべきでしょう。

何故その辺を誤魔化したがるのか。たとえば私の母親も聖教新聞社は学会とは全く別の会社(新聞社)であるとずっと思っていたようで、過剰とも思える販促も「会社だから利益を上げるために必死なんやろう」と理解を示していました。アホとしか言いようがありません。

「アホか」と言いたいところを我慢してw「いや、聖教新聞社は独立した会社じゃない。創価学会の機関紙発行部門や。だから宗教法人の軽減税率も受けてる。聖教新聞を売るということは、創価学会の利益にしかなってないねんで」と言うと大層ビックリしていました。長年信じ込んでいたんですねぇ。

ちょっと前にコメント欄で書かせて頂いたことですが、私の母親だけじゃないと思うんですが学会員さんの中には創価学会という清廉潔白な宗教団体が「金儲け」などという俗なことを考えているワケがない、と思っている方たちがいるようで。そういった方々の幻想を守って学会の信用を損なわないためには、あくまで「金儲け」する企業は別個の存在、としたいのでしょうか。

まあ普通に営業利益の問題もあるんでしょうが。

その学会の方針をこれらの記事を見た人が鵜呑みに出来るでしょうかね。鵜呑みできなきゃ信心が足りない、といったところなのでしょう。

さて、たまに覗いてみたくなってしまう、ある意味「ハマってしまっている」とも思える元職員3名のブログ

なんと暴露本・告発本のようなものを出版するようです。買いたくないけど読んでみたいですねw

先の参院選のことも記事にしているようなのですが(上記のリンク先の記事です)、その中で思わず首を捻ってしまうような記述が。

公明党の山口代表のことなんですけれど、新聞記者から池田名誉会長の意見を聞かれて「直接伺う機会がないので知りようがない」と答えたとか。確か池上さんの選挙特番のインタビューでも同様のことを言っていましたね。

そしてタテマエ的ではあるが、そりゃ当然そう答えるしかないわな~、というようなことをこのブログで書いたと思います。

テレビや新聞で「ハイ、池田名誉会長はこうこうこう仰せです。なのでその通りにしました!」などと公党の代表が言うわけがないし、言ったら大問題で党の存続にも関わることでしょう。

学会員さんたちがこれら山口代表の発言を取り立てて問題視していないのも、アンチブログなどで「嘘ばっかり!」などと糾弾されていないのも、それら大人の事情を理解しているからと言えましょう。ていうか常識の話です。

しか~し!あの3名にかかればこの発言は大問題のようで、何でも師を師とも思っていない誤魔化しなのだとか。

そりゃあんたらに山口代表の「師」が誰かなんて分からんがな(いや、決まりきってはいるけど他人が言うか?)。決め付けるのは学会員さんたちのいけない特徴のひとつですよね。

まあ、その上で学会では公明党応援を振りかざしているのが許せないのだとか。

いいのかそれで?元職員さんたちの言う通りにすれば、政教一致の批判は免れえないし、それこそさっきも書いたように党存続の危機にまで陥ることになるのは目に見えています。

この方達の主張があくまで「理想」として読めるならばまだしも、文面から見るに本気も本気、大マジなんですよ。

何だか学会職員としてもちょっとアレだったのかなぁ・・・なんて今更になって、学会本部の方を同情してしまったりw

いいですか、チラ見なんですよ。あのブログ。それでもこれだけ突っ込みどころが満載って、ちょくちょく見に行きたくなってしまう私の気持ちが分かって頂けるでしょう。

というわけで、本日はここまで。

前回ちらっと書いたようにヨコヅナとシロにゃんのワクチン接種に行ってきたのですがね。我が家最重量級のこのお二方。

揃って体重7キロの大台に!・・・いや、去年もそれくらいあったんですがねw

日本猫の雑種(雄)で5キロ台ぐらいが平均でしょうかね。二匹ともガタイがいいので太りすぎ、とまではいかないんですが、これ以上は要注意ですね~。